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パスタ パスタ ♪

pasta_20090210033948.jpg

面白い記事を見つけたのでご紹介。1700年代にイタリアのファーストフードとしてパスタが登場してから約300年。最初は庶民の、特にナポリでは街角で茹でたパスタにチーズと胡椒をシンプルに和えたものが売られていました。その当時は手で食べていましたが、ジェンナーロ・スパダッチーニなる人が4つの歯を持つフォークを使い始めてから、貴族の間でもパスタが広まったそうです。

現在のイタリアでは、パスタ文化がなかったフィレンツェを含めて、全土でいろいろなパスタの種類を食べれますが、50年代から序所に増えていったレシピらしいのです。

例えば、
50年代:
マカロニのラグー(ミートソース)和え

60年代:
ブカティーニ(中が空洞のロングパスタ)のアマトリチャーナ和え

スパゲッティ・アラ・プッタネスカ
(ケッパーとベーコンとペコリーノチーズをトマトソースで煮込んだもの)

70年代:
ペンネ・アラ・アッラビアータ
(ニンニクとトウガラシで和えたパスタ)

80年代:
アーリョ、オーリオ・エ・ペペロンチーノ
(ニンニクとトウガラシで和えたパスタでも、こちらはロングパスタ)

ファルファッレ・アル・サルモーネ
(蝶々の形のパスタをスモークサーモンと生クリームのソースで和えたもの)

90年代:
ペースト・ジェノヴェーゼ
(バジリコ、松のみ、パルミジャーノのソース)

インサラータ・フレッデ・ディ・パスタ
(夏に食べる、フレッシュトマトとバジリコにオリーブオイルなど、熱を通さないサラダ感覚のパスタ)

00年代:
トンノ・スコッタート・コン・アチェートバルサミコ・エ・ヴェルドゥリーネ・ディ・スタジョーネ 長い名前じゃ。
(焼いたマグロにバルサミコ酢と季節のお野菜を合わせたソースで和えたパスタ)

などなど。ほ~。年代ごとのイタリア人の嗜好が分かります。トマトソースがメインのものから、トマトソースを使わない白パスタ、そして年代を追うごとに野菜がパスタのソースとして序所にランクを上げています。だんだんヘルシー嗜好になっているんですね。みなさんはどんなパスタがお好きですか?

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参考文献:NEWS by Esselunga

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[ 2009/02/10 04:50 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

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