メリークリスマス!

今年はいつも一緒にお祝いする家族が二手に分かれて、
うちでは、おじさん、主人の弟、わたしたちの4人でのランチ会。
アントニオおじさんは、95歳。完全に自炊で一人暮らし。
超個性的で面白いおじさん。
大雨の予報だったから、車で迎えに行ったのに、
予報が大きく外れて青空になったら、歩いていくと言い出し、
すったもんだの果てに、なだめて、ようやく車で到着。
そのあいだに、ワインは着々と飲み頃に。
2005年のブルゴーニュはニュイサンジョルジュの赤ワイン。
ピノ・ノア〜ル。
朝から抜栓してゆっくりと空気を含ませることに。
見よ、コルクの状態。15年前とは思えぬほど、しっかりしている。

なんともエレガント。
ブルゴーニュの赤ワインは
貴婦人もしくはお嬢様ですね。
果実の熟した味を想像していたけど、
フレッシュ感が全面にでていて驚いた。
タンニンと酸味と香りのバランスが素晴らしい。
去年亡くなったマンマ、おじさん、主人、主人の弟が
2005年にフランスを旅行したときに購入したワイン。
マンマの思い出の一本をクリスマスに開けれてよかった。
イタリアのクリスマスのランチって、どんなの?
我が家はこんな感じ。
前菜:ズッキーニのフラン。トマトのムース添え。
プリモ:ラザニア
セコンド:鶏の丸焼き。ポタテのオーブン焼き。
ドルチェ:パンドーロ&パネットーネ

23日に中央市場で肉類を購入。
ラザニアに入れるミートソースの肉は2種類の塊肉を買ってきて、
包丁で細かく切ってミンチにしました。
ラザニアの位置付けって、日本のお寿司感覚に似ている。
イベントのとき、特別な日に食べる料理。
ラザニアが牛肉なので、
セコンドも赤肉だと胃がもたれそうなので鶏肉に決定。
この鶏肉、頭付きのを買ってきた主人。
羽根もうっすら残ってた。
魚は平気だけど、鶏の頭をバンって、
わたし慣れてないから

冷蔵庫に、鶏の内臓と頭と首が入っている。
うげげ。
内臓はいいけど、頭と首はどうするんだろう。
今晩は、あまりの鶏肉を細かくして鶏サラダかな。
最後に、ドルチェ。
パンドーロもパネットーネも両方食べました。
今回は、ドルチェ専門店で購入したもの。
スーパーのとは、味が違う。
食べたあとの独特の苦味の代わりに、
卵の味がする。
コープのフィオルフィオーレという自社ブランドがあるけど、
これは、数あるスーパー商品のなかでも美味。
1月になると3ユーロくらいに値下がりするはずなので、ただいま待機中。
日本は年末年始でまさに師走時期突入ですね。
こちらも、日本ほどではないけど、
それなりに師走感があり、なんとなく落ち着かない。
体調に気をつけて、
あともう少しの2020年を乗り切りましょう!
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