ここは、とあるお店のショーウィンドウ

色鮮やかで派手!
シシリアのドルチェ(お菓子)
もちろん本物。
す〜っっっごく甘そうで、
脳天に響きそう。でも、
ちょっと味見もしてみたい。
クリスマスのディナーがテーマなのか、
お菓子と果物がこんもり盛られたテーブルには、
赤い薔薇と白いろうそく。

道ゆく人々の声。
「キッチュねー」
「まあ、本物のドルチェと果物だわ」
「今年もおでましね」
ショーウインドウを見る人の表情いろいろ

マイナーチェンジはしつつも、
自分たちのアイデンティティを貫き通す

ドルチェ&ガッバーナのショーウィンドウ
ドメニコ・ドルチェと
ステファノ・ガッバーナの
二人の名前を合わせた
ドルチェ&ガッバーナ。
ドメニコ・ドルチェが
シシリア出身であることから、
シシリアをテーマにした作品も多し。
ゆえに、
クリスマスのディスプレイもシシリア風。
そして、フィレンツェにとって
今年のドルガバは重要な存在。
来年の春夏コレクションのショーの開催地は
フィレンツェだったのです。
ジュエリー、アクセサリー、刺繍生地、小物、etc...、
それらをフィレンツェの職人工房に注文し、
量産では表現できない、
人の手により作られる
精巧でかつ、温かみのある作品が
随所に見られるショーになりました。

Photo by Instagram (Dolce & Gabbana)
イタリア人って、国際的に活躍していても、
自分や、両親の故郷をルーツにしている人って
すごく多いと思う。
そして、そこに誇りを持っている。
フィレンツェのクリスマス #3
ルミナリエ で紹介した、
ディオールのクリエイティブ ディクレター
マリア・グラツィア・キウリしかり。
経済がなんたら。とか、
失業率がなんたら。とか、
サッカーと政治が一緒。
とか、
イタリアは、負のイメージもたくさんあるけど、
使い古された言葉になってしまうが、
太陽の光と陰のように、多くの負を補うほどの
美しくピュアで、
歴史や伝統を守ろうとする誇りが
あるんじゃないかなぁ。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。



良い1週間を!
***
フィレンツェで開催されたドルチェ&ガッバーナの
メンズとレディースのコレクション
Youtubeより
https://www.youtube.com/watch?v=HHW8nAR1dvQ
https://www.youtube.com/watch?v=TDSzon95cGU
***
以前にブログで紹介した
同じテーマのお話はこちらから。
フィレンツェの市庁舎。ヴェッキオ宮殿。
https://ameblo.jp/florence-yoko-italy/entry-12631779017.html
フィレンツェ職人の作品展示
https://ameblo.jp/florence-yoko-italy/entry-12632743830.html
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