ここ数年、イタリアでぐんぐん成長を続けている日本の果物。
オリジナルは日本だけど、生産はイタリア。
食べ物に関しては特に保守的なイメージがあるけど、極東の果てのアジアの果物を作ってみようというイタリア人もいるらしい。
流れ出すかのような盛り盛りのデイスプレイ。

イタリアには、みかんとゆずの中間のような味を持つ、クレメンティーノという果物があるから、みかんは、親戚筋みたいな感じで、受け入れやすいのかも。
1キロ1.98ユーロ。250円くらい。 MIAGAWA (ミアガワ)という品種らしい。
しかも、Italia Buccia Edibile と記載がある。「皮も食べれますよ。」という意味。無農薬かな。 ピールにするときは、この表示ものもを購入するようにしています。レモンも同様。

そして、こちらは柿。もちろん、イタリア産。
イタリアで売られはじめた頃は、ぐちゅぐちゅの熟れた柿しかなくて、かりかり柿が好きなわたしは、なぜだ!と心のなかで異議を唱えていたが、ようやく、日本で普通に売られている普通の柿がお目見えしました。
イタリア語で KAKI または KACHI。基本的に単語の最後が『 i 』だと複数形の表現になるので、柿一個を表すときに、 KAKO または KACO と言う人もいる。
イタリア語はそのままカタカナ読みができるので、「カコ」。初めて耳にした時は、ええっっっ! と衝撃を受けたものだ。
ぐちゅぐちゅの柿は KAKI だけど、熟すまえの食べごろの柿は、KAKI MELA (カキメーラ)と呼ばれています。メーラはりんご。 りんごのような柿。
輸入モンには、中国人は漢字で表すけど、イタリア人も、独自のネーミングをつける文化があるのです。
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