中心街でのサクっとランチは、
パニーノだったり
切り売りピザだったり
パスタだったり
でも、いつもイタリアンでは飽きてくる。
う~ん ほかにどこかないかなあ
と思っていた矢先、見つけましたモロッコ料理店。
正確には、モロッコとチュニジア料理を出してくれる、
本屋さんであり、小物販売店でもあり。
オーナーは生粋のフィレンツェ女性だけど、
モロッコやチュニジアに恋をして移り住み、
フィレンツェに戻ってきてこのお店を開けたのです。
チュニジアは最近、民衆による蜂起があり、
いまはちょっと危ないけど、いつかは行ってみたい国。
シシリア島は、チュニジアやモロッコと近いこともあり、
食文化ではクスクスやスパイスなど、多大なる影響を受けています。
どこかないかなあ とフラフラと中心街を漂っていたとき、
普通の小物店だと思っていたのに、
ランチメニューが店先に出ているではないですか。
メニューと料金に惹かれて、吸い込まれるように店内へ。
料理を注文して待っているときに出してくれた、
日本の突き出しみたいなもの。

スパイスをふりかけた薄いパンを
キノコベースのソースと一緒に
クルクルと手で巻いて食べます。
モロッコ料理といえばクスクス。
我が家でも良く食べますが、
初めてのお店では王道メニューは外せません。

ベジタリアーノ(お野菜だけ)のクスクス。
わたしの作るソースとは、スパイスが違う。
本場のはこういう味なのかあ。と感心。
こちらは卵焼きとひよこ豆のミニハンバーグ

卵焼きはしょうが入り。どんな味か興味津々。
多くもなく少なくもなく、ほどよく、ふんわりと、
しょうがの味がして美味しかった。
ミニハンバーグも、これまた美味。
丸い小鉢に入っているスパイスと一緒に食べます。
飲み物は、やっぱりミントティでしょう。

お国情緒を漂わせるお茶セット。
小さいお皿には、ラマダンのときにも食べれる
栄養分の高い、ダッデリという木の実が添えられていました。
これも、ねっとりとして甘くて美味。
料理には豆も使ってあるから、もう、お腹いっぱい。
でも、デザートがどんなかも気になるなる。

ヤギのヨーグルトをクリーム状にして冷やしたもの
ビターチョコレートがベースのムース
ヨーグルトとホワイトチョコのムース
いやいや 良く食べました。完食です!
今回はいろいろと食べましたが、
そのほかにも、20種類ほどのお茶各種もあり、
足休めにお茶だけ。でも大丈夫。
内装はアラビアンでエキゾチックな雰囲気。
夜も素敵そう。
* * * * * * * *
derb (デルブ)Via Faenza 21/R, firenze (ファエンツァ通り 赤21番)
tel 055 218963
* メディチ家礼拝堂の近くです。
開店:火曜日~日曜日。月曜日閉店。
ランチ:12:00 ~ 15:30
夕食: 19:00 ~ 22:30
日曜日は変則的に17:00 ~ 22:30。
ハッピーアワー(アペリティフ)
金曜日~日曜日 19:30から/10 Euro
大きな地図で見る
スポンサーサイト