1100年代に建立されたロマネスク様式の
La Chiesa di S.Andrea(サンタンドレア教会)。
ピストイアにあります。

緑と白のダンダラ模様は、大理石で出来ています。
どこから切っても緑色。 どこから切っても白色。
大理石はトスカーナ地方で取れたもの。
だから、もちろん、資源は近場から調達したものです。
靴下の下がった広場や黒装束の君がいる板絵も、
ピストイアのもの。
そもそも、このサンタンドレア教会を訪れるために
ピストイアへ足を運んだのです。
1100年から更に時間を遡り、
600年の初期キリスト教時代に建立されたようです。
その頃はサンタンドレア、すなわち、
聖アンドレアを崇拝する傾向があったために、
この教会もこの聖人の名前が付けられている。
と説明にありました。
→ 聖アンドレアの詳細はこちらから。600年代からある教会。ざっと1500年前?
教会と対峙して、
なんか、自分がす~っごく、ちっぽけに感じちゃう。
しかも、小さな街ピストイアの、車が走る道路沿いに、
何でもない風に、違和感なく街の景色に溶け込んでいるのが、
いかにもイタリア的。

ファザードの細かいところを見ていると、なんとも可愛い。
といっては失礼かもしれないが、ウマ下手絵のようなユニークさ。
なんともユーモアがあっていいじゃあないですか~。
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