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大晦日の伝統料理 その1

フィレンツェはとっても寒いです。今日は気温が若干上がりましたが、先週は零下だったのではないかと思われるくらいキンキンした寒さ。 イタリア各地では、どかどかと大雪が降り、久しぶりの本物の冬!ドゥオーモもうっすらと霧に隠れて寒そうです。

duomo.jpg


こんな寒い冬、フィレンツェの大晦日は何を食するのでしょうか。今頃、市場はおばちゃん達ですごい人でしょう。去年の30日に市場へ買い物に行った時は、牛の脾臓がすべて売れ切れでした。「え?」と思われる方もいると思いますが、フィレンツェそしてトスカーナの大晦日の前菜はクロスティーニ・ディ・ミルツァにから始まります。

これは鳥レバーと牛の脾臓をパテ状にして、塩気のないトスカーナパンに乗せたもの。

4人分の材料:
タマネギ  1/2コ
セロリ   1本
牛の脾臓  200グラム
鳥のレバー 150グラム
ニンニク  2片
肉のブロード コップ1杯
イタリアンパセリ 1束
ケッパー  小さじ2杯分
アンチョビ。3枚
バター   小さじ1杯分

作り方:
1)タマネギとセロリを、大雑把にみじん切りします。
2)脾臓の皮を剥いだら、レバーと一緒に小さく切ります。
3)オリーブオイルと砕いたニンニクをフライパンで温め、香りがでてきたら1)そして2)の順番で炒めます。
4)肉のブロードを加えたら水分が飛ぶまでグツグツ煮込みます。
5)みじん切りしたイタリアンパセリ、ケッパー、アンチョビを加えます。
5)塩と胡椒で味を整えたら、バターを落としてかき混ぜて熱をさまします。
6)トーストしたパンに塗り、出来上がり。

crostini.jpg


これをサンジョヴェーゼ(葡萄の種類)の味がしっかりする、キャンティワインと一緒に召し上がるのが美味♪ 
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[ 2008/12/29 22:57 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

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