フィレンツェ市立劇場のクリスマスツリー

うん? 近づいてみると。。


ツリーのデコレーションがトゥシューズ。
なかなか素敵な演出。
しかも、新品ではなく、使いこなしているトゥシューズばかり。
バレリーナが今年一年練習を積み重ねたんでしょうね。
マッジョミュジカーレのダンサーのものかな?
いずれにせよ、劇場にうさわしいツリー。
美しかったです。
この日は、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30」を
デニス・マツーエフが演奏しました。
→ 彼の詳細はこちらからラフマニノフの「ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30」は、
映画「shine」を見てから、大好きな曲。

きっかけは何でもいいんです(笑)
とにかく、わたしの心に残った曲で、一度、生演奏で聞きたかった。
チケットを購入しようと思ったけど、気がついたのが遅すぎた。
すでにソールド・アウト。嗚呼。
と思っていた矢先!
劇場のインターネットチケット販売では、
逐次、キャンセルが出ると反映されるシステム。
僅かな望みを捨てずに、チェックしていた甲斐があり、
数週間前に、8席ほど空きが出ていました。
もちろん、即購入!
普段は2階席や3階席の比較的安い席を購入するんだけど、
空きがでていたのは1階席のPlatea。
やっぱり違いますね~
フィレンツェの市立劇場では、1階席と、2階席や3階席とは、
入り口が別で、バールも別。
ということは、ある程度、ロビーの場所が区切られていることを意味します。

1階席に来られる方々の、特にご夫人方は、やっぱり違う。迫力が違う。
60~70代の年配の方も多いのですが、いかにもイタリアンマダムな感じ。
決して、お洋服に着せられているのではなく、
仕立ての良い生地で作られたお洋服を、しっかり着こなしていました。
そして、ばっちり化粧をして、靴や鞄やジュエリーのコーディネイトもばっちり。
クラシックやオペラのコンサートへ行くときは、わたしもそれなりの格好をして、
普段は自転車なのに、この日だけはタクシーを頼んで、
特別時間を自分なりに演出するのですが、
わたしって、まだまだ ひよっこだわ~。
イタリアンマダムには、到底 かないません。
格好良い、迫力ある、熟女って感じ。
年を重ねても女って素敵です。
かんじんの演奏はというと、と~っても良かった。
心が体から浮遊して、曲と一緒に空気をふわふわ漂っている感じ。
とても幸せな時間を過ごすことができました。
興味のある方はこちらの演奏をどうぞ。
でも、40分ほどあるので、時間があるときに見てくださいね。
こんなコンサートを無料で見れるYou tube 様々です。
しかもなんという偶然。
現在マッジョミュジカーレの指揮者である、
若かりし頃のズービン・メーターが指揮をするコンサートです。
ピアニストはホロヴィッツ。
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コンサートの観客のみなさまも、コンサートの構成要素として素敵感を醸しているんだろうなぁ。。
イタリアンマダムの女力を生で見てみたいものです。
せ、せめて、教会のコンサートでいいから、渡伊の際にチャンスがあれば行ってみたいです。。
Youtubeの
Horowitz Rachmaninoff 3rd Concerto Mehta NYPO 1978
ちょっと聴いてみようと思って再生したのだが、聞き入ってしまいました。。。汗
買い物にいかねばならんのに。。。
ちょっと中断し、お買い物にいってきます。^^
ああ良い表現ですねえ。
ホント、構成要素として素敵感バリバリでしたよ。
わたし空気感ですでに負けてました。
服に着られてないもんね~。
ボリュームのある毛皮も着慣れているもんね~。
仮にわたしが盛装して着物を着たとしても、
着慣れないから、着物負けしちゃうでしょう。
好きなんだけどねえ、着物。 着慣れないとだめよね。
いつまでたっても女って素敵。
ある意味、イタリアのパワーでしょう(笑)
生で見たい?
クラシックコンサートと言えども、
フィレンツェの劇場は日本の半額で見れますよ。
せっかく行くなら、ぜひ1階席を!
良い席をお教えしますよん♪
教会コンサートは別な意味で素敵。
歴史の重なった重厚な石作りの建物、そこかしこに見られる絵画。
すでに舞台が天然に素敵なんです。
> Horowitz Rachmaninoff 3rd Concerto Mehta NYPO 1978
「ちょっと触りだけ。」と思うんだけど、ついつい聞き入っちゃう。
ラフマニノフとホロヴィッツの引力に吸い寄せられちゃう。
危険、危険(笑)
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