この彫像

そして、この女性

さて、誰でしょう。
答え: ナイチンゲール
この彫像がどこにあるかというと、

フィレンツェのサンタ・クローチェ教会の中庭。
正面に見えるのは、教会内部にあるパッツィ家の礼拝堂。
ナイチンゲールは姓で呼ばれることが多いので
名は、あまり知られていませんが、
フルネームで、フローレンス・ナイチンゲール。
彼女はイギリス人。
でも、両親が新婚旅行中にフィレンツェで生まれたため、
フローレンス(フィレンツェの英語読み)と名づけらます。
→ ナイチンゲールを知りたい方はこちらからどうぞ。 フィレンツェのサンタクローチェ教会は
アッシジの聖フランチェスコ派の教会。
聖フランチェスコもナイチンゲールも、
裕福な家庭に生まれながら、その社会的地位を捨て去り、
貧しき人々や病人を助けるために、献身的に奉仕した人物。

だから、フィレンツェのなかでも、
このサンタクローチェ教会に
彼女の記念碑が残されているのでしょう。
いまはガイドのお仕事をしていますが、
10代の頃は看護婦さんになりたかった。
おっちょこちょいなので、
0型の人に、間違ってAB型の血液を輸血しちゃったらどうしよう。
注射をするのに、空気を入れちゃったらどうしよう。
不安に苛まされ続け断念しましたが(笑)、
いまでも看護婦さんに憧れ尊敬しています。
近代看護教育の生みの親と言われるナイチンゲールと
フィレンツェの意外な関係。

出口を正面に見て、向かって左側の2番目にありますよ。
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