フィレンツェの秋は、
いろいろな展示会やイベントが開催されて賑やか
力を入れている展示会が開催されるのもこの時期。
1つは、ブロンズィーノ展。
知名度が低い画家ですが、フィレンツェの大切な画家の1人。
時は1500年。
メディチ家の当主コジモ1世の宮廷画家でもありました。
今週の月曜日には、ガイドのみが受講できる、
ブロンズィーノ展の勉強会へ出席して来ました。
ウフィッツィ美術館の館長 アントニオ・ナタリーノの講義。
どんな方なのか、前から興味があったナリーノ館長。
ほぼ満席のなか、ユーモアを交えた流暢なレッスンは
たっぷり2時間。 無料で勉強できるなんて、
こんなとき、しみじみ、ガイドで良かったと思うのです。
エレガントな筆のタッチで
次から次へとメディチ家のメンバーを描いていった
画家ブロンズィーノ。
肉屋の息子として生まれ、10代の頃に彼の運命を変える
マニエリズムを代表する画家の1人、ポントルモに弟子入り。
ポントルモの愛弟子として活躍し、
やがてコジモ1世の宮廷画家になるのです。
展示会では、ポントルモの作品から始まり、
ブロンズィーノとメディチ、聖人、偉人、肖像画などに
分けられていて、最後は、ブロンズィーノの愛弟子であり、
息子として引き取り育てたアレッサンドロ・アッローリの作品。
ウフィッツィ美術館からは約27点が出張出展されています。

甘美で色彩の美しいブロンズィーノの作品。
メディチ家やマニエリスムに興味のある方は、特に必見です。
1月23日まで開催しています。
初日の9月24日は長蛇の列ができていました。
9月や10月の週末の午後に足を運ばれる方は
予約しておいた方がいいかも。
場所はストロッツィ宮殿。
共和国広場とトルナボーニ通りを結ぶ道沿いにあります。
料金は1枚 € 10,00
予約する場合には、 € 1,10 が予約料として別途かかります。
オンライン予約はこちらから
http://www.vivaticket.it/evento.php?id_evento=423592
先にウフィッツィ美術館を見学した場合、
切符を見せると半額になります。
開館時間は毎日、9.00-20.00。
木曜日は 9.00-23.00。
公式サイトはここからイン!
スポンサーサイト
現在、旦那の転勤でカナダに住んでいます。
海外に住む様になって、色んな国に興味が出て来た所です。
ヨーロッパはまだ行った事もないんですが、
イタリアに駐在していた人からはとっても食事が美味しいって聞きました。
これからもお邪魔しますので、よろしくお願いします。
初めまして
お立ち寄りくださいまして、ありがとうございます♪
一時帰国で湯布院へいらしたんですね。
いいなあ。 わたしも行ってみたいところです。
久しぶりに日本へ帰ると、やはり温泉ですよね。
駐在ということは、いろいろなところへ行かれると思いますが、
ぜひ! イタリアへも来て下さい。 食事、美味しいですよ。
カナダは行ったことがないけど、行きたいところ。
ちょくちょく、PENさんのブログへ立寄らせて頂きます。
今後とも、宜しくお願いします。
コメントの投稿