フィレンツェは灼熱の盛夏!
夕涼みも兼ねて、どこかに食事に行こうか~
なんて話しになり、
小高い丘の上に立つフィエーゾレ街の隣町、
セッティニャーノ街へ行くことに。
数年前に行って美味しかったエノテカがありました。
エノテカ=ワインバー
ここは食事も出してくれます。
フィレンツェのパノラマを眺められるテラスが
偶然にも1席空いていたので、ここに着席。
メニューはどれも興味を引かれるものばかり。
でも、タイトルだけじゃあ、中身がなにかちょっと分かりかねる。
注文を取りに来た店主にあれこれ聞いてみると、
パスタの半数は生クリームを使ったもの。
う~ん
まずは前菜とパスタをオーダーしてみて、
セコンドは、もし美味しかったら、あとから注文ということで
とりあえず、前菜1皿とパスタ2皿をオーダーしました。
* * * * *
前菜: う~ん (アゲイン)
パスタ: う~ん う~ん
生クリームを使うパスタ料理は要注意です。
本来の味を活かせずに、こってり感のある味に仕上がってしまいます。
それはバターも、同じこと。
生クリームもバターも味が濃いので、
いろいろと、味をごまかせちゃうのです。
ちなみに、イタリアではカルボナーラも生クリームは使いません。
パルミジャーノ・レッジャーノを擦ったものを使います。
* * * * *
ここはエノテカ。
店主が料理に合うワインをグラス1杯から注いでくれます。
生クリームには白ワインが合いますが、
キリっと冷えてない、生ぬるいワイン。
グラスに注ぐとき、ワイナリー名は伝えてくれても、
葡萄の種類はなにで、なんというワインかも案内なし。
本当にエノテカなのかしら??
しかも、人差し指の第一関節に達するかどうかの量。
(普通のエノテカなら、それなりの量を注いでくれるはず。)
(平日なのに)前菜からパスタが来るまでのインターバル30分以上。
すでに22時30分も過ぎていたし、セコンドはもちろんパス。
さて、精算です。
ワインの料金、相方4.5ユーロ。わたし3.5ユーロ。
金額だけは、立派なエノテカ。
ああ、che deluso !!
(Deluso=がっかりした。あてが外れた。)
お客様とのランチの候補に入っていたのに~
雰囲気はいいのに~
残念至極。 che deluso !!
* * * * *
明けて翌日。 友人とランチに行きました。
場所はフィレンツェ中心街のちょっとだけ外れ。
昨夜のことが帳消しなるほどのOttimo !!
(Ottimo = 最高 !!)
チョロ見してみます?
これは、最初は注文しなかったメニューだけど、
隣の人のを覗き見して、すぐに注文変更!
ホタテに、バジリコ、トマト、赤玉ねぎ等を合えたもの。
(と思われる)

もちょっとアップで
めちゃ美味しかったです~
Ottimo でした~

ほかにもセコンドを2品頼んだけど、
友達とおしゃべりと美味しさを堪能し過ぎて、
気がついたらドルチェへ突入。
これは小さなメロンをくり抜いて
果物をミックスしたマチェドニア。

こちらはイチゴとムース

このトラットリアは、よくレシピを研究しているな~
と毎回来るごとに感心することシキリ。
スタンダードなトラットリアにはない、
美味なメニューがたくさんあり、
しかも、日々、レシピが変わる、Ottimoな飯屋なのです。
金曜日は魚料理も豊富です。
夕食は若干高いけど、ランチはリーズナブル。
お勧めですよ ♪
TRATTORIA IL GIOVA
Borgo la croce, 73/r, 50122 - Firenze (FI)
tel 055.2480639
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その昼のレストランは、チョット行ってみたい感じですね。
フィレンツェのレストランは、ほとんど行ったつもりでしたが、正直全く知りませんでした。
ホタテはチョット色具合がスゴイ感じですが、お味のほうが良いという事であれば行く価値ありそうです。
デザートは日本的な繊細さで、女性が喜びそうですね。
ちょっと外れのottimoなお店、どこだろ、どこだろ・・・と思ったら・・・!!!以前、フィレンツェ在住の友人に連れていってもらったことあります!うれしい!!!
実は来月フィレンツェに行く予定なので、ぜひとも忘れずに行かなくっちゃ。(そのころ開いてることを祈るばかり・・・)
角にある小さなトラットリアで、20人も入ればぎゅうぎゅう。
ここには何度も足を運んでいるけど、外れたことないですね~
スタッフの感じがいいのも、ポイント高いです。
ぜひまた行ってきてくださいね♪
8月のお休みは、基本的に日曜日と祝日のみ。
もしかしたら、土曜日もお休みするかもしれないけど、まだ決めてないそうです。
8月の月~金は、昼も夜も開いているそうですよ♪
すばらすぃ~
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