やってきました

お鹿さまを通り抜け、まずは南大門から。

昔の建築ってすごい。
木を組み合わせて、
これほどの建築物を作った昔の技術に脱帽。
イタリアの建築技術にも感心させられるけど、
当時はクレーンもなく、木や石を切るにも、すべて人力。
なければ、ナイなりに、人間は工夫するものなんですね。

お~ でかい! 金剛力士像 !!

アップでもう1枚。

南大門の裏手にも像が。

もう一体の像の下をよく見ると、
お釈迦様かな? が、仁王像の両足を両手で支えています。
はぁ~ もっと勉強してくれば良かった。

次は、大仏殿。
世界最大の木造建築物なんだそうです。

まずはお清め。
まっすぐ伸びた青竹が美しい~。

煙を焚いて
自分の身体に煙をかけている人
手を合わせている人
それぞれの思いを1つの炎に託して

子どもが鐘をならす姿。 かわい~。

やっと辿り着いた大仏様。
正式なお名前は、盧舎那仏(るしゃなぶつ)。
「光り輝く仏」を意味してます。
高さ14.85メートル。 造営に12年間。

螺髪の数 966個
目の長さ 1メートル2センチ
たおやかな目 穏やかな表情
規模に圧倒され 表情に心打たれ

大仏様のおおきな手

台座の蓮の花弁の線刻。
華厳経の世界観を表しているそうです。

蓮の花が生けられている花瓶にとまった蝶

大仏様の顔の正面を覆う、大仏殿の表側。

こちら裏側。

大晦日と元旦と8月15日には、
この窓が開き、大仏様が大仏殿から顔を覗かせるそうです。
いいな~見てみたいなあ。
大仏様も遮るものがなくて、視界が広がるでしょうね。
内部の建築もすごい。 シンプルで力がある。

こちらは大仏殿のなかに鎮座される広目天。

「こうもくてん」と読みます。 四天王の一尊。
わたしのように「ひろめてん」とは呼ばないように。。
ああ 恥ずかしいぃ
ガイドさんが近くにいて、
説明しているのが聞こえて来ました。
手に持つ筆と記帳は、悪い行いをした人を書き留め、
それを閻魔王の元に持って行くのだそうです。
広目天の千里眼は、なんでもお見通しですよ。
こちらは、多聞天像の獅噛(しがみ)。

1つ1つがすごいです。
計画では、この日は、東大寺、興福寺、春日神社を
見る予定でしたが、このままじゃ、東大寺だけで1日が終わりそう。
別に急ぎの旅ではないし、
1つづつ丁寧に鑑賞し、感嘆し、のんびり行きましょ。
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