2月14日はバレンタイン・ディ。
そう、今度の日曜日です。
イタリアでは、レストランが、
ロマンチック・ディナーを企画したりしますが、
これはちょっと変わり種。

中世時代に病院として使われていた建物を使って
ロマンチック・ディナー ♪病院=ロマンチック
なかなか結びつかない単語同士。
ちなみに、この建物は、病院として、
1250年~1350年に使われていたそうです。中世時代の建物=ロマンチック
にしておきましょう。

こんな建物を使うことだけでも面白いのに、
さらには、
お料理がすべて中世料理という徹底ぶり。
ふ~ん ちょっと試してみたいものだ
*****
貴婦人と騎士のための中世晩餐会バックミュージックは、ケルティックハープの生演奏
フレッシュフルーツとドライフルーツ
スパイスとオレンジの風味を効かせた鶏肉の包み焼き
サフランとセージのフライ
エンドウ豆のスープと黒パン
クルミのソースで和えたマルティーノのラビオリ
タイの香味焼き
スパイス風味の白豆
バレンタインのビスコット
ザバイオーネ
スパイシーなお酒(アンブロシア)

スパイスやハーブを使った料理が多いけど、
これは塩や胡椒が高価だった昔の人の知恵。
防腐剤の役目、そして、味を引き出すために
それはそれは、たくさん使われていました。
甘酸っぱい料理が多かったんじゃないかなあ。
食後は庭でこんな芸人のお披露目があります。

そして、
締くくりは。。。。。

熱いお湯を湯船に張って、
オリエンタルな香りとロウソクを灯して
2人きりのお風呂タイム
700年前のカップルのように。。。
とことん、中世に徹した演出。
中世風の服装や髪型で参加したら、
雰囲気にどっぷり浸れそう。
興味のある方は、
公式HP をご覧あれ。
料金: 飲み物込み(水とキャンティワイン) 一人55ユーロ。
開始時間:20時30分 ** 予約必須です **
場所:Bagno a Ripoli (バーニョ・ア・リーポリ)の田舎
建物内に宿泊施設あり。