昔からトスカーナの赤ワインの大半はフィレンツェ近郊のキャンティ地区で作られていましたが、そのなかでも、ルーフィナ(Rufina)街で作られる赤ワインが特に有名でした。 キャンティの赤ワインで伝統的なボトルは、割れないようにと瓶の周囲を藁で編んだフィアスコというお腹がぽっこりした瓶。
電車や運送トラックがなかった当時、このフィアスコに入ったワイン、約2000本をルーフィナからフィレンツェまで馬で運んでいました。 それも1台に2000本! ピラミッド型に1本づつ重ねて積み上げられますが、かなりの技量が必要で、これができるのは、わずかなマエストロ(師匠)のみ。
いまも昔の風習を残そう、ということで、毎年9月の最終土曜日は、当時の様子が再現されます。毎年見逃していたこの行事。今年はやっと見れました♪

キャニーノ牛に引かれて運ばれるフィアスコ。

横から見るとこんなに高いんです。
牛を引くおじさんもいい雰囲気♪

これは中世のパレードの一部。
手前の旗には、
ワイン昔ばなし で紹介したヴィネッティエリのロゴが。

今年の新酒ワインを神父へ渡す祝福式。

シニョーリア広場では、旗の舞いも行われ、賑わい最高潮。
人混みを避けて遠目で見ていたら、いきなり目の前にやってきてびっくり。
一番前で見ることに(笑)。

風が強かったけど、みんな落とさずキャッチ。
おにいさん、良い笑顔♪

ランツィのロッジャからみたところ。
すごい人だな~。
******* 好評です! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
→ 10月10日(土) 2名様からのお申し込み ←あと2~3名!!
→ 10月31日(土) 2名様からのお申し込み ←あと2~3名!!
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
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