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フィレンツェの公園

テレビや雑誌で見るフィレンツェは、石畳と石造りの街で、緑が少ないと思われている人も、いるのではないでしょうか。 わたしもフィレンツェに来る前は、緑がないところに住めるかなあと不安でした。

それがフィレンツェに来てびっくり。 ボーボリ公園をはじめ、フィレンツェのちょっと郊外には、いろいろな公園があり、子供達の遊び場、そして大人達の憩いの場になっています。 夕方になるとジョギングをする人や、ベビーカーを押したお母さん方がおしゃべりに花を咲かせていたり、年金生活と思われるおじいちゃんやおばあちゃんが散歩していたりと、みんながそれぞれに公園を利用しています。

この公園もその1つ「スティベッルト公園」。 この公園にはスティベッルト美術館もあり、日本の鎧等も展示されているんですよ~。 ちょっと怖いですけど。 フレデリック・スティベッルト氏は、母親がトスカーナ人でフィレンツェで生まれたイギリス人。ステイッベルトはイタリア語で呼ばれていますが、スティバートとも呼びます。 

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これがスティベッルト美術館

美術館の敷地内には、スティベッルト氏が作らさせた公園があります。木々が濃く茂り、ところどころに散歩道と芝生があり、気持ちが良い空間。 ベンチに座って本を読んでいると、葉っぱがヒラヒラと舞い落ちて来ました。 何かと見上げると、犯人はリスでした♪  

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いまの季節はデージーが緑の芝生に点々と白くお化粧をしていて、周囲には甘い香りが漂っています。 これからはピクニックもいいなあ。


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この公園のある通りには、家がはるか遠~くに見えるお屋敷が立ち並んでいて(敷地が広い!)、道を散歩するのも面白いです。


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そして遠くにはドゥオーモのクーポラが! フィレンツェの街はクーポラ以上高い建物を、建ててはいけない決まりになっています。だから、ちょっと高台に行くと、茶色のお椀型のクーポラが、ポコっと頭を出しているのです。 いまもむかしも、フィレンツェに住んでいる人は、このクーポラが見えると、「ああ、フィレンツェに帰って来たなあ」と思うのです。

スティッベルト美術館&公園までは市バス4番でアクセス可能。 駅からは約10~15分。
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