なんとか着ていく服を整えて
初体験してきました
オペラ「フィガロの結婚」
ストーリーはなんとなく頭に入ったし、
曲もなんとなく耳慣れしたし、
いざ! 開演。

ほ~ 舞台の上に字幕がでるんですね。
舞台の上のアルファベット文字が字幕。
ストーリーが追いやすく、ありがたい。
開始時間20時30分。
終了時間00時00分。
あっ
という間に時間が過ぎました。

電磁化されたテレビやスクリーンでは味わえない
生、ライブ、臨場感。
軽快で流暢な音にのり、
感情の込もった歌が、ホール全体に響きわたる
人間の持つ「声」に圧倒され、感動。

絵画 彫刻 建物 音楽 舞踊
美しいもの 綺麗なもの 感動するもの
アートには、それぞれのストーリーがあるけど、
それを生んだ人間って、すごいなあ と思う。
オペラもその1つ。
いままで苦手だったのに、
振り子が右から左へ動くように、
無関心から興味大に、わたしの感情は大移動。
やっぱり、先入観はいけませんね。
いつまでも、好奇心は忘れないようにしよう。

通路を挟んだ向こう側には、
小学生と思える子供達が30人ほど席を占めていました。
ありゃりゃ 騒ぐかなあ~
ちょっと心配だったけど、そんな心配はどこへやら
みんな、真剣な表情で観劇していました。
課外学習だったのかなあ
終了時は劇場の玄関先で、親御さんがお迎え。
劇場へ足を運ぶ人には、年配の方が多いかと思いきや、
20代と思える若者も多くみかけ、
ちょっと嬉しくなりました。

それにしても、
フィレンツェだけ? イタリアの傾向なのか。
重唱、合唱、アリアと、
配役に合わせて歌うことになるが、
どうしても出演者の優劣が出てしまう。
上手な出演者には
ブラヴォー! ブラヴァー!
掛け声つきで、感情入りの惜しみない拍手。
まあまあ、かな。という出演者には、
拍手はするものの、よくがんばりました的な拍手。
観客が、そのまま、批評家なんですね。
怖いな~
次回は、ベニスのフェニーチェ劇場で観劇したいです。
劇場を出て、迎えてくれるのは、
水面に明かりが映える、ロマンチックな海の都ベニス。
ああ、なんて素敵~!
*)
写真は
マッジョフィオレンティーノのブログから掲載しました。
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