さて、フィレンツェはひとまず置いといて、 今回は岡崎です。 岡崎ってどこ? 愛知県!! 名古屋を後にしても、まだ愛知にいます。 友人の案内で、ここへ行って参りました。  八丁味噌の蔵 ♪ 岡崎は城下町。 お城から八丁のところに味噌蔵があったので、 八丁味噌と呼ばれるようになった。ということです。 さすが日本! 本物の人間みたい。 細かいねえ。 味噌作りの作業を見学できます。  この風景は、↓こちらをお読みください。     ワイナリーや食材工場の見学はしてきたけど、 日本で見学するのは初めて。 面白い! イタリアも丹精込めて美味しいもの作りにがんばっているけど、 日本もすごいぞ!! 新たな日本を発見できて、嬉しい ♪ 実際に醗酵中の味噌蔵も見せてくれます。 たくさんの石が積まれている蔵。  実は、す~っごく大きいのです。  闇のなかで、ゆっくりゆっくり醗酵するお味噌  時間をかけて育てるから、甘みと深みのある味噌が出来上がるんですね。 それにしても、世界各国、醗酵させる食材の多いこと多いこと。 昔の人の知恵なのでしょうか。 「醗酵食品図鑑」 なんてあったら、是非読んでみたい。 名古屋名物「味噌カツ」がイタリアでも食べれるようにと、 友人が味噌ソースをプレゼントしてくれました。 まだもったいなくて開けてないけど、 開けたら最後。 あっと云う間になくなりそうです。
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フィレンツェの秋は、 いろいろな展示会やイベントが開催されて賑やか 力を入れている展示会が開催されるのもこの時期。 1つは、ブロンズィーノ展。 知名度が低い画家ですが、フィレンツェの大切な画家の1人。 時は1500年。 メディチ家の当主コジモ1世の宮廷画家でもありました。 今週の月曜日には、ガイドのみが受講できる、 ブロンズィーノ展の勉強会へ出席して来ました。 ウフィッツィ美術館の館長 アントニオ・ナタリーノの講義。 どんな方なのか、前から興味があったナリーノ館長。 ほぼ満席のなか、ユーモアを交えた流暢なレッスンは たっぷり2時間。 無料で勉強できるなんて、 こんなとき、しみじみ、ガイドで良かったと思うのです。 エレガントな筆のタッチで 次から次へとメディチ家のメンバーを描いていった 画家ブロンズィーノ。 肉屋の息子として生まれ、10代の頃に彼の運命を変える マニエリズムを代表する画家の1人、ポントルモに弟子入り。 ポントルモの愛弟子として活躍し、 やがてコジモ1世の宮廷画家になるのです。 展示会では、ポントルモの作品から始まり、 ブロンズィーノとメディチ、聖人、偉人、肖像画などに 分けられていて、最後は、ブロンズィーノの愛弟子であり、 息子として引き取り育てたアレッサンドロ・アッローリの作品。 ウフィッツィ美術館からは約27点が出張出展されています。  甘美で色彩の美しいブロンズィーノの作品。 メディチ家やマニエリスムに興味のある方は、特に必見です。 1月23日まで開催しています。 初日の9月24日は長蛇の列ができていました。 9月や10月の週末の午後に足を運ばれる方は 予約しておいた方がいいかも。 場所はストロッツィ宮殿。 共和国広場とトルナボーニ通りを結ぶ道沿いにあります。 料金は1枚 € 10,00 予約する場合には、 € 1,10 が予約料として別途かかります。 オンライン予約はこちらから http://www.vivaticket.it/evento.php?id_evento=423592 先にウフィッツィ美術館を見学した場合、 切符を見せると半額になります。 開館時間は毎日、9.00-20.00。 木曜日は 9.00-23.00。 公式サイトはここからイン!
速いね~ 新幹線 あっという間に到着です。  カメラお宅の相方。 新幹線が走る去るところを、 シャッターチャンスしたかったらしいが、 「ねえ、ちょっと~」 話しかける私。 「なに ?」 振り向く相方。 その瞬間、 ひゅ~~ん と新幹線が走り抜けていっちゃった。 いや、別にわざとじゃなくってぇ~、 ちょっと声をかけてみたかっただけ。 てへ。 ここはどこ? くらいな~  じゃ、ここは?  そう! やってきました 名古屋です!! 一度、名古屋グルメを体験したかったのよね~ 友人に会い、ホテルまで案内してもらい、 美味しい食べ物店などを教えてもらって、 さあ、 いざ! ぐつぐつ ぐつぐつ ぐつぐつ 手を触れたら、あっという間に火傷しそう あらかじめ、友人に食べ方を教えてもらって良かった。 お上りさん2人には、皆目見当がつかなかっただろう。 だって、うどんが 生(ナマ)! しばらく、蓋を取らずに鍋をグツグツ云わせて、 柔らかくなる迄、待つ。 その間に、 カリカリ コリっ シャキシャキ それぞれの食感を楽しみながら、 じんわり舌に野菜の旨味が広がる浅漬けを食べたり、 ふー ふー はふはふ 云わせながら  真っ黒なおでんを食べたり、 そうこう しているうちに、グツグツがやんだ様子。  名古屋風味噌煮込みうどんの出来上がり うどんがアルデンテ(固ゆで)くらいになっている。 シンプルな具だ そっと卵を引き上げなきゃ 味噌があまいぞ。 ちょっとのしょっぱさと、甘さが、融合した汁に、 固めのうどんが、おもしろいマッチ。 これ以上甘過ぎても、しょっぱすぎても、 なにかを足しても、この味はだせないだろう。 微妙な味感覚が、危ないなあ。 わたし、結構食べれちゃうかも。 さて、この日だけが名古屋の日。 梯子しちゃいました。 ベタな名古屋名物といきましょう。  ここでビールとくれば、手羽先。 オーソドックスな黒胡椒入りは、わたしには辛すぎたけど、 素焼きの手羽先は旨かった。  なんか、この旅行中、ずっと食べている気がする。 相方と、イタリアに帰ったらダイエットをしようね。 と誓い合った1日でした。 翌日、嫌、別に郷愁にかられたわけではなく、 な~んとなく、ジュエリーを見ていたら、 Ponte vecchioのお店だったんです。  それにしても、ワタシ、すごい荷物。 これから、また移動です!
9月からは、各地で村祭り(サグラ)が盛ん。 週末は、どこに行く~? なんて相方と相談をしてネットで検索したり、 この辺に行けばなにかあるだろう。 なんて行き当たりバッタリで、サグラへ行く、いまは秋。 今回は偶然道すがら見つけたサグラ。 いまが旬なポルチーニ茸。 連日開催しているポルチーニ茸祭りは、イタリア産ではなくて、 ルーマニア辺りのを使っているところもあるから、要注意。 (量が重要! だからね~。) 今回のポルチーニ茸祭りも、まあ、トライしてみようか。 なんて軽い気持ちで行ったところ。  スーパーで売っているポルチーノ茸とは 食感が違うし、甘みが違う。  村人がせっせと近所の山で採ってきたものらしい。 なんでも今年は結構雨が降ったから、 葡萄の収穫は大変だけど、ポルチーニ茸にとっては まるで雨後のタケノコ状態らしい。  パスタ2皿とポルチーの茸の煮込みソテーを食しました。 しあわせ~な時間♪  お口直しのサラダも必須メニュー。 のんびり、ゆったりした空間。 いつもは、サグラのあとは近場の公園に行ってお昼寝したり、 アクティブにトレッキングをしたりするけど、今回はこのサグラの会場で 本を読んだり、音楽を聞いたり。 「だらだら」してきました。 今年のポルチーニ茸、美味しいですよ♪ イタリアに来たら、ぜひ試して見て下さいね。
戻って参りました(気分だけ)  夏だー! 海だー! と騒いだ8月はすでに過去となり、 いまは初秋。 朝晩は晩秋のような寒さ。 でも日中は夏なフィレンツェ。 猛暑の日本から来られる皆様、洋服要注意ですよ! ということで(笑)、 来春までに日本旅行編を終わらせないと、 あっというまに2年越しになってしまうので、 再開 さいか~い! 奈良最終編  相方が、一言 ボソっと。 「お寺と神社の違いがわからない。」 お寺巡りばかりしていたら、そうだよね~ じゃあ 今日は春日大社! あっちも、こっちも行けたらいいけど、 あちこち移動して、いろいろ見て、 結果、 どこがどこだかわかないことになるから、 私達は、のんびり1日1箇所見学。 もぅ 春日大社ってば、とっても素敵。          ぐるりと見渡す、1つ1つが絵になってしまう。 人の祈りや願いが、空気を浄化しているよう。 ここにいるだけで、身体が浄化されたよう。 そんな空気に包まれた神秘的な春日大社。 ここで、おみくじを。 凶 げっ! 春日大社のおみくじで「凶」ですか。。 へこむな~ 境内に結んでご利益を得ようとするわたし。  春日大社では、福の神めぐり もできますよ。  縁結びの神様もいました いつまでも、相方と一緒にいれますように♪  牡鹿さまへ別れを告げ、次なる場所は?  次回の日本旅行編をおたのしみに ♪
ある日の昼下がり 久しぶりに青空市場へ足を運んできました。  ここは、ドゥオーモの北側に当たる、 サンティッシマ・アヌンツイアータ広場 お昼どきとあって、お店の人もランチタイム。 それぞれが食べ物を持ち寄って、ワイワイ楽しそう。  山羊のお乳で作ったチーズ。 淡白で食べやすくて大好物。  チーズは脂肪のカタマリ。 太ると知っていても、手がでちゃう~ これは、ちょっと平たくてギャザーのように いくつかに実が分かれている フィオレンティーノというトマト。  ただ甘いだけでなく、酸味もほどよくあり、ジューシー。 トマトソースを作る時に大活躍。 イタリアのイチジクは、緑色と紫色のがあるのです。 イタリアに来て、生のイチジクの美味しさを発見。  小粒だけど、割るとルビーのような真っ赤な実が顔を出して、 砂糖のように甘く、プチプチな食感の種。 秋にイタリアへ来たら、ぜひお試しあれ! 野菜を販売していたお店にディスプレーされていた 畑の風景。 ほ~ こんな風に作っているんだ。 なんか楽しそー  ロックンロールな若いお兄ちゃん3人が、野菜を売っていました。 畑・野菜・ロック う~ん 面白いコンビネーションだ。 そして、これを見かけると、 あ~ 秋だなあ と思うのです  スキアッチャータ・コン・ルーヴァ 小麦粉、オリーブオイル、酵母、種入り赤葡萄、ちょっぴり砂糖 のシンプル材料で作った、秋限定のお菓子。 葡萄は、「種入り」というのがミソ。 今月は2度も食べちゃった。 生地は葡萄の汁でちょっとモチっ。 オーブンで焼けた種がカリっ。 そこに葡萄の甘さがスイートに広がるのです。 9月19日(日)と10月17日(日)にも、 青空市場が開かれます。 場所は、アルノ川の対岸にある、「サントスピリト広場」です。
といっても、すっごいファンではないのですが、 この前、空港から来られるお客様を お迎えするのにホテルに行ったときのこと。 コンタクトレンズを入れ忘れてしまい、視力の悪いわたしは、 最初はなんだか紫色の大型バスが停まっているな~。 と思っただけですが、 近づいてみると、大きく FIORENTINA の文字が。 この日は確か夕方から試合があったんだっけ。 いま、まさに、選手がホテルから出てくるところらしい。 彼らに声援を送るために待つティフォージ(ファン)達も ちらほら。 さあ、出て来たでてきた !!  FORZAAA がんばれ~!! BRAVIIiiiiii ブラヴォー!! 声援を背にしてバスに乗り込む選手たち  わたしはちょっと引きながら見ていたので フォトショットが背中姿で失礼。 試合の前日は士気を高めるためなのか、 選手全員がホテルに泊まり、 当日はホテルから球場へ向かうのが普通なイタリア。 さらには、1年を通して同じホテルを使うことになります。 去年まではサンタクローチェ地区にあるホテルだったけど、 今年はこのホテルになるのかな? フィオレンティーナのファンで、 試合前の選手に会ってみたい方。 このホテルに泊まれば、会える可能性大かも。 ちょっと小声で、教えちゃお~かな。 HOTEL VILLA MEDICI日本のフィオレンティーナのティフォージ! 試合前に声援を送ってみてはいかがかな。 運が良ければサインも貰えるかも!
駅前のバス停留所は、建設されたときから、 かなりフィレンツェ人に不評。  駅の姿とバス停留所のデザインのバランスが悪い 屋根があるために、ホームスレスの寝床になってしまっている 死角になっているところがあり、夜はちょっと利用したくない などなど でも、まあ、もう建てちゃったし、仕方ないか。。 それから数十年が経った2010年。 な~んと、取り壊し工事をしているではないですか !  すっきりした駅前   雨宿りができない! なんてネガティブ要素もありますが、 すっきりサッパリした駅前は、清々して気持ちが良い。 しかも、何かにつけて工事の遅いイタリアで、 あれよ あれよ 言う間に、こんな姿に仕上がりました。 あっぱれ! 取り壊す前のバス停留所には、バス切符販売所が サンタ・マリア・ノヴェッラ駅を出てすぐにあったので、 便利だったのですが、いまはどこへ?? と、見渡してみると、発見!!  レトロな2階建てバスを利用してました~。 フィレンツェに来たばかりのころ、 特別運転か何かで乗った覚えがある、 可愛いレトロバスを、またお目にかかれるなんて ちょっと嬉しい気持ち。  フィレンツェにこられてバス切符をお求めの際には、 ぜひご乗車くださいね。 駅を出てすぐのところに停車中です。 さらに、こんな可愛いバス切符。 限定販売? イヤ そんなことはないでしょうが、  イタリア語で切符は BIGLIETTO (ビリエット) + フィレンツェのシンボルはアイリス GIGLIO (ジーリオ) = この2つを掛け合わせて GIGLIETTO (ジリエット) 誰がネーミングを考えたのか、ナイスです(笑)
生魚を食べる人種は世界広しと言えども やはり日本が消費量でも一番じゃないかしら ここイタリアで生魚を食す人種 もちろん、シシリアでもナポリでも 食べるであろうが、プーリャもすごいぞ 今回は、イカ編。 日本での生イカの食べ方というと、 刺身しか思いつかなかったけど、 ここでは、氷水で叩くように洗って丸ごと食べるのです。 もちろん、イカの塩辛になるワタの部分も、丸ごと! 氷水で表面が固くなり、肉が柔らかくなったイカは、 カりっ コリっ な歯ごたえと、ピッチリ引き締まった身の甘み そこに、ちょっと冷えたワタの薄皮がプチっとはじけ、 味噌のような、濃厚でクリーミーな旨味が加わる、 その味、絶品のなにものでもない。 まあ、まずはご覧あれ この原始的な機械が、何ともいえない風情 アップで登場したのは、ローザ姉さんのお兄ちゃん ジャンにぃちゃん 牛や豚や羊が専門の獣医さん 流れ着いた小さなくじらを診察することも 海へ釣りに、山へ茸苅りへと、ワイルドなお兄ちゃん 料理もすごぶる上手 プーリャに行くと、ジャンにぃちゃんが、 いろいろな風土料理を食べさせてくれる、 わたしの食のマエストロ(師匠)。 来年は絶対に行くからねっ、待っててね !
立ち姿が美しい、真っ白な、 プーリャのロマネスク様式を代表する大聖堂  この日は結婚式が行われていました。  教会に光が差し込み、 新生活を初めるカップルを祝福しているかのよう。  この教会の地下はすべて地下聖堂になっていて、壮観。 ひんやり冷たく、静かで、厳かな雰囲気。  外の雑踏とは別世界。 中世時代の神中心の生活のなかで、 この空間の効果は絶大だったんじゃないかしら。  天井のフォルムも美しい 彩色されていない内部では、色の代わりに、 光と陰が空間を演出している、モノトーンの世界。 それがまた、シンプルで、いいんだな~  正面には、ロマネスク様式の特徴の1つ。 動物の彫刻で装飾されています。 見上げっぱなしで、首は痛くなるけど、 1つ1つの表情が異なっていて、 見ていてまったく飽きない動物達  この大聖堂、どこにあるかというと、  海のすぐ傍。 紺碧の青い海と空。 広々とした広場に凛と立つトランニの白い大聖堂。 あまりにも美しい。 この空間演出、誰が考えたんだろう。
前回、ピッコロカルロの写真を探していた時に でてきた でてきた プーリャを旅行したときの写真 懐かしいなあ~ 3年前の9月に行った時のこと。 それまで猛暑だったのに、私達が行った1週間だけ、 シベリアから寒波が来て、と~っても寒かったのです。 それがトラウマになって足が遠のいてしまったけど、 2011年の夏には行くぞ!! フィレンツェも美しい街だけど、プーリャの田舎もかなり良い。 白い街が青い海と透き通るような空に良く映える  袋小路のような路地に翻る洗濯物  アドリア海に面する街には、城塞もあり  いまはすっかり遊びものになっているけど、 かつて活躍した(?)大砲。  海辺で採ったウニを開けているおじちゃん  路地では、魚釣りの準備をしているお兄ちゃんたち  もちろん、果物もあざやか~ 真っ赤なトマト  黄色い甘~いメロン  ホワホワな産毛がかわいい緑のキュウリ  あ、これは生のムール貝を食べさせてくれるスタンド  日本人がめずらしいこの街。 通りすがると、かならず、2~3個 食べさせてくれました(笑) 海水の塩さが残る生貝のツルっとした感じに レモンをキュっと。 うまかですよ~ トスカーナ地方のティレニア海よりも塩分が濃く、 身体がめちゃめちゃ浮くアドリア海。 岩場には、色とりどりの海藻や貝類 砂に埋もれながら、ひらめが泳いでいることも  来年は仕切直し! どうか快晴が10日間続きますように。。。 !
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