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miele

miele みえ~れ  とは?

蜂蜜のことでーす


いつもは食べるのが専門ですが、

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一度見たかった蜂箱のなか。


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この日は蜂の様子を見るための点検日


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え? 見たいの?  じゃあ、これ着てね。


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宇宙人みたい。 
まだ腰が引けて、微妙な距離で写真を撮るわたし(手前)。

おそるおそる近づいて、間近でみると、
おおお、 蜂がいっぱい!


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これが蜂蜜! 美味しそう。 綺麗な八角形です。


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白い部分はオス蜂の卵。 

交尾をしたあと、メスに食べられる運命にある可哀想なオス蜂
オス人間で良かった~ などと、おどける養蜂家パオロ氏(笑)


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なにを覗き込んでいるかというと、


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女王蜂!
背中にターコイズブルーの色がついているのが女王さまです。

すぐに見つけられるように、
今年はターコイズブルー色がつけられています。


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人間が人工的に受粉しなくても、蜂が飛び回ってくれるおかげで、
果物やお野菜などが実をつけてくれます。

すごいぞ 蜂の力!


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[ 2010/06/28 23:53 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

日本勝った!

日本、勝ちましたね~!!
しかも素晴らしいゴールで!

イタリアでは夜20時30分から試合開始でしたが、
日本は真夜中。 

それでも視聴率は最高40%を記録したようで、
今日は寝不足のみなさまも多いのではないでしょうか。

イタリアは1974年以来の連続決勝進出にピリオドが打たれ、
試合が終わったあとは、まるでお通夜のように、シ~ン。

わたしも観戦していて、すっごく疲れた。。。
すごい脱力感。

さあ、気を取り直して、日本戦!


ショックに打ちひしがれたイタリア人を尻目に、

きゃーー! ゴーーール !
きゃーー! すっごーい!
勝ったーー!

イタリアの民間では放映していないので、
衛星放送が見れるバールで観戦してきました。

あれ? 日本って出場していたの?
なんて輩もいるイタリア。

イタリアとも対戦したかったのに、残念ね~。 
ほっほっほ

と答えるわたしたち(笑)


イタリアの新聞は、
イタリアチームが負けたことをトップに伝えているので
日本の試合にはほとんど触れていませんが、
やっと見つけた記事では、本田の活躍を讃えていました!


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一方、イタリア。

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リッピ監督が、試合後のインタビューで、
自分の采配が悪かった。試合に負けたのは自分のせいです。

というので、e' colpa tua = おまえのせいだ!

という見出しになったようです。

誰を責めるというわけでもなく、
選手も含めて今回の試合で負けたことを潔く認めていました。

4年後のワールドカップの、新たなアッズーリに期待しましょう。

それよりも先に、まずは、打倒 ウルグアイ  
ごめんなさい! 間違えました (_ _ )
ご指摘下さった方、ありがとうございます。

打倒! パラグアイ!!
29日もイタリアから応援します!

ウフィッツィ美術館夏期開館とカラヴァッジョ展示

カラヴァッジョ。

1500年後期から1600年初頭に活躍した画家。
今年は没後400年。

大きなところではローマのクイリナーレ宮殿で
展示会が開催されていますが、
連日長蛇の列ができていて、かなり好評です。

フィレンツェにもカラヴァッジョの絵が6点ほどあり、
ウフィッツィ美術館やパラティーナ美術館でも展示会が行われています。


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陰影のなかに光を浮かび上がらせ、人の表情や情景を捉える、
彼独自の技法が見る側に強烈な印象を与えます。

激情的な性格のカラヴァッジョは、波乱な人生を過ごし、
天才は早死にするがごとく、39歳の若さで病死してしまいます。

それまでの絵画法とはまったく異なる独自のスタイルには、
多くの画家が影響を受け、
カラヴァッジョ派といわれる多くの画家も生み出しました。

ローマのクイリナーレ宮殿ではカラヴァッジョの絵が主ですが、
フィレンツェでは、カラヴァッジョの絵のほかに、
カラヴァッジョ派の絵も多く展示されています。

そのなかの1枚に、1993年のテロで爆発した爆弾の振動により
カンバスから絵のみが粉々に砕けた大きな絵があります。
このテロはウフィッツィ美術館の裏で起きたのです。

展示会は2010年10月17日まで開催されています。


スクリーンショット(2010-06-23 12.34.42)

オフィシャルページはここをクリック


期間中にウフィッツィ美術館へ足を向ける方がいれば、
ぜひ、カラヴァッジョの特別展示もゆっくりとご覧下さいね。

ウフィッツィ美術館+特別展示 10ユーロ/枚

カラヴァッジョの展示会をフィレンツェで梯子されたい方は、
ウフィッツィ美術館、パラティーナ美術館、バルディーニ美術館で有効の
カラヴァッジョカードがあり、25ユーロ/枚


さらに、 7月6日~9月28日の期間は、
ウフィッツィ美術館が毎年恒例の夏期夜間開館を行います。

期間中、毎週火曜日は、19時~22時まで開館しています。

サマーシーズンで21時頃まで明るいイタリア。
夏の夜長に、静かなウフィッツィ美術館での美術鑑賞もおススメです。


解説付きでご覧になられたい方には、
90分コースと3時間コースで
ウフィッツィ美術館をご案内していますので、
興味のある方は、ぜひリクエストくださいね ♪


>>> お問い合わせ先: yoko.ig@gmail.com <<<

[ 2010/06/23 20:25 ] @展示会やコンサート | TB(0) | CM(0)

日本旅行 その9 奈良編 奈良町

奈良町 ってなんだろう?
東大寺とか、薬師寺とか、春日大社とか、
見るものが神社仏閣じゃないのは分かるけど。

行ってきました奈良町。
奈良ホテルからもすぐでした。

おお~ なかなかいいじゃなですか!


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こんな風に、町のなかに一歩足を踏み入れると
格子のシンプルな美が目に飛び込んできます。


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来てよかった~  もちろん相方も大喜び


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普通の家の門も格子。
この格子は奈良町の意匠になっているのかしら?

ほかの地方でも、こんな風に格子の門をつけられないのかしら?

日本全体が美しくなると思うけどなあ


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トスカーナの田舎では軒先を美しく花で飾っているけど、
奈良町の軒先も、それはそれは可愛らしかったです。


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この格子。

夏は涼しい風が入り、
窓を開けていても家のなかが見えないように、
との工夫でもあるようです。

いまの日本の家屋にも取り入れること、できないのかしら。


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見ざる 言わざる 聞かざる


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格子だけじゃなく、瓦も美しい。
統一された美。


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なんともユニークな身代わり申(さる)
奈良町の軒先でたくさん見かけました。

悪病、災難が近寄らないように、おまじない。


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こちらは ?


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世界二聖  大日如来像

よ~く見ると、お釈迦様と十字架を背負ったキリスト様が
横になっています。 その間に、吉村長慶氏という人物が
マントを羽織って、この2人の間に割り込んでいます。

「貴方方が寝ている時ではない。はやく起き上がって、
この世を救ってください。」

と胸をゆすっているシーンらしい。


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昭和十二年建立ということですが、
まだ、お二人とも起き上がってないのかしら?

有名な石碑ではないと思いますが、とても印象深かったです。


奈良町の格子の家は、
カフェになっていたり、お店になっていたり、
情緒ある風情ある雰囲気です。


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昭和時代に取り残されたような、
銭湯のような店構えの温泉発見。
いいねえ

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[ 2010/06/21 23:45 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

香りたつ、トスカーナ

この時期、フィレンツェの郊外やトスカーナは、
花の香りに満たされます。

ジャスミンの花は、朝に窓を開けた時に
ふわ~と香りが忍び込んできて、朝から幸せな気分。

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公園や並木道に植えられているリンデン。

リンデンがたくさん黄色の花をつけて
むせかえるような、甘い香りを漂わせています。

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1つ1つは小さなちいさな花なのです。

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薔薇は咲き誇り、茶色のトスカーナの田舎家に良く映えます。

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雨が止んだあと、水滴をつけてた白薔薇

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雨が止んだあと、トスカーナの風景

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オリーブの花が咲く時期でもあります。
とっ~っても小さな花です。

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丘の上に咲いていたヤマユリ。

午後はザンザン ゴロゴロ すごい天気でしたが、
夕方遅く、やっと青空が見えて来ました~。

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いまのトスカーナは、葡萄の木が葉っぱを生い茂らせ、
あたり一面、緑 !

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日本旅行 その9 奈良編 東大寺(二月堂 etc)

東大寺でぜひ見たかったもの

「正倉院の校倉造り」

大仏殿の裏手にあります。

お~ 日本の建築の美
縦横のグリッドがまっすぐで美しいなあ


正倉院正面


校倉造りは釘を使わずに、
木を組み合わせて作られています。

昔の人のアイディアと知恵に脱帽。

正倉院側面


正倉院から二月堂に向かう道すがら。

初春の風景。 日本の風景。

道1


ちょっと歩くたびに、日本の美に出会う、裏参道。

道2壁


道かしら


道かわら


やっと辿り着いた二月堂。

二月堂階段


階段をのぼると、奈良の風景が一望できます。
あ~ 古都って感じ。

二月堂風景


ちょっとお腹が空いたから、
二月堂の隣にある、龍美堂で一休み。


二月堂お茶や


わたしたちが入ってからすぐ、すごい土砂降り。
雨のザーザー降る音を聞きながら頂く食事は、これまた、よろし。

二月堂お茶や2

二月堂お茶や3

二月堂お茶や4


相方が日本食を食べれる人で良かった。
雨も止んだし、食事も済んだし、向かうところは、戒壇堂。

途中で、鐘楼を眺めながら。

鐘2

鐘1


戒壇堂は仏教の戒律を授けるための場所だそうです。
四天王が安置されていました。

う~ん、やっぱり予習してくればよかった。。

戒壇堂1


戒壇堂の庭は、砂利が敷き詰められていて、
きれいに清められていました。

ミニマリズムの美しさ。

戒壇堂2






[ 2010/06/17 17:59 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(2)

フィレンツェ・オペラ・フェスティバル

今年もフィレンツェの夏恒例の
オペラ・フェスティバルが始まりました。

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フィレンツェのボーボリ公園で開催される
野外オペラです。


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今週はちょっと雨曇りが多い日々が続いていますが、
6月下旬や7月は、例年通りだと、
なんと 40度! なんて気温が続くことがあります。


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しかもいまはサマータイム。
21時くらいまで明るいフィレンツェ。


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せっかく、夜の長いフィレンツェ滞在。
しかも、夏!

ボーボリ公園の緑溢れる会場で、
涼みながらの鑑賞はいかがでしょうか?


公式ホームページはここをクリック!
[ 2010/06/17 02:23 ] @展示会やコンサート | TB(0) | CM(0)

日本旅行 その8 奈良編 東大寺の大仏様

やってきました

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お鹿さまを通り抜け、まずは南大門から。


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昔の建築ってすごい。

木を組み合わせて、
これほどの建築物を作った昔の技術に脱帽。

イタリアの建築技術にも感心させられるけど、
当時はクレーンもなく、木や石を切るにも、すべて人力。
なければ、ナイなりに、人間は工夫するものなんですね。


スター付き画像1


お~ でかい!   金剛力士像 !!

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アップでもう1枚。


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南大門の裏手にも像が。


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もう一体の像の下をよく見ると、
お釈迦様かな? が、仁王像の両足を両手で支えています。

はぁ~ もっと勉強してくれば良かった。


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次は、大仏殿。
世界最大の木造建築物なんだそうです。

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まずはお清め。
まっすぐ伸びた青竹が美しい~。

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煙を焚いて

自分の身体に煙をかけている人
手を合わせている人

それぞれの思いを1つの炎に託して

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子どもが鐘をならす姿。 かわい~。

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やっと辿り着いた大仏様。
正式なお名前は、盧舎那仏(るしゃなぶつ)。 
「光り輝く仏」を意味してます。

高さ14.85メートル。 造営に12年間。

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螺髪の数 966個
目の長さ 1メートル2センチ

たおやかな目 穏やかな表情

規模に圧倒され 表情に心打たれ

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大仏様のおおきな手

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台座の蓮の花弁の線刻。 
華厳経の世界観を表しているそうです。

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蓮の花が生けられている花瓶にとまった蝶

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大仏様の顔の正面を覆う、大仏殿の表側。

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こちら裏側。

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大晦日と元旦と8月15日には、
この窓が開き、大仏様が大仏殿から顔を覗かせるそうです。
いいな~見てみたいなあ。

大仏様も遮るものがなくて、視界が広がるでしょうね。

内部の建築もすごい。 シンプルで力がある。

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こちらは大仏殿のなかに鎮座される広目天。

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「こうもくてん」と読みます。 四天王の一尊。
わたしのように「ひろめてん」とは呼ばないように。。
ああ 恥ずかしいぃ

ガイドさんが近くにいて、
説明しているのが聞こえて来ました。

手に持つ筆と記帳は、悪い行いをした人を書き留め、
それを閻魔王の元に持って行くのだそうです。

広目天の千里眼は、なんでもお見通しですよ。


こちらは、多聞天像の獅噛(しがみ)。

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1つ1つがすごいです。

計画では、この日は、東大寺、興福寺、春日神社を
見る予定でしたが、このままじゃ、東大寺だけで1日が終わりそう。

別に急ぎの旅ではないし、
1つづつ丁寧に鑑賞し、感嘆し、のんびり行きましょ。
[ 2010/06/16 00:24 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

ボローニャの、とある噴水

イタリアの新幹線版でも、アルタヴェロチタという
(アルタ=高い ヴェロチタ=速い : 高速)
新しいヴァージョンができてから、

フィレンツェからボローニャまで
40分で行くことができるようになりました。

注) 
この新しい線は、ほとんどが山の中を通過=トンネルばっかり。
なので車窓からの風景はほとんど見れません。
でも、携帯電話の電波はオーケーですよ。

ちょっぴり近くなったボローニャ。

どんな街?

柱廊のまち!

駅から中心街まで。そして中心街。

柱廊が走っているので雨の日や、
肌にジリジリ太陽が照りつける暑い日も
ボローニャっこはどこ吹く風。

スター付き画像


駅から中心街まで歩くと20分くらいかな~。
往復歩きは疲れる方には、バス利用をお勧め。

てくてく歩いて、中心街に到着!

ここが街の中心だい !

といわんばかりに、
中世の館がど~んと建っていました。

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ここはマッジョーレ広場。

フィレンツェで活躍した彫刻家、ジャンボローニャの
ネプチューンの噴水があります。


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何処から見ても素敵。


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1つ1つのモニュメントが、
威風堂々としていて、かっこイイ。


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ジャンボローニャってやっぱりすごい彫刻家だな~。
な~んて、感心していたら、


えーー !


こんなのもアリですか、ジャン。

女性の胸からも噴水が~~!!


Bologna - 040


時はルネッサンス。 

当時の人達はどう思ったことか。
いまの人達はどう思うことか。


ネプチューンは海の神様。
海水は生命を司る水。

女性が子を産み、世界が繋がります。
だから、海水=母の乳 ?!  と解釈するのでしょうか。


ルネッサンス時代、
なかなかユーモアのある作品を残したものです。


* * * * * *

今夜はワールドカップ、イタリア初戦。

日本はカメルーンに1-0で勝利!

イタリアも、がんばれ! 

Bologna - 086







[ 2010/06/15 01:59 ] @イタリアの都市 | TB(0) | CM(0)

日本旅行 その7 奈良編 氷室神社

あいにくの寒空、雨の降る中、
奈良観光へと繰り出しました。

ザンザンの大雨。かと思えば、
サンサンと太陽が照る、不思議な天気。

コロコロ変わる4月の天気です。

最初に行ったところは氷室神社。


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白い木蓮が咲いていました。
イタリア語でマンニョーリア。 英語でマグノリア。
春を告げる花の1つです。


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氷室神社は東大寺へ行く道すがらにあり、
しだれ桜が有名。

ドンピシャリのタイミング。
きれい~ぃ  美しい~ぃ  ほ~ぉ 

ずっと眺めていても、ぜんぜん飽きない。


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樹木が根から栄養分を吸い上げ、
太陽の光で光合成をして、
な~んて、
理屈では分かっているつもりだけど、

こんなに美しい花を咲かせるなんて不思議。 神秘的。 
自然の創造力ってすごい。 

どうして、こんなにまでも完璧な美を生み出せるんだろう。


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はんなり桜色 日本の色

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氷室神社のしだれ桜とは?

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桜の木からチュンチュンと鳴き声が。

しだれ桜がしだらないくらい、小さな小鳥。
小枝に掴まって、桜の花の蜜を吸っていました。


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小さな氷室神社で桜を愛でること1時間。

さて、さて、氷室神社をあとしに、

わたしたちを迎えてくれたのは、





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ふふふ。 お鹿さま。


[ 2010/06/11 21:11 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

イケメン・バール

友人が8月中旬までの期間限定でバールに立つことに。
それ以降は、神のみぞ知る。ということらしい。 

ここがそのバール、 Bar Blue River

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アルノ川はマロン・リバーですが、
バールの名前はブルー・リバー。

バール前の風景。

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アルノ川沿いにあって、
ミケランジェロ広場へ行く時に渡る、グラツェ橋の近く。 

mappa bar


6月11日からはワールドカップが始まるので、
テレビの設置もするらしい。

がんばれ 日本!  がんばれ イタリア!

こちらがイケメン、マル君。 

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この日はアペリに行きましたが、
暑い日の夕方。 
キリっと冷えたスプマンテが、うまか~っ!


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あ、手前のグラス、わたしのです。
すいません。
怠惰にも、飲みながら写真を撮ってしまいました。

これから暑い季節。 
バールの奧には涼しい休憩所もあります。

水分補給は大切に。
ミネラルウォーターはもちろん、
その場でスライスしてくれる生ハムやチーズを
挟んでもらってパニーノもいいかも。

イタリアで困るのがトイレ。
ブルー・リバーでは自由に使わせてもらえますよ♪

フィレンツェにお越しの際には、
ぜひ足をお運び下さいませ。



日本旅行 その6 奈良編 ホテル 

福岡をあとにし、向かったところは奈良。

京都じゃなく、奈良なの~
ゆったりした古都の田舎風情を味わいたいらしい。

電車にしようか飛行機にしようか迷ったけど、
福岡空港から伊丹空港へ。バスに乗換え奈良へ。
時間重視で飛行機に。 料金も意外に安かった。

わたしも修学旅行以来の奈良。
記憶もかなり断片的。
知っている人も誰もいない。

下調べに一番時間をかけたのが奈良じゃないかなあ。
そして今回の日本縦断旅行の日程計画に1ヶ月ほどかかりました。

よくがんばった自分。  そんな自分にご褒美。

このレトロな雰囲気。 どこでしょう ふふふ

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ここです。  奈良ホテル ! 

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日中にもう一度パシャ。

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一度泊まってみたかった。

奈良ホテルは、明治42年に「関西の迎賓館」として
奈良公園内に誕生したのです。
明治42年というと、1909年。  

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インテリアの意匠がレトロで美しい

飴色に磨かれた階段、天井、廊下。
ぜ~んぶ木造で、一歩中に入ると木の良い香り。

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時がとまったかのような、リセプション

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どんな方々がお泊まりになったのか

たとえば、アインシュタイン

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このピアノを奏でたそうです。

相方には、ホテルが決まるごとにHPを教えていたのに
まったく予習をして来なかったらしい。

ホテルを見ては ウホウホ
アインシュタインが泊まったと知っては ウホウホ

アレンジをした甲斐があったといものだ。。

タイムスリップしたみたい。
凛としたなかに、温もりがある、古き良きラウンジ。  

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ほかにも、
チャールズ・リンドバーグ、チャールズ・チャップリン、
ヘレン・ケラー、マーロン・ブランド、マーガレット王女、
ローマ法王、オードリー・ヘップバーン etc..

すっごーい。


わたしたちも、彼らと同じ屋根の下にお泊まりです。

1つ1つの意匠が凝っていて、細部を眺めては、ため息。

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浴室は、レトロというより、ちょっと古めな感じ(笑)

もっと良い部屋はたくさんあると思うけど
予算というものがあるのでね~ 

次回はアップグレードしてみましょうかねえ  って、いつ ?

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この夜はホテル内にある
ダイニングルーム「三笠」にて

やわらかいお肉。牛フィレ。 お上品な盛りつけ。 

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ビーフシチュー。 バターの香りがフレンチ。

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どうしてシチューにフォークが?

おおお  斬新な !  
パスタが中にはいっていて、相方もわたしもびっくり。

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付け合わせの、お野菜のサラダ。
ドレッシングは、梅、柚子、フレンチから選べて美味しかったです。

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レストランなのに、食事中に写真を撮ってしまい、
すいませんでした。。 


一晩明けて、朝食です。
茶粥セット。  

さっぱりしていて、美味しかった。
朝から完食 !


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朝食中、外を眺めると、興福寺の五重塔が。
いいねえ   風情があります

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奈良に来た!   
気持ちが高揚します。

遷都祭りの1週間前だったので
人もそんなに多くなく、天気も悪かったこともあり、
のんびり、ゆっくりと見て回れました。

次回も奈良編、つづきます。
[ 2010/06/09 22:02 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(4)

食のまち・エミリア地方

先週はフィレンツェを留守にして、一路北へ。 
行き先はアペンニン山脈を越えエミリア地方。

ここ数年、行こう行きたい の思いを繰り返し抱いていたけど
やっとチャンスが巡って来ました。

エミリア地方になにがあるかというと、

ジャーン !

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ジャジャーン !

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トラックが搬送してきた、まだ熟成する前のパルマの生ハム。

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そして、これ!

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ぱ ぱ ぱ ・ れ れ れ 
パルミジャーノ・レッジャーノ ! 

良い匂いだった。 ワタシ、ずっといれる。 ここに。

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足を延ばして Zibello まで行ってきました。
Zibelloといえば、Culatello(クラテッロ~)


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フィレンツェへの帰り道には、
vignola(ヴィニョーラ)のサクランボ祭りに参加。

ヴィニョーラ街はサクランボが昔から有名なのです。

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次回は日本紀行に戻りますが、
こちらのエミリア地方旅行も序所にアップします~。

それにしても、食べたたべた。そして 食べた。
美味しい食べ物が、血となり肉となるのは、良しとしよう 

食事を減らすダイエット、わたしには、無理。
これから夏に向けては、身体を動かしてダイエットです ^ ^

[ 2010/06/08 00:59 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(2)

フィレンツェとジェラートの関係

映画「ローマの休日」で
アン王女がジェラートを食べたところから
イタリア=ジェラート のイメージがついたんじゃないかしら?

* * *

時は遡ること500年前。
1500年代のルネッサンス。

フィレンツェからカテリーナ・ディ・メディチ
(フランス名でカトリーヌ・ド・メディシス)が
フランス王にお嫁に行くところ。

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(ウフィッツィ美術館所蔵)


彼女は料理が好きで、フランス料理の原点になるレシピを
フィレンツェからたくさん携えてきた。と言われています。

その列に加わる1人の男性。ルッジェーリ。

「いまだかつて見たことのない料理」 選手権

メディチ家主催で開催されたとき、
鶏肉販売人で料理人のルッジェーリが
シャーベットの原点のような、
冷たく甘いお菓子で出展し、満場一致で優勝。

審査員のなかでも、カテリーナ・ディ・メディチが特に気に入り、
フランスへ連れて行ったのです。

フランス貴族にも、ルッジェーリのジェラートは大好評。
ここからフランスにジェラートが広まったと言われています。

ルッジェーリの作ったジェラートは、
どちらかというとシャーベットに近いもの。


いまのジェラートに近づけたのは、やはりフィレンツェ人、
ベルナルド・ブオンタレンティ。


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メディチ家のお抱え建築家として活躍し、ボーボリ公園にある
「ブオンタレンティのグロッタ」は彼の代表作品。

グロッタは洞窟の意味。

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By Wikipedia

余談ですが、ブオンタレンティの作ったこの人口洞窟には、
いまはアカデミア美術館にあるミケランジェロの作品
「囚人たち」が置かれていました。

余談2ですが、洞窟正面左手にあるのがヴァザーリの回廊。
見学者は洞窟の隣の扉から出ますが、
本当はボーボリ公園を所有する
ピッティ宮殿内まで繋がっているのです。


このベルナルド・ブオンタレンティ。
実は、かなりの

グルメ

だったらしい。


宮廷料理の給仕役としても大活躍。


会ってみたい芸術家の1人。無理だけど(泣)。


彼が1559年のベルベデーレ要塞完成式典でお披露目したもの。


ミルク、蜂蜜、黄身、それにワインを少々。
ここにベルガモット、レモン、オレンジで香りをつけた
クリーム状の冷たい食べ物。

そう、これが ジェラート! 
ああ、美味しそう。


ねっとり甘くて、柑橘系の味がほんのりする、
極上ジェラート。

いまでも、ジェラート・ディ・ブオンタレンティ
という名前で、フィレンツェのジェラート店にありますよ~

[ 2010/06/02 10:24 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(4)

日本旅行 福岡編 その5 (糸島)

お待たせしました。糸島の食!

こんなに糸島ブランドがあるとは思わなかった。

驚き。 

肉、魚、野菜、果物、なんでもありなんです。

しかも素材がイキイキ。
糸島人の毎日の食卓が羨ましい。。

糸島のお肉。特売 1000円。 

トスカーナで食べられるTボーンステーキの肉は赤身だから、
霜降りが見た目にも新鮮。

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そして 糸島といえば    牡蠣 !!


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こっちは ↓ わたしの口に入った  牡蠣!!

甲殻アレルギーだから、カニやエビは食べれないけど、
甘くてトロンな、牡蠣はいくらでも食べれちゃう~ 

次回はもっとオンタイムのときに来たいものだ。
牡蠣小屋で食べたい!

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そして、魚! さかな! サカナ!


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縦になって売られている。。
すごい量だ!  
イタリアの魚コーナーがあまりにもコジンマリで、切なくなる(泣)


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この魚は分からん。なんだ!?


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なんと メダカも売られていた。
食用? てことはないよね?  観賞用?!
しかも シロメダカ、ヒメメダカ、アオメダカ
メダカにも種類があったとは。 


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わたしが糸島にいたときは、春。
イ・チ・ゴ の季節。  
恥ずかしながら、初めて知りました。
あまおう = 福岡のイチゴ


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春! といえば!  山菜でしょー。
光の反射でわかりにくいけど、
いろいろな種類の山菜が並んでいました。


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さて、こんなに沢山、新鮮な食材が売っている場所。
ここはどこ?   

イトサイサイ。  

伊都彩々 と書きます。

私達が行った時は、す~ごい雨で、あまり人がいませんでしたが、
普段は、開店前から行列のできるお店ということです。

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漬け物、佃煮、味噌漬け、各種。


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後に見える木の札には生産者の名前が書かれいています。


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この「伊都菜彩」 JA糸島産直市場。
糸島の大地で育った新鮮食材が豊富に揃っているのです!

ブログもほぼ毎日更新されています。
読んでるだけで飛んで行きたくなる~!!

→ 伊都菜彩の産直物語


流通に乗っている食材は、もちろん、あるだろうに、
地場消費食材がこんなにもたくさんある糸島。

彩り豊かで、新鮮で、魚、肉、野菜、果物が
こんなに豊富にあることに、驚き。 
JA糸島、万歳です!

* * * * *

そして、お世話になった友人の実家宅では、

つくしの甘露や、

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タケノコ料理や、

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お刺身や、

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そのほかにも、たくさん、たくさん、お母さんが料理を作って下さり、
至極のひと時を過ごしました。 

あ、わたしだけではないですよ!
相方も、一品ごと食べては感嘆。

どれも、これも、すべて、美味しかったです。

ありがとうございます!!!


* * * * *


ところで、糸島って、知っとう ?

興味を持った方は、こちらをご覧下さい 
 ↓
糸島半島

糸島は福岡県にある半島なんです。


これから、徐々に北上して行きますが、
日本全国、どこでも同じチェーン店や看板が目に付く
日本の土地土地で、ほかの地方では見ることのできない、
食材や料理に出会うことになります。

日本の地方色の豊かさに気づかされた、嬉しい驚き。
これだけでも、今回旅をした良かった!

日本紀行、まだまだ 半年? 1年間? 続きます~ 
この時点でまだ日本滞在の7分の1くらい (笑)

[ 2010/06/01 02:02 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(2)