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春の足音

今日は東京は17度前後だったようですね。
フィレンツェも、長雨ですが、気温は先週と比べると
若干上昇し、16度前後です。

ダウンを来ていると、ちょっと暑いと感じ始めました。

アレルギー予備軍のわたしの目頭も痒くなり始めました。


そんな折り、相方のお母さん宅に行ったら発見!


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ミモザの花も、目をお覚ましになったようです。

イタリアは3月8日は女性の日。
あと1週間で、このミモザも満開になることでしょう。

ああ、春が来たなあ~

と感じる、イタリアの春の風物詩です。



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ゴージャスな展示会



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公式サイトはこちら

そういえば、去年もニュースで報道していたな~

開催は2月26日から3月1日まで。
開催地はヴェローナ。

日程が合えば行ったのに。。 残念。
来年は行きたいなあ。 忘れないようにしよう。


って、なんの展示会 ??

↓↓↓

☆ ラグジュリー & ヨット ☆

↑↑↑

”ヨット=お金持ち” のイメージがありますが、その通り!
ゴージャスなものが一堂に揃う展示会なのです。


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なんと、ミラノの空港から会場まで、

ヘリコプター

での送迎サービスもあります!

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ヘリコプターでのサービスのあとは、
夕食会があり、
費用は一人390ユーロ

高いとするか、安いとするか。
それは人それぞれ。


でもアイデア的には面白いんじゃないかしら。


インテリア、車、ファッション、ヨット、ジェット機、etc..

すべてがラグジュリーでゴージャスなものばかり。

(警備も厳重なんだろうなあ。)


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金ピカピカで、目がになりそう。。


洗練されたものが多いのか。

○金趣味のものが多いのか。


興味あるわ~。 行ってみたいわ~。


「見てるだけ~」 
「ちょっとその気になってみたいだけ~」

の一般人も入場可能。

開催時間は10時~20時まで。

入場料20ユーロで、
ゴージャスな気分になれる。

かも?

[ 2010/02/23 23:59 ] @展示会やコンサート | TB(0) | CM(5)

ハッピーバース


アパートのドアに注目

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これはなに?

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もっとズームで

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水色は男の子

ピンクは女の子

このアパートに住むご家庭に誕生しましたよ~♪

というお知らせです。


このご家庭では、男の子と女の子の双子が誕生したんですね♪


DA OGGI
今日から

CI SONO ANCH'IO
僕も (わたしも) いますよ !


と刺繍されてますね。


名前が刺繍されていることもありますが、
この双子の名前はまだなし。
いまから決めるのかしら? 
それとも、敢えて名前を出してないのかしら?

フィレンツェに限らず、イタリア中で見られます。


通りを歩いていて、
ちょっと笑顔になる、お知らせです ♪

イタリアのスーパマーケット

日本では新聞に折り込み広告が入ってくるけど、
イタリアには新聞配達の習慣がないので、
雑誌店や通りで購入するようになります。

とすると、広告はどうなるの?

郵便受けに、バサバサっとまとめて詰め込まれています(笑)

スーパーの広告も、同じ。 

たまに、わたしの自転車のカゴに、コンモリと入っていることもあり。
(広告配達のお兄ちゃん、仕事さぼったな~!)

イタリアのスーパー広告ってどんなか、興味あります?  

わたしは、日本でも、「ふんふん。」と眺めるのが好きな方だったので、
わたしと同じような習慣をお持ちの方に、ちょっとだけお見せします~。

このスーパーでは、週ごとにいろいろなスペシャルオファーをやっていて、
今週は、 40%オフ ウィーク !


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左から、バルサミコ酢、トマトソース、フライ用油
それぞれ、約500円、120円、175円



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ほら! ワインも40% オフ~♪   約300~350円前後
パスタはイタリア人に不可欠なもの。 1キロ 100円もしません。



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こちらはお肉各種。 
魚もありますが、内地のフィレンツェではお肉の方が種類が多くて安い。

左から、豚肉ブロック、牛肉、生ソーセージ、カルパッチョ用牛肉
1キロにつき、それぞれ500円、1150円、500円、1400円 前後

店頭では、200グラムとか、グラム単位で販売されているので、
200円くらいあれば、食卓のご馳走が購入できます(笑)



イタリアは、ホテル代や外食費が日本と比べると高めですが、
スーパーはそれなりに安いと思います。

食べ物系をおみやげにしたい人は、スーパーがお勧め ♪

中心街のスーパーは小さめで、種類もちょっと少なめですが、
市外のスーパーは、地元人のお腹と財布を満たすべく、充実していますよ。

わたしの 「美味しい食材めぐり」 企画でも、ご案内していますので、
興味のある方は、お問い合わせ下さい ♪

本屋でヴェガンなお食事

中心街のちっちゃな路地にある本屋さん

コンテンポラリーアートの本を専門に置いているところで、
内装は、白を貴重に、ちょっとばかり北欧系のインテリア。

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お茶をしに、一人でふらっと入れそうな
静かな空間で、雰囲気もグッド。

席数は少ないですが、
この本屋さんでは、お食事もちゃんとできてしまうのです。

しかも、マクロビオティック的な
ベジタリアンやヴェガンなお食事をすることができます。


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これは、待ち合いに出されたパン

トスカーナのパンではなく、
胡麻やケシの実の入った柔らかいパン。


そして、わたしが注文したワンプレートディッシュ


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時計周りに、

ー お葱のスープと固めのパン

スープって身体が温まって、すーっと入っていきますよね。
この日は寒かった。 ネギの甘さが優しい1品。


ー 洋梨とチーズの前菜

たぶん、極少量のバルサミコ酢で洋梨を和えて、
その上にパルミジャーノチーズをかけ、胡椒で味を整えています。
挽きたての胡椒だったのでしょう。 
洋梨とチーズの甘さが、この胡椒で引き立つったら。
驚きの美味しい1品でした。


ー 薄生地のピザのような台に、トマトソース、茄子、チーズをのせて焼いたオーブン焼き

茄子は肉厚だからなかなか焼けない。
だから、イタリア家庭ではオーブンで焼く前に素揚げしたりしますが、
ここのは、時間をかけてオーブンでじっくり焼いているのかなあ。
もしくは、軽く蒸しているかも。 
まったく油が入ってないと思われる、軽い食感の茄子。うまかった。



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せっかく美味しいところに出会えたのに、
数ヶ月に再度訪れると、
失望させられることが多々あるフィレンツェ。

この本屋さんは、どうか、いつまでも、
美味しいものを食べさせてくれますように ♪

ワンプレートデイッシュ、お茶、カフェ、デザートを注文し、
15ユーロくらいでした。



Libreria brac
via dei vagellai 18r, firenze
tel. (+39) 0550944877

夕食はありませんが、夕方はアペリティフができます。
夜はイベントやコンサートが開かれます。




[ 2010/02/17 21:37 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

悲しみの道 


フィレンツェ中心街の外れに

via dei Malcontenti (マルコンテンティ通り)

という通り名があります。

Malcontenti(マルコンテンティ)は、
意味のまったく違く2つの単語を掛け合わせています。

Mal (male) = 悪、邪悪、痛み、苦しみ
contenti = 満足、幸福、幸せ

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この通りは1530年まで、死刑者が歩く最後の通りでした。
通りの先にあるのは、死刑台。

フィレンツェ人はこの通りを、
「マルコンテンティ通り」と名付けたのです。

日本語では 「悲しみ」や「嘆き」の通りという意味になるでしょうか。


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この通りの始まりには、美しいタベルナーコロがあり、


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いまから命を落とさなければならない囚人達を、
聖母と幼子キリスト、そして、聖ヨハネと聖ピエトロが見守ります。


囚人達は、どんな気持ちで、このタベルナーコロを見上げたのでしょう。


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中心街から外れた、一見なんでもない通り。
そんな通りにも、隠された物語があるのです。


1530年以降は、ここから、ベッカリア広場の方へ死刑執行場が移され、
1700年代後期まで続きます。

1700年代後半にトスカーナ大公だった ピエトロ・レオポルド。
メディチ家が断絶したあとに、跡を次いだ2代目です。

1786年11月30日 は、記念すべき日。

ピエトロ・レオポルド大公が、
世界で初めて、「死刑廃止」 を宣言した日なのです。

そして、2007年には、
イタリア全土が死刑廃止になりました。

路面電車トランヴィア 発車!


2月14日 バレンタイン・デイの日、
フィレンツェ市の告知通りに
路面電車Tramvia (トランヴィア)が発車!

午後に、どんなもんかと
冷やかしに行って参りました。

なんか不思議~ 近未来な感じ~


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何年間もすったもんだの討論の的だった
トランヴィア

そんな曰く付きのトランヴィアの始動日に(笑)
フィレンツェ人が無関心でいられるはずはない !

賛成派、反対派、
この日は、「とにかく乗車」あるのみ 


ぎゃ~ 想像はしていたものの、
やっぱりすごい人


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ホームいっぱいの
人、人、人


降りる人
↓↓↓

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乗る人
↓↓↓

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窒息しそー

日本のように、

「整然と列を作って待つ」

なんてことを求めるのは、無理らしい。



ぎゅうぎゅう 背中を押されそうだ

もみくちゃにされそうだ

スリにも遭いそうだ



「わたしは、混雑が過ぎ去った頃の平日に、乗車しよう。。」



*****

今回始動したトランヴィアは「ライン1」と呼ばれ、

現在は、中小規模の見本市会場になっている
旧鉄道駅を改装した 「レオポルダ駅」

そして、カッシーナ公園のなかを横断して

スカンディッチというフィレンツェのベッドタウンと
フィレンツェの中央駅までを
往復運行しています。


トランヴィアの影響か、今日、月曜日の市街では、
遅々として動かぬ交通渋滞が発生していました。

やっとトランヴィアは始動しましたが、
今後は、この渋滞回避の対策を考えなければ、ですねえ。

みんなが住みやすい街を目指して、
がんばれ ! フィレンツェ!! 

カーニバル時期のお菓子「フリテッレ」


遠くに目をやると、雪化粧をした山々が

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ブルっ  寒そう


でも~♪

わたしの目の前では、
おじちゃん おばちゃんが 
一生懸命に揚げ物中

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ここは、サンドナート・イン・コッリーナという村

カーニバル時期に出回るお菓子Frittelle(フリテッレ)を
その場で揚げて、販売しているのです。

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わたしが行った時は、ちょうどお昼時だったから
あまり人がいなくて、並ばなかったけど、
友人が16時頃に行った時には、1時間待ちだったらしい。


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この日は快晴

日陰は寒いけど、
お日様に当たればポカポカ~

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おじさんも、日光浴して気持ち良さそう


太陽が燦々と差すテラスで、

うま~い ♪ 

春の足音を感じながら
舌鼓を打った、ある日の午後でした ♪

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*****

フリテッレのYou Tubeを見つけました。
こちらで~す。

結構笑ける 



~ このレシピで紹介してる材料 ~

牛乳 190 ミリリットル

ビール酵母 15グラム

小麦粉 300グラム

卵1個

砂糖 60グラム

バター 60グラム

揚げ用油 1リットル

粉砂糖 揚げたあとに振りかけます 適宜


1) 牛乳を肌温に温めて、ビール酵母菌を加えます

2) ぜ~んぶの材料を入れて混ぜまぜ

3) 約20分間、寝かせておきます

3) スプーンですくって、少しずつ油のなかに入れます

4) 揚げたら、粉砂糖をふって できあっがり~

[ 2010/02/14 20:04 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

スノー・イン・フィレンツェ(アゲイン。。)

夕方に自宅に戻ってコンピュータで作業をしていると
背中がヒヤヒヤする

ふつうなら、小さな電気ストーブをつけると
部屋全体が暖まって、そんなことはないのに。


風邪引きそうなのかなあ。

やだなあ。


そんななか、相方から電話がかかってきた

「外!」


ふと、外を見ると、



ゆき~っ !!!!!!


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しかも 

ザン・ザン ザン・ザン 


そりゃ 家も寒いはずだ~


いまは止んだけど、明日も寒いとの予報。


去年の冬は一度も雪を見なかったのに
今冬は、12月に引き続き

スノー・イン・フィレンツェ

アゲイン 

です。

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ジェラート店のチョコラータ・カルダ


最近のフィレンツェは寒いっ!
こんなときは、 チョコラータ・カルダ で
身体を暖めましょう。

チョコラータ・カルダは、ホットチョコレート のことで~す ♪

日本のホットチョコレートは、
きっとココアのような感覚だと思うのですが、

イタリアのチョコラータ・カルダは、

まさに ”チョコレートを飲む” 感じ。


かなり日本チックな例えですが、
なめこ汁のように、ドロっとしているので、ヤケドに注意。

そして、飲み終えたあとは、
お歯黒や黒髭になっている可能性があるので、
鏡でチェックしましょう (笑)

チョコラータ・カルダに生クリームをトッピングしてもらうと、
ビターなチョコがまろやかになりますよ ♪

この際、カロリーは気にしない。
どうせ、またフィレンツェの中心街を歩くので、
歩きながらカロリーを消費すればよろしい。

わたしのマイブーム的 チョコレート・カルダ は、
ドゥオーモ(大聖堂)から捨て子養育院美術館へ向かう
セルヴィ通りにあるジェラート店。


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ここのジェラートも美味しいが、チョコラータ・カルダも美味。

ビターな味で、かなり濃め。

ふ~ ふ~ しながら飲み終えたころには、

パワー充電 完了 !!

お勧めですよ~ ♪

 
Le Parigine gelateria artigianale
Via dei Servi, 41/r, 50100 firenze (FI)
tel 055 2398470

緑のBマークのところです。 ドゥオーモから徒歩3分。

地図parigine2-1

[ 2010/02/10 17:53 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(2)

バレンタイン・ディ

2月14日はバレンタイン・ディ。

そう、今度の日曜日です。

イタリアでは、レストランが、
ロマンチック・ディナーを企画したりしますが、
これはちょっと変わり種。

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中世時代に病院として使われていた建物を使って

ロマンチック・ディナー ♪


病院=ロマンチック 

なかなか結びつかない単語同士。

ちなみに、この建物は、病院として、
1250年~1350年に使われていたそうです。




中世時代の建物=ロマンチック



にしておきましょう。


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こんな建物を使うことだけでも面白いのに、

さらには、

お料理がすべて中世料理

という徹底ぶり。


ふ~ん ちょっと試してみたいものだ

*****

貴婦人と騎士のための中世晩餐会

バックミュージックは、ケルティックハープの生演奏


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フレッシュフルーツとドライフルーツ
スパイスとオレンジの風味を効かせた鶏肉の包み焼き
サフランとセージのフライ

エンドウ豆のスープと黒パン

クルミのソースで和えたマルティーノのラビオリ

タイの香味焼き
スパイス風味の白豆

バレンタインのビスコット
ザバイオーネ
スパイシーなお酒(アンブロシア)


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スパイスやハーブを使った料理が多いけど、
これは塩や胡椒が高価だった昔の人の知恵。

防腐剤の役目、そして、味を引き出すために
それはそれは、たくさん使われていました。

甘酸っぱい料理が多かったんじゃないかなあ。


食後は庭でこんな芸人のお披露目があります。

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そして、

締くくりは。。。。。


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熱いお湯を湯船に張って、
オリエンタルな香りとロウソクを灯して
2人きりのお風呂タイム

700年前のカップルのように。。。



とことん、中世に徹した演出。

中世風の服装や髪型で参加したら、
雰囲気にどっぷり浸れそう。


興味のある方は、公式HP をご覧あれ。


料金: 飲み物込み(水とキャンティワイン) 一人55ユーロ。
開始時間:20時30分  ** 予約必須です **
場所:Bagno a Ripoli (バーニョ・ア・リーポリ)の田舎
建物内に宿泊施設あり。




[ 2010/02/09 23:57 ] @展示会やコンサート | TB(0) | CM(2)

チョコレートの祭典

2月4日から始まった、
フィレンツェの冬恒例の ☆ チョコレートの祭典☆

あいにく、今週はずっと雨やくもり。
なので、今年はちゃんと屋根付きのブースです。


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場所はサンタクローチェ広場。
2月7日(日)まで開催。

先ほど、チョコレート祭典に寄って帰って来たところ。


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ぜったいに買わない!!!


と心に強く誓ったはずなのに、


これ下さい ♪


祭典に一歩足を踏み入れた途端、わたしの意思は、もろくも玉砕。

1秒ももたなかった  。。

だって、 「ただ見てるだけ~」

ならやり過ごせそうだけど、あっちから、こっちから、

      1口どうぞ~

      ちょっと食べていきな~

なんて甘い言葉を掛けられたら
断るなんてこと、できません。 できません。


試食をしつつ、会場を1周して、またもどって、また食べて(笑)

結局、2種類のチョコレートを購入☆

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全部で20店はあったんじゃないかなあ。

客引きなのか、お店もいろいろ工夫を凝らしていて
ディスプレイやチョコのデザインに力を入れていました。


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そういえば、2月14日はバレンタインだものね。


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イタリアでもチョコレートを贈る習慣があるので、
それに合わせた祭典なんでしょうねえ。


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わたしが行ったときには、人がまばらだったけど、
土曜日の夕方や日曜日はすごい人ででしょう。

試食するにも、手をのばしている間に、あっと言う間になくなりそう。
イタリア人、老若男女、甘いものが好きだからなあ(笑)




雰囲気だけでも感じたい方、こちらが公式HPですよ~。
[ 2010/02/06 23:32 ] @食とワインの見本市 | TB(0) | CM(2)

イタリアの展示会を疑似体験

常に新しい情報を入手できるように、
グーグルのアラート機能に
興味のあるキーワードを登録しています。

興味はなくても、
知らないと怖いストライキ情報も登録してますが。


毎日20通くらいのメールが届き、ざっとチェックするのが日課。

そのなかには、

へ~ 知らなかった
ほ~ こんなのがあるんだ 

などなど、面白い情報が送られてくることも。


今回はその1つをご紹介。

Sant'Antonio Abate (サンタントニーオ・アバーテ)
という街で開催された、展示会の様子。

この街はナポリから車で約40分。
ポンペイから少し南下したところにあります。

1月14日に、この街で、街名と一緒の
「サンタントニーオ・アバーテ」祭りが行わたそうです。

祭りという言葉に惹かれて、見てみると、
展示会の模様が写しだされました。

わたしは、祭り=食べ物 を連想したのですが、
今回はちょっと外れちゃいました~。

わたしも展示会へ足を運んだ時には、写真を撮ったりして
雰囲気を伝えようと思うけど、これがなかなか難しい。

それが、このお祭りでは、ちゃんとした人(ってどんな人?)
がカメラを回しているのか、展示会の温度感が良く出ています。

イタリアの展示会ってどんな感じなの?

と興味のある方は、ぜひご覧あれ。


ナポリであろうと、フィレンツェであろうと、ミラノであろうと、
大、中、小、規模はいろいろあっても、
どこもかしこも、雰囲気的には、こんな感じです(特に週末は)。


全部で3分40秒あるので、時間があるときに見て下さいね~。
あ、あと、音がちょっと大きいかも。です。


ハフハフなフィレンツェ人

フィレンツェが輩出した代表的な詩人や作家には、
世界的に有名な、教科書に出てくるような人達もいます。

例えば、

ー ダンテ・アリギリエーリ (代表作「神曲」)

ー ジョヴァンニ・ボッカッチョ(代表作「デカメロン」)

ー ニコロ・マキャヴェリ(代表作「君主論」)
   *作家というより、政治思想家


さらに、フィレンツェには、イタリア語の語学学校も多し。


それなのに !!


語学学校で習った正しいイタリア語をちょっとだけでも身につけて
街へ繰り出すと、イタリア人の発音にない音をたくさん耳にして、
我が身、我が耳を疑うことになります。

どうして、わたし、分からないんだろう ??

ちゃんと学校で習ったはずなのに、ヒアリングができない !


ご心配あれ。
あなたのヒアリングが悪いのではありません。


フィレンツェ(トスカーナ)方言では、

」行の発音がすべて「」行に

置き換わるからです。



友人に

ヨ~ホ~ (わたしの名前は「ようこ」)

と呼びかけれたときには、仰け反りそうになりました。



フィレンツェ人を揚げ足にとった有名なフレーズがこれ。

<正しいイタリア語>
Vorrei un coca-cola con cannuccia corto corto colorata.

ヴォレイ ウン ーラ 
ン ヌンチャ 
ルト ルト ロラータ


とっても短いカラフルなストローと一緒にコカコーラをください。


<フィレンツェ人がいうと。。>  
Vorrei un hoha-hola hon hannuccia horto horto holorata.

さあ、みなさんも、発音してみよう!
     ↓↓↓↓↓
ヴォレイ ウン ーラ 
ン ヌンチャ 
ルト ルト ロラータ


ネイティブ人が話すと、速度が早いので、

ハフ ハフ ハフ ハフ 

と聞こえる。 嗚呼。



イタリア人は H の発音ができないと言われていますが、
フィレンツェ人は、対象外 !



そんなフィレンツェの本屋で、こんな本を見つけました。

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タイトル:Vohabolario  (ヴォボラーリオ)

正しくは「Vocabolario (ヴォボラーリオ)」 。  
「語彙」の意味。



お察しの通り、これは、
フィレンツェ(トスカーナ)方言を集めた本のようです。
パラパラめくってみたけど、面白そ。

フィレンツェのほんとんどの本屋には、
椅子やソファーがあるから(バールもある)、
時間があるときに、着席しながら、立ち読みしよっ。 

ついに始動!

2010年2月!  

フィレンツェの新しい1ページが開かれようとしています。

そう、これです。

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1月のブログ「始動発車間近!」 でお知らせした路面電車「トランヴィア」。


2月14日から始動開始 (予定) ←ここ大事 ^ ^ !

Line 1 線: 
2~3月は 6時30分 ~ 21時30分 /毎時8分 運行 
* 仕入れた情報では、2月14日からの1週間は、市民は無料で乗車できるそう。

4月からは、 5時00分 ~ 24時00分 /
平日昼間:毎時3.5分 ・ 夜:毎時12分 ・ その他の時間:毎時 6分 
切符は市バス券が販売されているところで購入できるそうです。


ここでちょっと補足を。。

でも~、 このトランヴィア運行に伴って、大変なことがっ !

→ バス停留所の大移動
→ マイカーの大移動

バスやマイカーを利用する人は、

どっちだ こっちだ!

と、さらながら民族大移動のように、右へ左へと移動させられ、 
フィレンツェの駅前が、カオス状態になること必至。

firenze4.jpg


ニュースには、
2月1日をもって、市街方面に抜けるための駅前の道路が、
マイカー乗り入れ禁止になります。

と、書いてありました。

これを読んだマイカー通勤者は、きっと、ムンクの叫び状態

いままで、この駅前の道は、ほぼ唯一といっていいほど、
マイカーが乗り入れできたところで、
出勤時、雨天、見本市開催のときなどは、
10メートルに20分もかかるような、
ギュウギュウの交通渋滞を巻き起こしていたのです。



さらに、ニュースは伝えています。
代替え案で、駅前へ向かう一方通行の道だけをマイカーが使えるようになりました。 

ということは、必然的に、この道に集中するということ。  
しかも、この道、via nazionaleは一車線のみ。
1台止まると、後列み~んな停車(汗)

遅々として動かない車。。
苛立つクラクションの音。。

ああ、考えただけで恐ろしい。

やっぱり、わたしは雨の日も、風の日も、チャリだわ。
雨用のチャリ用カッパを購入しなくちゃ(笑)



Tramviapag1.jpg


もちろん、駅に見送りやお迎えに行く人達を禁止はしません。
そこで、市長が考え出したのが、

Bacio & Ride

キスをしてお別れをしたら、すぐに車に乗り込んで
さっさと、その場を立ち去りましょう。

が、このキャッチフレーズの意味です(笑)

な~るほどね~  レンツィ市長らしい発案。


市長いわく、
「2月のフィレンツェは大変な混乱になるでしょう。」

   ***********

いつも ノロノロ運転
      ↓
あああ ストレス
      ↓
車で中心街に来るのがだんだん面倒で億劫になる
      ↓
トランヴィアは専用の線を使うのでいつも定時発着(たぶん)
      ↓
あっと言う間に駅前へ
      ↓
ああ、やっぱりトランヴィアにしようかなあ。
それか、健康のためにも、チャリにしよう。
(駅前に800台収容できる駐輪場設置予定)
      ↓
フィレンツェ中心街に乗り入れするマイカーが減る


が、フィレンツェ市の思惑なんじゃないかなあ。