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ちょっと今年は遅くなりましたが、 昨年に引き続き、イタリアの「なんでもランキング」 。
イタリアの経済新聞「Il Sole 24ore」が、 仕事、サービス、環境、病院等のシステム、人口率&出生率、レジャーなど 様々な要素から住みやすさをランキングしているもの。

イタリア全国107県。
あれ?
確か去年は103県だったはず。4県増えている。
どこだろう? ちょっとリサーチ。
Carbonia-Iglesias(カルボニア・イグレシアス) Medio Campidano(メディオ・カンピダノ) Ogliastra(オリアストラ) Olbia-Tempio(オルビア・テンピオ)
ぜんぶサルデーニャ州でした。 でも2005年に「県」になったらしいので、 ただ単に08年の調査対象に含まれなかっただけ?
う~ん。 疑問じゃ。 不思議じゃ。
まっ、気を取り直し、09年の結果発表 !!
堂々の総合1位は?
ジャン ジャン ジャン ジャン ジャン ジャ~ン !!
トリエステ (北イタリア) ♪
総合トップスリー発表! 1位:Trieste(トリエステ) 2位:Belluno(ベッルーノ) 3位:Sondrio(ソンドリオ) ーーーーーーーーーーー 19位:Milano(ミラノ) ←1ポイント アップ 24位:Roma(ローマ) ←4ポイント アップ 43位:Venezia(ヴェネツィア) ←6ポイント ダウン ーーーーーーーーーーー 106位:Napoli(ナポリ) ←9ポイント ダウン (下からカウントした方が早い。。 がんばれナポリ!)
08年同様に上位3位までは、すべて北イタリア。
去年の1位獲得「アオスタ」はランクを下げて6位。 去年のニューエントリー「シエナ」もランクを下げて9位。
ベッルーノは08年に引き続き2位です。 常にクオリティが高いところなんですね~。 行ってみたいな、ベルーノ♪
フィレンツェ? マイナス2ポイントで、14位でした。 ありゃ~
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わが街フィレンツェの09年の動きはどうだったのでしょう ?
余暇の過ごし方 : 総合2位 環境や病院設備 : 総合5位 就職率や仕事 : 総合39位 生活全般 : 総合46位 人口 : 総合50位 公共設備とサービス:総合99位
余暇の過ごし方は去年に引き続き2位。 フィレンツェ人は楽しむことに長けているのか!?
頻繁にコンサートがあったり、レストランが開店したり、 本屋が多かったり、スポーツクラブに行く人が周囲にも結構いたり、 かなり納得いくランキングです。
環境や病院設備もなかなか良いランキング。
就職率や仕事は、107県中1/3内には入っているから そんなに悪くはないのかな ?
公共設備とサービスは改善の余地、大ありですね。 新市長レンツィ、がんばってくださいませ。
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ここからは、なんでもランキング !

36項目の調査のうちから、 面白そうなもの、興味のあるものを、ピックアップしてみました。
☆ 出生率ランキング 1位:オルビア・テンピオ 2位:ラヴェンナ 3位:パヴィア ーーーーーーーーーーー 75位:フィレンツェ
今年からランキング参加のオルビア・テンピオに何があったのか? いきなりの1位! フィレンツェは去年53位。ダウン&ダウン。
☆ おじいちゃんやおばあちゃんと子供達とのコミュニケーション 1位:ナポリ 2位:カゼルタ 3位:クロトーネ ーーーーーーーーーーー 93位:フィレンツェ
ミラノの方がフィレンツェよりランクが下だと思いきや、ミラノは73位。 それにしても、こういうランキングだと、ぐっと南イタリアが上位に入って来ますね。
20位まではずっと南イタリアの各県。 21位で初めてボルツァーノが北イタリアでランキングイン。
かなり興味深い結果になりました。
☆ 女性の職業率 1位:ボルツァーノ 2位:ボローニャ 3位:モデナ ーーーーーーーーーーー 4位 :ミラノ 12位:フィレンツェ
ボローニャのあるエミリア・ロマーニャ州は、 ボローニャをはじめ、モデナ、レッジョエミーリア、パルマ、 と、4県も10位内にランクイン。 どんな職業か分かれば、もう少し浮き彫りになるんだけどなあ。
☆ 外国人在住者ランキング 1位:ブレシャ 2位:プラート 3位:ピアチェンツァ ーーーーーーーーーーー 17位:フィレンツェ
去年1位のパルマは9位へダウン。
プラートはまたも人口が増えて1ポイントアップ。 イタリア1の中国人コミュニティ増幅中なのかしら?
フィレンツェも1ポイントアップ。
☆ エコ活動ランキング 1位:ヴェルバノ・クシオ・オッソーラ 2位:ベッルーノ 3位:パルマ ーーーーーーーーーーー 40位:フィレンツェ
フィレンツェってば去年は15位だったのに。 あ~あ。
ヴェルバノ・クシオ・オッソーラってどこ? スイスとの国境付近。なんか納得。
☆ マッチョが多い!? スポーツ好き人口?! 1位:リボルノ 2位:トレント 3位:ボルツァーノ
リボルノはサーフィンかな。 リボルノの友人は車にいつもボードを常備。 トレントとボルツァーノはスキー人口が多そう。
☆ 読書人口 1位:ミラノ 2位:ボローニャ 3位:フィレンツェ
フィレンツェの本屋では、読書している人多し。 立ち読み? いえいえ 着席で(笑) クリスマスプレゼントに本を購入した人も多し。
☆ 貯金率 1位:トリエステ 2位:ミラノ 3位:ローマ ーーーーーーーーーーー 11位:フィレンツェ
トリエステはお金持ちが多いのかなあ。 ミラノは企業がたくさん入っているからかな。 ローマはやっぱりイタリアの首都ですしねえ。
お、ここでもボローニャのあるエミリアロマーニャ州は 3県も10位以内にランキングイン。
フィレンツェは妥当な順位でしょう。
☆ 土地代の高さ 1位:ローマ 2位:ミラノ 3位:ヴェニス ーーーーーーーーーーー 4位:フィレンツェ 5位:ボローニャ 6位:ナポリ
おお~ 観光都市がトップランキング。 フィレンツェが4位とは意外。2位か3位だと思ってた。 高いですよ~ お家賃も。
全体的にイタリアの北東が、いろいろな点で住みやすいようです。 でも、あまりにも普通の国みたいに(?) 機能し過ぎて、
イタリアらしくない!
という方へは、南西がお勧めです。 デイープな体験ができるかもしれません。
文章が長くなってしまい、すいません。 わたしも、仕事そっちのけで、ついつい夢中になってしまい、 気がついたら22日中にアップできませんでした(苦笑)
さて、1月も後半に入りましたが、 10年はどのような結果になるでしょうか!? 来年もランキングを発表しますよ~。
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