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サグラの意味って?

pacchorina さんから、コメントにて「サグラ」についてご質問を受けました~。

> この「サグラ」のルーツってなんでしょうか?
> どういう経緯で発祥したのかーとかちょっと知りたいです。
> 知ってたら教えていただきたいですぅ。

そうよね。
わたしもナニ気に使っていたけど、発祥はクエスチョン。

調査開始 !!
***

sagraはラテン語から派生したもので、ラテン語では「sacrum」。

sacrum(ラテン語)=sacro(イタリア語)

一般的にsacroは、宗教上の行事(儀式)のときに使われていたそうです。
いまは「神聖な」という意味。

さらに昔々は、聖体拝領のときに使われていた言葉らしい。

聖体拝領とは、映画やビデオクリップでもたまに見かけますが、
司教さんの前で舌をべーっと出すと、白くて丸くて薄いものを舌の上に乗せてくれる、
あの食べ物を頂くこと。 日本語では「聖餅」と呼んでいます。

comunione.jpg


すっと口のなかで溶けるもので、パンの代用としてキリストの肉を表しています。
この儀式により、人間と神が繋がるのです。 
(ちなみにキリストの血を表すのが葡萄酒)。

sacroと双子のような存在で、やはりラテン語が語源の「festa」。

festum(ラテン語)=festa(イタリア語)

なぜ双子かというと、宗教上の行事のなかには、
豊穣などに感謝するお祭りも含まれていて、このお祭りが「festa(フェスタ)」。

いまはfesta(フェスタ)は、「祝日、休日、祭、パーティー、宴会」 の意味。


イタリア人が「フェスタ」と聞いて連想することは?

100%の確率で(笑) 「楽しいこと~♪♪」


イタリアにも四季があり、折々の季節に神に感謝するためにのお祭りがありました。

農耕などが閑散期に入る冬 ・ 開始する春 ・ 麦収穫の夏 ・  葡萄収穫の秋

という感じ。



紀元前の大昔は神殿で、キリスト教になってからは教会の前で、
このような、自然への感謝を表す宗教上のお祭りが行われていて、
sagraに似ているsagratoという言葉は、
「教会の前庭、(教会正面の)柱廊」という意味。

なるほどね~(ひとりごち)

日本では、お正月、節句、冬至など四季折々の行事のときにお供えをしますが、
イタリアでは、同じように、お祭りのときに、
動物や、土地ならではの農作物等を神に捧げていました。

日本とイタリアでちょっと違うのは、日本では家族単位でお供え物を食するけど、
イタリアでは、なにせ「祭り」なので、村人達が輪になって、
飲めや食えやとワイワイ分け合って食べたところ。
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 
 ここ! 大事!!

ゆ・え・に・

Sacra(宗教上の行事)+ Festa (宗教上のお祭り)= サグラ

昔々の聖体拝受するときのSacraや宗教行事のFestaの意味合いが落ち、

「郷土料理を食す!」

という核の部分だけが残ったのです!!

おおお~!!  そいういうことだったのかー!

DSC01401.jpg


だからサグラでは、大きな鍋やグリルを総動員して、
季節の郷土料理を作っては、大勢の人と長テーブルで肩を寄せあって

旨い うまい ^ ^

と食べあうのです♪

DSC04090.jpg


***


週末の楽しいサグラ=村の仮食堂

というイメージがありますが、

サグラでも、Sacra Festa(神聖なお祭り)として伝統的に残っているものの
代表格はこんな行事。

シエナのパリオレース(地区対抗の騾馬競馬)

ヴェニスのカーニバル(これは有名ですね♪)

ナポリのサンジェンナーロ(聖ジェンナーロの凝固した血が溶けるのです!)

なるほど~。 
参考にしたのはwikipedia etc...です。 インターネットって、すばらすぃ~。

sagra4.jpg


pacchorina さん、素敵な疑問を投げかけてくれてありがとうございます♪

わたしも、1つ勉強になりました~♪♪♪

1つ入って、1つ抜けて、、、 にならないことを祈る!


サグラに行ってみたい!! という方、
パチっ ポチっ とお願いします♪
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[ 2009/11/15 02:57 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(4)