車社会のフィレンツェ。いまは一家に2~3台を所有していると言われています。 晴れた日はまだいいけど、雨の日や大きな見本市があるときの環状線は完全ブロック。 交通渋滞必須。 それでも車を手放さない輩多し。 そして良く見ると車には運転手しか乗車してないことも、これまた多し。
中心街には商業車と住民の車しか入れないことになっているけど、駐車禁止地区ギリギリまで乗り入れるための場所取り合戦が、中心街で仕事をする人の朝の日常。 ご苦労さまです。 でもわたしはチャリ。いつでもサッサー、ホイホイと時間も気にせずドアツードアで移動しています。

路駐と思いきや、ちゃんとした駐車スペースです。
そして、数年前はタダだった住宅地区でも、それ以外の地区から車で来る人からは駐車料金を取るようになりました。 車を駐車したら、こんな感じの機械で自己申告性の駐車料金を払います。平均1時間50セント。もし、「3時間くらいいるかなあ。」と思ったら、1.5ユーロのコインを入れると時間が加算されるシステム。

コインを入れて、オーケーなら緑のボタン。
キャンセルなら赤色のボタン。
例えば、今が9時として、1.5ユーロを入れると時間表示のモニターに12時と表示されます。 オーケーの緑のボタンを押すと、ギーギー音をいわせながら、ペロっと一枚の紙切れがでてくるので、これをダッシュボードの上に乗せておくのです。

誰が書いたのか(笑) 「LADRI」は「泥棒!」 の意味。
もっと噛み砕けば、「フィレンツェ市は泥棒だ~!」と言いたいのです。
地下はもちろん、地上の駐車スペースもほぼ皆無のフィレンツェ。 ここでは縦列駐車や、路上駐車が一般的。でもダタではないことが多いので、レンタカーを使う人は要注意。 周囲に機械らしきものがないか確かめましょう。 パトカーの人が頻繁に巡回しているので、田舎でも、駐車するときには気を付けましょう。 そうじゃないと、レッカー(泣)なんてことになりかねません。

これがドライバーが怖がる恐るべきレッカー車。
一方、こちらはバイクの駐輪場。 夜の撮影でちょっと分かりにくくてすいません。 スクーターの間にある小さな機械は充電器で、電気スクーターを使っている人は無料でリチャージができるシステム。 フィレンツェも一応、エコ活動をしているのです。
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
9月 5日(土) 14名様からのお申し込み ←催行決定! ありがとうございます!!
9月12日(土) 3名様からのお申し込み ←あと2名で催行決定。
9月26日(土) 2名様からのお申し込み ←あと3名で催行決定。
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
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