8月29日はお客様をヴェッキオ宮殿にご案内しましたが、中庭に入れず何やらカクテルパーティの準備をしている模様。500人広間の壇上にはステージが組まれ音楽隊が音合わせをしていて、いつもの会議用の椅子ではなく、白とベージュを基調にした優雅な椅子が置かれていました。う~ん。なんだろう??
しばらくすると、外からは宗教行事のときに練り歩く中世衣装を纏った行列の奏でる音が聞こえて来ました。 今日はなんにも行事がないはずだけど? ますます「???」。
この日はヴェッキオ宮殿でオランダ人富豪の挙式があり、そのあとの披露宴は、なんとヴェッキオ宮殿を貸し切って行われるらしい。と、宮殿のスタッフに聞いて驚き~! 翌日のフィレンツェの新聞の見出しにも取り上げられていました。ほ~、そんなことができる人もいるんですね。
フィレンツェ発行のレプッブリカとコリエレ・フィオレンティーノ新聞から、そのときの様子を伺ってみましょう。
挙式をするオランダのカップルは、馬車でヴェッキオ宮殿に乗り付けましたが、その後には、参列するご親戚の方々の馬車が11台続き、さらにその他の参列者は2階がオープンになっている赤い2階建て観光バスでお目見え。
挙式後は、宗教行事のときに活躍する中世衣装を纏ったカルチョ・ストーリコ・フィオレンティーノの行列が繰り出し、宮殿の入り口では平行に2列に並び、その間を新婚さんと参列する170名の招待客が宮殿の中庭と入って行ったそうです。
中庭ではお食事とお酒で軽くアペリテイフをし、その後は500人広間でオランダのテノール歌手が小さなオーケストラと一緒にコンサート。
私達はラッキーにも、閉館される前にギリギリでヴェッキオ宮殿を見学できましたが、その後に訪れた観光客は外で待ちぼうけ。13時~15時30分の2時間30分の貸し切りです。
この前代未聞のヴェッキオ宮殿貸し切りを認めたのは前任のフィレンツェ市長。現市長の若手レンツィ氏は、公共の場所、ヴェッキオ宮殿=市庁舎 がプライベートの結婚式のために貸し切りになったことに、かなりの難色を示していたようですが、すでに契約も締結されていたので、容認するほかなかったようです。
ちなみに、気になるお値段は、公共の場である500人広間を一介の個人に貸し出すためにレンタル料は取れないので、500人広間に置かれているヴィチェンツォ・ロッシ作の彫刻ディオニソスの修復を受け持つという条件で、その修復費17500ユーロ(約250万円)、赤の間での挙式620ユーロ(約80万円)。市長側は、カップルの出身地であるAja市と姉妹都市になるので、披露宴というより、姉妹都市友好記念パーティの意味合いで貸し出しました。と言っていました。宮殿貸し切り以外にも、中庭でのアペリティフ費用、馬車、二階建てバス、諸々。

Corriere Fiorentinoより
お祝いはまだまだ続くようで、トスカーナのヴィッラ(邸宅)数軒で行われ、シャンペンはフランスから、飾る花々は新婚さんの出身国オランダから届いたそうです。費用を合計したら、富豪の挙式と披露宴の割に意外に費用がかかってないですよ。というオーガナイザーのお言葉です。富豪のご職業は不動産業を営むエコノミストだそうです。
ちらっとカップルを見ることができましたが、新郎は銀髪のおじさま。新婦は40代前後かなあ、金髪で背の高いスラリとした知的で美しい女性でした。
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
9月 5日(土) 14名様からのお申し込み ←催行決定! 申し込みは終了しました。 ありがとうございます。
9月12日(土) 3名様からのお申し込み ←あと2名で催行決定。
9月26日(土) 2名様からのお申し込み ←あと3名で催行決定。
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
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あまり聞いたことのない教会。 実はフィレンツェの大聖堂の地下にあります。 あるといっても、一部が現存しているだけの遺構ですが、ルネッサンスを代表するクーポラを仰ぐ大聖堂の地下に、古代ローマ時代からの教会があるなんて、ちょっと不思議。
1200年代まで、実はこのサンタレパラータ教会が、フィレンツェを代表する大聖堂だったんです。でも序所にフィレンツェの人口が増えてきたので、この小さな教会に収容しきれなくなり、この教会の上にいまの大聖堂を建立しました。
1971年からドゥオーモの床下の発掘を行い、このサンタレパラータ教会の遺構が見つかりました。 この教会は300年後期から400年前期にかけて建立されたと伝えられています。残念ながら、この時代は混沌とした時代だったので、裏付けする文献が残っていません。
大聖堂の地下に続く階段を降りて行くと、乾いたような、湿ったような、地下独特の空気が感じられます。 階段を降りて左手に入場口がありますが、どんな様子かチラっと覗けるので、入場者はほんの僅か。 でも、面白いですよ~。
薄暗い光のなか、古代ローマ時代のモザイク模様の床が広がり、その一部は、実際に歩くことができます。 1センチに満たない小さなモザイクを1つづつ埋め込みながら床を作った当時の職人達も、まさか遥か未来の21世紀の人の目に触れるなんて、想像もしていなかったでしょう。 そんなモザイクに手を触れてみると、幾世紀も前の世界や、当時の人の息づかいが伝わって来るようです。
古代ローマ崩壊後、ロンゴバルディ族という民族が南下してきて、フィレンツェも彼らの統治下におかれることになりますが、その時代の墓石も見ることができます。
そしてところどころには、2畳分くらいある、大きな柱が床を突き抜けて伸びていますが、これは、現在の大聖堂を支える柱の一部です。 大聖堂の着工は1296年。 クレーンなどの機械がまったくなかった時代に、よくもここまで大きな大聖堂を作ったものです。 昔の人は、なにもないところから、すべてを作っていったんですね。 なにもないからこそ、想像力や発想が豊かだったのでしょうか。
この遺構はまだほんの一部で、発掘途中。いまは中断していますが、あちこち掘れば、まだまだ面白いものがでてきそうです。
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Obika(関連ブログはここをクリック) とアカデミア美術館でのコンサート(関連ブログはここをクリック) 、この2つのテーマで登場した、コルシ・トルナボーニ宮殿。 いったい何でしょうか?
去年できたばかりの会員制の高級アパルタメント(アパート)です。 「高級」という言葉からも、希望者全員が利用できるところではありません。 会員は288名限定で、世界中のセレブ達が既にこの会員権をゲットしているようです。
アパルタメントという不動産を入手して、1年の数週間をここで暮らす。テーマはラグジュリー・イタリアン・ライフスタイル。 イタリアで贅沢に豪華に過ごす。という感じかしら。
アパルタメントは全室36部屋で、どちらかというとシンプルな小さなスタジオタイプのものから、2~3部屋ある大きなタイプのものまであり、インテリアはすべてイタリア人デザイナーの手になるもの。
気になる会員料金は年間約20万~50万ユーロ(約3000万~約7000万円)。 さらに別途、サービスやメインテナンス料として年間に約6千~11万ユーロ(約80万~約1500万円)がかかるそうです。
滞在中はプライベートカーが利用できるほか、ワイン醸造学、修復学、料理レッスンなどもリクエストに応じて受けることができます。 運営は高級ホテルチェーンFour Seasons(フォーシーズンズ)が任されています。
ちなみにフォーシーズンズは、1~2年前にフィレンツェ中心街のちょっと外れたところに、広大な公園付きの5つ星ホテルをオープンさせたばかり。 それまではブティックホテルで名を知らしめてきたフェラガモ系列のホテルが、フィレンツェのホテル業界に進出し良好な成績を収めて来ましたが、ここにきて、フォーシーズンズが参入。 ちょっと面白くなってきた、フィレンツェのホテル事情です。
高級アパルタメントの会員権は、譲渡や販売も可能ということ。 このプロジェクトの責任者であるヤコポ・マッツェイ氏は、「私達はアパルタメントというハード面を販売するのではありません。 フィレンツェで、いままでにない新しい過ごし方をサポートする、ソフト面を提供しています。」と語っていました。
会員権を購入した半数はアメリカ人。次いでイギリス人を筆頭としたヨーロッパ人。そして中東系やアジア系と並ぶようです。 平均年齢は50歳以上。
不景気といわれているこの世の中にも、こういう世界があるんですね。 そして、このようなお客様の層を受け入れられるベースがあるフィレンツェも、すごいなあ。と感心。 フィレンツェには歴史の層と同じように、クラスの層も、同じ街のなかで共存しています。 トルナボーニ通りを歩いていたり、obikaで食事をしていたら、思わぬセレブに出会えるかもしれませんよ!?
Palazzo Tornabuoni by Four Seasons Hotels & Resorts (オフィシャルページはこちらから)
住所:Via degli Strozzi, 8 50123, Firenze
Tell: +39 055. 268. 966
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フィレンツェのアカデミア美術館には、360度の角度で見れるオリジナルのダヴィデ像があり、いつもたくさんの人に囲まれています。 ミケランジェロが生み出した、このダヴィデは、「世界で最も注目されるセクシーな男。」ではないでしょうか(笑)。
ダヴィデ像が展示されているアカデミア美術館のお隣には、国立音楽学校があり、美術館と音楽学校が提携して作られた楽器博物館があります。 ここには、メディチ家紋章入りのストラディヴァリ作のヴィオラやヴァイオリンも展示されています。
そんなこんなで実現したのかどうか経過は分かりませんが、 今年11月に1回だけ、このダヴィデ君が、ヴァイオリンの名器「ストラディバリウス」とコラボすることになりました。 ダヴィデを独り占めして、さらには、めったに聞くことのできない本物のストラディバリウスが、ヘンデル、ドヴォルザーク、メンデルスゾーンなどを奏でます。
ヴァイオリンの名器といわれるストラディバリウスは、イタリアのクレモナ出身で弦楽器製作者「アントニオ・ストラディヴァリ」の名前から付けられています。彼は1600年中期に生まれ、なんと94歳まで生きました。 画家、音楽家、彫刻家、なにかしら芸術に携わる人って、長生きするんですねえ。 ちなみにミケランジェロは89歳まで生きました。
ストラディヴァリは、素材となる木の選択、カーブ、反り、厚み、塗装などに独自の製作方法を考え出し、いままでにない美しい音色を奏でるヴァイオリンが誕生しました。 そのほかにも、ヴィオラやチェロなでを製作し、世界で約800丁が現存しているそうです。 もし値を付けるとしたら、平均5億円とか。
彫刻と楽器。分野の違う最高峰の芸術の融合。 なんかすごそうだなあ。 ストラディバリウスは、世界で最も重要なコレクションを誇る団体の1つ、日本音楽財団から貸し出されます。 そして集まったお金は、音楽学校や若者育成のために使われるようです。
「ミケランジェロ作ダヴィデ像とストラデイヴァリウスが共演」
日時:11月7日(土) 21時から
場所:Galleria dell'Accademia(フィレンツェのアカデミア美術館)のダヴィデ像の前
チケット:
• I settore 400 € (コルシ・トルナボーニ宮殿で演奏者達との晩餐会あり)
• II settore 200 € (コンサートのみ) / 300 € (コルシ・トルナボーニ宮殿で演奏者達との晩餐会あり)
* ( コルシ・トルナボーニ宮殿については、8月29日に掲載)。
コンサートの詳細はこちらまで。インターネット販売は9月15日からです。
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車社会のフィレンツェ。いまは一家に2~3台を所有していると言われています。 晴れた日はまだいいけど、雨の日や大きな見本市があるときの環状線は完全ブロック。 交通渋滞必須。 それでも車を手放さない輩多し。 そして良く見ると車には運転手しか乗車してないことも、これまた多し。
中心街には商業車と住民の車しか入れないことになっているけど、駐車禁止地区ギリギリまで乗り入れるための場所取り合戦が、中心街で仕事をする人の朝の日常。 ご苦労さまです。 でもわたしはチャリ。いつでもサッサー、ホイホイと時間も気にせずドアツードアで移動しています。

路駐と思いきや、ちゃんとした駐車スペースです。
そして、数年前はタダだった住宅地区でも、それ以外の地区から車で来る人からは駐車料金を取るようになりました。 車を駐車したら、こんな感じの機械で自己申告性の駐車料金を払います。平均1時間50セント。もし、「3時間くらいいるかなあ。」と思ったら、1.5ユーロのコインを入れると時間が加算されるシステム。

コインを入れて、オーケーなら緑のボタン。
キャンセルなら赤色のボタン。
例えば、今が9時として、1.5ユーロを入れると時間表示のモニターに12時と表示されます。 オーケーの緑のボタンを押すと、ギーギー音をいわせながら、ペロっと一枚の紙切れがでてくるので、これをダッシュボードの上に乗せておくのです。

誰が書いたのか(笑) 「LADRI」は「泥棒!」 の意味。
もっと噛み砕けば、「フィレンツェ市は泥棒だ~!」と言いたいのです。
地下はもちろん、地上の駐車スペースもほぼ皆無のフィレンツェ。 ここでは縦列駐車や、路上駐車が一般的。でもダタではないことが多いので、レンタカーを使う人は要注意。 周囲に機械らしきものがないか確かめましょう。 パトカーの人が頻繁に巡回しているので、田舎でも、駐車するときには気を付けましょう。 そうじゃないと、レッカー(泣)なんてことになりかねません。

これがドライバーが怖がる恐るべきレッカー車。
一方、こちらはバイクの駐輪場。 夜の撮影でちょっと分かりにくくてすいません。 スクーターの間にある小さな機械は充電器で、電気スクーターを使っている人は無料でリチャージができるシステム。 フィレンツェも一応、エコ活動をしているのです。
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ガイド:日本語
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ガイド:日本語
やっと行けた! 噂に聞いてうずうずしていたキャンティ地区にあるバーガー店にやっと行ってきました。 正確には、バーガー店ではなく、肉屋です。「Mac Dario マックダリオ」のネーミングは、肉屋の経営者の名前ダリオをもじったもの。このお店は意外に世界的に有名な肉屋で、その名を「チェッキーニ」といいます。
世界各国の雑誌やテレビで紹介されていて、日本でも何度か紹介されたはず。 妙な言い当てをするチェッキーニのオリジナル商品開発や、 フィレンツェ出身で「神曲」を書いたダンテを、お客様に試食を無料で提供しながら吟じる詩人でもあります。 さらには、狂牛病のときには、近くのグレーヴェインキャンティでTボーンステーキになるキャニーナ牛の肉の競りの仕掛人。人柄は気取ることなく気さく。 トスカーナ弁丸出しのオープンマインドな人物です。
マックダリオで、わたしはもちろんハンバーガーを注文。 日本人も修行に来る厨房で作られるこのハンバーガーは、日本のバーガー店のように紙に包まれ、パンに挟まれて出されるハンバーガーと違い、プレートで出されます。 250グラムの肉はガッツリと厚みがあり焼き加減もグッド。

これにパンと水がついて10ユーロ
一方、相方は「ウェルカム」というメニューを注文。このマックダリオには、バーガーとこのウエルカム、2つのメニューがあります。ドンドン、ドンドン、いっぱい出てきてびっくり! 日本人なら2人でこのメニューを注文して充分です。

これで1人前のお野菜です。
生野菜をオリーブオイルと塩でバリバリ食べるピンツィモーニオという料理

こちらがメイン。 時計廻りに右上から、
キャンティの寿司(生肉のマリネ)、キャンティのツナ(豚肉のオイル漬け)、
焼き豚、肉団子のピリ辛甘いソースかけ。
これにパンと水が付いて20ユーロ。
肉屋の裏にお店はあり、オープンテラスと室内と、お好きな方を選べます。 注文してから来るまでの時間もスピーディ。 「ダリオ、早いねえ。」なんて言うと、「だって、ファーストフードだもん。」と子供みたいな目をクルクルさせて、お茶目な表情で答えてくれました。

こちらは室内。 ステーキを薪で焼く暖炉が奥にあります。

こちらはオープンテラス。 長テーブルで肩を並べて食事。
椅子もなに気にデザイナーチェア。
肉屋チェッキーニの方へ足を踏み入れると、そこは試食天国! ワインも無料で出されて、テーブルに並んだチェッキーニオリジナル商品を試食できます。 この試食サービスがチェッキーニのもともとのスタイルでした。

お昼時は目当てに来る人ですごい人(笑)

コンテンポラリーアートが好きなダリオ。
こんなオブジェが皆を見下ろしています。
毎週木、金、日は19時~21時の時間、日曜日はランチ13時から、肉屋お隣のモダンでコンテンポラリーなコンクリート打ちっぱなしのお店でコースメニューが食べれます。大皿で出されて、参加者全員で食事を分かち合います。 所要時間は約2時間。 30ユーロ。
さらに! 肉をガブリつきたい方は金と土は20時から、日曜日は13時から、Tボーンステーキを始め肉尽くしのコースメニューが食べれます。 所要時間は3時間。 50ユーロ。 「お腹を空にして来て下さい。」と注意書きがあるほど、い~ぱい、肉を食します。 付け合わせの野菜も出ますよ!
でもこの2つのコースはまだ行ったことがありません(泣)。 最近のイタリアでも飲酒運転は厳しく取り締まるので、まずは肉好きでお酒を飲まない友人を探さないと。。 周りはノンベーさんが多いからなあ。

肉屋から外に出ると、眼下に広がる風景は、丘に連なる葡萄畑!
場所はパンツァーノキャンティ。フィレンツェからは車で約50分。 キャンティクラシコ地区のワイナリーや中世の小都市を廻りながら、ランチはマックダリオで。なんて企画もあるので、興味のある方はぜひご一考くださいね♪ 参考サイトはこちらから。「トスカーナで美味しいワインと素朴な田舎料理を楽しむ旅」。
Antica Macelleria Cecchini
Via XX Luglio,11, Panzano in Chianti
Tel. 055/852020
*定休日:水曜日
*ちなみにマックダリオの開店時間は12時~15時。水曜日と日曜日が定休日です。
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ガイド:日本語
近年の夏といえば7月。 平均40度(汗)の日々が1週間続くのも7月中旬頃。
でも、今年はちが~う!!
まだぜ~んぜん暑い。というか酷暑。残暑どころの暑さではありません。
ここ数年は8月に入ると、ス~っ、とちょっと涼しめな秋風を感じ始める頃で、「ああ、もう夏も終わりかあ」なんて感傷っぽくなるのですが、2009年8月は灼熱の太陽がいまだにカンカン照りついています。 しかもアスファルトに熱を帯びて熱帯夜。 「熟睡」なんてコトバはここ2ヶ月間、ほぼ死語になりつつあります(泣)。 エアコンを取りつければ良いのかもしれないけど、いままでこんな暑さを感じたのは2003年以来。 そんな、ときたま訪れる猛暑のためにエアコンを入れるのもなあ。しかもエアコンが苦手。
そんなことを考えていたら、2009年8月21日。 イタリアで一番暑い街のナンバーワンにフィレンツェが輝きました! 嗚呼。 42度! 湿度15%!

La Repubblicaより
しかもこの炎天下のなか、ウフィッツィ美術館、アカデミア美術館、ドゥオーモに入館する長蛇の列が。。 列のできるところは、日陰にはなっているけど、盆地のフィレンツェでは「なんちゃって日陰」。夏にフィレンツェの有名美術館を見学する方は、予め予約されることをお勧めします! そして水分補給を忘れずに!!
そんなこんなで、桃や葡萄などの秋の果物の収穫は例年より10日早いそうです。 ワインを作るための葡萄の収穫も、すでに成熟しているところが多く、例年より早めに摘み取るそうですが、葡萄自体には、この暑さのためのダメージはないようです。
そして、この暑いさなかにイタリア全土では帰省ラッシュが始まりました。 海へ山へとヴァカンスに出かけていたイタリア人の大半が街へと帰途につきます。今日はトスカーナの海沿いにいかなければならなかったのですが、車じゃなく電車にして大正解。 車なら片道5時間以上かかったかも。

La Repubblicaより
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ガイド:日本語
ここはどこ? ルネッサンスの街、フィレンツェですか?!

そうなんです。こんな広間もフィレンツェにはあるんです。もともとはメディチ家の老コジモが1437年に建築家ミケロッツォに依頼して作らせたメディチ家の本宅だったのを、1659年にリッカルディ家に売却しました。だからこの宮殿は今はメディチ・リッカルディ宮殿と呼ばれています。そして今はフィレンツェ県の県庁の一部にもなっています。
この宮殿のなかに、このフランス調の広間があります。いまは会議室になっているようで、椅子がたくさん並べられていますが、重厚な木製の椅子や会議用椅子じゃなく、フィリップ・スタルク作と思われる透明なプラスチック製の椅子が置かれているところが、グッドです。 室内の雰囲気を壊すことなく、金使いの装飾や、美しいフレスコ画が、引き立っています。
このフレスコ画。バロック様式後期1600年代に活躍したルカ・ジョルダーノ作。彼はナポリ人で当時はイタリア各地でひっぱりだこだった人気画家。 仕事が早かったので、Luca fa Presto(ルカ・ファ・プレスト)というあだ名がついています。 ファ・プレストは、「やることが早い」の意味。 フィレンツェではこの宮殿のほかにも作品を残しています。
天井のフレスコ画には、ギリシャ神話のストーリーや、キリスト教義の基本の4つの美徳などが寓意的に描かれています。 「7つの大罪」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、表裏一体で7つの美徳も存在します。基本の4つの美徳は、賢く、正しく、勇ましく、そして自己コントロールができること。さらに、神学の3つの美徳として、信じること、願うこと、愛すること。が挙げられます。 合わせて7つ。
一方、7つの大罪は、どん欲、怠惰、臆病、強欲、失望、怒り、不信仰が挙げられます。人間ですもの、大罪と判を押されても、コントロールできないことだってありますよね。。 楽な方に流されるのも人間の性。 大罪を認めつつも、美徳を目標とするのも、良しとしましょう(笑)。
そうそう、余談ですが、フィレンツェでは7つの美学にもう1つ、「umanita'(人間性)」を加えています。さすがは人間中心のルネッサンス文化発祥の地。 最初に知ったときには、ほ~っと、いたく感心したことが思い出されます。
例えばこのフレスコ画。 左上の青い玉をもっているのは幸運を、その下にいる布で覆われているのは運命を、そしてこの2人を取り囲んでいるヘビは、永遠を表しているそうです。 幸運がそばにあっても、人間には予知能力はありません。手探りで前進していくしかないのです。 そしてそれは、人間が変えることのできない運命で永遠に続くのです。 さらに右隣の3姉妹は、人間の人生を糸で紡いでいるのです。
こんな風に1つ1つを読み解いていくと、なかなか意味深長なメッセージが隠されています。 それは世紀を超えて、現代の私達の胸にも響くことではないでしょうか。 他国の歴史や文化を探りながら、自分自身に回帰する、そんな観光もありじゃないかなあ。と思います。
興味があればぜひメディチ・リッカルディ宮殿にもお立ち寄りくださいね。この広間以外にも見所はいろいろあります。 19時まで開館しているので、主要な美術館を見学したあとでも、ゆっくり見学できますよ。
Palazzo Medici Riccardi(メディチ・リッカルディ宮殿)
via Cavour 3
開館時間:9:00-19:00(閉館時間の少なくとも1時間前には入館ください。)
閉館日:水曜日
見学料:7ユーロ(予約なしでもオーケーです)
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
9月 5日(土) 10名様からのお申し込み ←催行決定!
9月12日(土) 3名様からのお申し込み ←あと2名で催行決定。
9月26日(土) 2名様からのお申し込み ←あと3名で催行決定。
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
フィレンツェ中心街のグッチ、プラダ、エルメス等が立ち並ぶトルナブォーニ通りに、お洒落なモッツァレッラバール「obika」が初夏に上陸!

トルナブォーニ通りにあるマックスマーラ店の右隣を入ったところにあります。
このobikaはかなり前にローマのフィレンツェ広場に最初のお店を開き、その後、イタリア各地、ロンドン、ニューヨーク、そしてトーキョーに店舗を広げてきました。そして遂にフィレンツェです。 しかも場所はコルシ・トルナボーニ宮殿の一角。 フィレンツェでも特級一等地。

入り口を入ると吹き抜けになっていて、
アイアンチェアとテーブルが程よい距離感で置かれています。
ローマのobikaがオープンした頃に行ったことがありましたが、目立たない広場に小さなお店がポツンとあったのに、あれから随分成長を遂げました。

室内でも吹き抜けでも、どちらでも好きな方を選べます。
暑い日は吹き抜けスペースが天然の冷房で気持ちよいですよ♪
モッツァレッラの産地であるカンパーニャ地方から届く数種類のモッツァレッラチーズから好きなものを選び、それに、イタリア各地のDOP認定名産品やほぼ地場消費型の伝統食を付け合わせに食べることができます。 ドレッシングになるオリーブオイル、塩、ワインビネガーも厳選素材を利用。

取り扱っているものには、
サンダニエラの生ハム、パルマの生ハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、トスカーナの生ハム、
チンタセネーゼのサラミ、グラニャーノのパスタ、アンドリアのブラータ等。
ちなみに、DOPとは、Denominazione di Origine Protettaの略で、保護指定原産地呼称の意味。 漢字が続いて理解するのが難しい。。 簡単には 「ここの産地だけで作られるものですよ~。ほかでは同じものは作っていませんよ~。」と言っています。
だから、例えばパルマの生ハムはパルマ地区だけで作られるもので、他の地域で作られた生ハムをパルマの生ハムと言ってはいけません。国でちゃんと指定して保護しているんですから! ということになります。

オイル漬けドライトマトとチェターラのアンチョビとの組み合わせ
話しがちょっと飛びました。obikaに戻ります。
内装はエレガントシックだけど、つま先立ちの気取った雰囲気はあまり感じられません。 しかも10時から23時まで年中無休しているので、ランチや夕食のオープン時間がきっちり決まっている食事店と比べると、かなりフレックス。 この、普段では入手しづらい美味しい食の組み合わせ&ヘルシー&便利&お洒落という、obikaのコンセプトが当たったんでしょうねえ。

プラートのモルタデッラとの組み合わせ
意外にモッツァレッア1つを食べるとお腹がふくれます。
モッツァレッラを丸ごとデンと食べれるだけでなく、obikaに置いてある食材を上手く活かした前菜、プリモ(パスタ類)、野菜サラダ、ドルチェもあります。 肉抜き食事がしたい方にもお勧めです♪

こちらは前菜。
フリゼッレというプーリャ地方の乾いたパンを軽く水に浸して柔らかくした上に
モッツァレッアチーズとサラダが盛られています。
obika併設のレストランもありますが、こちらは素材が充実する秋になったら調査してきますね~。

ビターチョコのトルタとピーチのほの甘いジェラート♪
そして、お隣(コルシ・トルナボーニ宮殿内)には会員制の高級アパートが入っています。それはそれはハイソな雰囲気です。 ちょっと面白気なアパートなので、こちらも今度ご案内しますね♪ (追記:8月29日に掲載。 興味のある方はこちらからどうぞ。)
OBIKA' FIRENZE (オビカ・フィレンツェ)
Palazzo Tornabuoni
Via de' Tornabuoni 16
Tel.: +39 055 2773526
Email: firenze@obika.it
*年中無休 10時~23時営業
*日本語メニューもあります。Japanese menu, please. と言って持って来てもらいましょう。
でも、メニューはちょくちょく変るので、日本語メニューから注文するときは、そのメニューがいま置いてあるかを確認することをお勧めします。 注文したいメニューを指差しながら「OK?」と聞いてみましょう。
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
9月 5日(土) 10名様からのお申し込み ←催行決定!
9月12日(土) 3名様からのお申し込み ←あと2名で催行決定。
9月26日(土) 2名様からのお申し込み ←あと3名で催行決定。
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
リフレッシュしたヴァカンス帰りに待ち受けていたものは。。
どんぴしゃり。
嗚呼、税金の支払い(泣)
イタリアでは企業等で雇用されている人以外は、自分で会計士を雇い経理を任せるようになります。いついつまでにこの額を支払うように。と会計士から請求が来るのです。期限を過ぎてから支払った場合、次回の支払い時にもちろん罰金が課せられます。 (厳しいなあ(泣))。
強制的に年金も支払わなければなりません。 日本同様、イタリアも年金問題は国が頭を抱える課題。でもイタリアの消費税って20%なんだけどなあ。 人口も日本の半分なんだけどなあ。 日本も大変だけど、イタリアも大変です。
さらには!
追い打ちをかけるようにプリンターが壊れてしまった。。
エラーが出て、「内部の部品の寿命が切れました」というメッセージが。
いまはヴァカンス時期。 修理してくれるところは、まず全滅でしょう。。
どうして8月のヴァカンスの真っ最中に壊れるんだろうなあ、もう。
プリンターは仕事の必須アイテム。
大きなお店で、まだセールしていることを願いつつ、購入するしかないでしょう。
出費って、重なるときはかさなるもんですね。
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日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
1週間のヴァカンスへ行ってきました♪ それまでずっと仕事が入っていたから、初日は仕事モードからヴァカンスモードへの切り替え日。 時間のリズムがまるきり変るから、まるで時差ボケみたい(笑)。

夏休み中。
この手の張り紙は8月のイタリアでは至る所で見られます。
場所は毎年恒例トスカーナ地方マレンマ地区。 ここには、毎年友人が1~2ヶ月ほど滞在しているから、彼の海の家へご滞在。 彼は学校の先生をしていて、6月中旬から9月までは夏休み。すごいなあ(笑)。 さらには、素手で捕らえるタコとり名人でもある。

アル先生が捕らえた2メートルほどのオオダコ。水中で格闘したらしい。。
わたしはどちらかというと、砂浜よりも、岩がゴツゴツした海岸がお好み。 8月のヴァカンス時期はどこもすごい人だけど、ここは観光地でもなく、車道から徒歩10分ほど下った切り立った場所にあるので、いつものメンバー5人ほどの、ほぼプライベートビーチ。
今年もこの街に住むマリアのご指導のもと、ウニを獲りました~♪ 中身がしっかり詰まっているのはメスウニで、紫、薄茶、青色と色とりどり。 真っ黒くトゲが大きいのはオスウニで、図体だけ大きくて中身はゼロ。 なので色判別をしながら、ナイフで岩肌から離しながら獲って行きます。 ふふ。楽しい。

今夜の夕食はウニパスタ♪

ウニの殻は海へ戻すと、ワワ~っと魚達が寄って来て、おこぼれをあっという間に食してしまいます。今年は姿が紫でちょんちょんとオレンジの斑点のある海ヘビと目先10センチの近距離で遭遇し、かなり慌てました(汗)。
海を超えるとスペイン。そしてイタリアとスペインの間にはエルバ島やサルデーニャ島があるので、太平洋と比べるとすっごく海が穏やか。 海水もなまぬるいし、たくさん魚もいます。イタリアの海遊び、意外にヒーリング効果ありですよ♪

夕日が沈む20時頃。
この時間くらいまで、ダラダラおしゃべりとうたた寝。
目に前に見えるのはエルバ島です。
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日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
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ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
ブログをお休みしていてすいません。そして、、8月16日までの約1週間は夏休みに行ってきます。
その期間は、たぶん、ブログは無理かなあ。と言う事で、オフィシャル的にはブログ復活は17日以降になる予定です。 約1週間、フィレンツェをお留守にしますが、何卒それまでお待ち下さい。
今回はトスカーナ地方マレンマの海へ行ってきま~す♪
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日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
今年の日本は長雨のようですね。 一方、フィレンツェは暑い日々で連日35度以上です。 チャリ焼けで、ヴァカンス焼けと勘違いされている陽子です(笑)。
ずっとヴァザーリの回廊を告知してきましたが、9月のお申し込みが入って来ていますので、今回は予約状況をお知らせします。 人数制限があるから入れない。個人では申し込みが難しい。と諦めている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、ご一考ください。 催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
9月 5日(土) 8名様からのお申し込み ←催行決定!
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もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
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今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
フィレンツェ中心街の中央市場の近くにサンロレンツォ教会があります。8月10日はサンロレンツォの日で、午前中に広場でミサ前の儀式が行われます。 イタリア語で「サン」や「サント」は聖人の意味。だから、サンロレンツォは聖人ロレンツォを表し、彼の周囲にはかならずグリル用の鉄の格子が描かれています。 それはなぜか?
時は258年。当時のローマ皇帝ヴァレリアヌスの頃。スペインにいたロレンツォはローマに呼ばれ、助祭に任じられます。助祭とは、司祭につぐ職位です。 ロレンツォは職務に従事する傍ら、貧しい人々に教会の資産や財産を分け与えていました。 それを知った教皇庁の聖省長官は、ロレンツォに返還を求めますが、聞き入れようとしません。
抵抗したために、捉えられ拷問を受けたロレンツォは、火の熱を帯びて真っ赤になった鉄の格子の上でグリル焼きにされます。 (あああ 想像しただけで熱い。。) 伝説では、焼かれて亡くなる直前に、「こっちの側は良く焼けたから、もう片側も焼いてくれ。そしてみんなで分けて食べてくれ」と言ったと伝えられています。 (うううう。)
そう、だから、聖人ロレンツォとグリル用の鉄の格子はセットで描かれるているのです。宗教画で、鉄の格子をもった聖人がいたら、聖人ロレンツォと思って間違いありません。 さらに、聖人ロレンツォを守護聖人としている業種には、火を使うレストラン等の食関係が主です。
この日は中世の装束を纏ったパレートが10時頃にシニョーリア広場を出発し、10時30分頃にサンロレンツォ広場に到着。ここでちょっとした儀式が行われます。
また、この日はメディチ家礼拝堂への入館は無料になります。
21時からは、サンロレンツォ教会内でコンサートが開催され、教会付近の通りでは「スイカ」と「ラザニア」が道行く人に無料で配られますよ~。
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期が延期になりました。2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
行ってきました。

ここはグッチやエミリオ・プッチやボッテガベネタやアルマーニやトッズやYOJI YAMAMOTOや。。とにかく、いろいろなブランドのアウトレット店が集合したザ・モールです。
ローマ行きの高速にのり、フィレンツェからは片道約40分と、そんなに遠くない場所にあります。 芝生を敷き詰めた緑美しい空間。廻りは田舎の風景。お買い物に疲れたら、バールもちゃんと併設されているので、1日中でもいれちゃいます。
いまはセール時期ということもあり、ただでさえアウトレット価格がさらに割引。 アルマーニのシャツが50ユーロだったり、トッズの靴が90ユーロだったり。 えええ! なんて目を白黒させながら物色をしましたが、わたしのサイズは、残念ながらいろいろな人達の元に行ってしまい、見つかりませんでした。 あ~あ。 今度はセール時期じゃないときに来よう。
フィレンツェ近郊には、もう1つ、中堅のブランドが揃うバルベリーノ・アウトレットもあってこっちも楽しいけど、ザ・モールの品揃えは、値段が高くても、手が出なくても、サイズがなくても(泣)、目の保養にはなります。

お洋服が好きな人は、要チェックですよ!
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日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
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ガイド:日本語
ビキニ姿のニワトリもいたりして、イタリアチックというか、なんというか。。
正解: 犬のおもちゃ
犬好きのご友人のいる方、お土産にいかがでしょうか?!
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ガイド:日本語
8月8日(土)は4名様からのご予約があります。この日に見学される方を同時に募集中です! 興味のある方、予約希望の方は、わたしのメルアドまでご連絡ください。先着順で受け付けております。
イタリア語でVal d'Orciaと呼ばれるオルチャ渓谷は、トスカーナ地方の南方にあります。 わたしもワイナリーへ、アグリツーリズモへ、テルメへ、と、四季を通じて行くところです。
フィレンツェからは車で片道約1時間30分。 日本の「渓谷」とはイメージが異なり、どこまでも、どこまでも、果てしなく丘陵が続いています。そして、ところどころに見られる糸杉や古い石造りの建物や、ポツ。ポツ。と、丘の上に佇んでいる中世の街が、大地にアクセントをつけ、オルチャ渓谷の詩的な美しさを際立たせています。
一時過疎化が進んだ土地の人達の努力が報い、2004年には世界遺産に登録されて、世界中に知られる事となりました。
住宅は全体の約0.60%とわずか。農業に使われる面積と森林がその残りです。見渡す限り大地が続いているのも納得です。どうしてもっと住民を増やさないの?という素朴な疑問は、新しい建物を立てるには厳しい規制があるためです。だから、土地代もめちゃ高!
でもこの大地、最初からこんなに緑豊かだったわけではありません。中世時代の人々が森林を伐採し、粘土質の土壌を苦労して開墾して、農作物が作れるように転換しました。 それも、適当に開墾したのではなく、その当時からちゃんと「ランドスケープ(景観)」を計算して開墾したと言われています。 オルチャ渓谷は自然と人間が共同で作った美しい空間なのです。
そしてこの空間のなかに、美的景観を保ちつつ、人間の生活環境もちゃんと整えられています。オルチャ渓谷の田園風景のなかで、のんびり草を食む羊のお乳からチーズが生産され、葡萄畑からはワインが、四季折々に変化を見せる畑ではパスタの原料となる麦が栽培されています。そして、この美しい風景を享受し、素朴な郷土料理を楽しみたい人達には、アグリツーリズモやトラットリアが、その需要を満たしています。
オルチャ渓谷で生産しているワインには、モンテプルチャーノで作られるDOCGワイン「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ」や、オルチャ渓谷のお隣の街、モンタルチーノで作られる「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を始め、DOCオルチャワインなども生産されており、ワイナリー見学も気楽にできます。
はじめてオルチャ渓谷に踏み入ったとき、「えー! こんな空間があるんだ~。」と、自然以外のなにもない美しさに、ショックを受けたのを覚えています。
<オルチャ渓谷関連テーマ>
デトックスな休日 アグリ編
デトックスな休日 テルメ編
HPでもオルチャ渓谷&ワイナリー旅行を企画していますので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。→詳細はこちらから
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