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リボルノの朝市

10月11日(土) 天気:快晴! 最高気温:25度はあったと思う。 最低気温:約11度

久しぶりに暑い週末。いまはもう10月なのに。どうしたんでしょう、この暑さ。9月にこの暑さが欲しかった。。恨めしいくらい、初秋の日差しが眩しいこの日は、久しぶりにフィレンツェを飛び出しました。近年再開発が進んでベネツィア地区などが綺麗に整備され、随分街自体が良くなったとあちこちで耳にしていたので、今回の日帰り旅行はリボルノに決定。

モニュメントや教会を見るより先に、まずは朝市へ直行。やはり食欲の秋ですわね。午前中に閉まっちゃうという、正当な理由もあります(笑)。

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さすが市場。すごい人。そして秋の味覚がいっぱい。見ているだけで元気と食欲がでてくるわ~。

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これは葡萄。1キロ=1.5ユーロ。

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これはポルチーニ茸。

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これはクルミと栗。

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これはリボルノの郷土料理「カチュッコ」にも必須な魚達。

カチュッコは数種類の魚をトマトスースでじっくり煮込んだ料理で、パンを浸して食べます。 
味がしみて旨い一品。

空の青さ、空気、風、すべてが「海!」と言っているような開放的な雰囲気のなか、
見て楽しい、食べて美味しい、リボルノの青空市場はと~っても活気に満ちていました!

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みえ~れ

10月10日(金) 天気:快晴 最高気温:26度 最低気温:4度

最近はとても天気が良く、気温も上昇。来週木曜日までは快晴が続き暖かい日が続くとの予報。やっと普通の天候に戻ったということなのかしら。中心街を見ていると、初秋や初冬などの厚着をしている人達に混じって、タンクトップやサンダルなどまるで夏のような服装をしている人達も見かけ、何がなんだか分からないことになっています。

そして、先週までとっても寒かったのに、今頃こんな暑さがぶり返して風邪を引く人多数。わたしもその一人。 なかなか治りません。 

そんなときに重宝なのが、「みえ~れ」。 溶けるような甘いような、なんともステキなこの音のこの物体はいったいなんでしょう。 それは、蜂蜜です。

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イタリアでは、数十種類を超える様々な蜂蜜があり、そのなかでも私が特に好きなのは栗の蜂蜜。レンゲ草の蜂蜜ほど甘くなく、ほどよく苦味と濃くがあります。羊さんの若いチーズ、ペコリーノチーズと一緒に食べるもよし、パンにかけて食べるも良し。 幸せになること間違いなし。 喉が痛いときに絞ったレモン汁に蜂蜜を溶かしてうがいをすると、炎症が治まります。一生懸命集めてくれた蜂さんに感謝です。

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わたしは大概、田舎に行ったときに購入しますが、フィレンツェ中心街のスーパーや、たまに開かれる青空市場でも購入可能。栗やザクロも季節の風物詩として出回っていますが、11月下旬以降は、今年のオリーブオイルやワイン(ヴィーノノヴェッロ:イタリア版ボジョレーヌーヴォ)も出回ることでしょう。ぜひこの時期にフィレンツェへいらっしゃる方はチェックしてみてください。

今月に田舎の人達が作った蜂蜜、野菜、パン、チーズ等が購入できる青空市場は、アルノ川を渡ったところにあるサントスピリト広場で開かれます。詳細はインフォメーションセンターなどでご確認下さい。

10月19日(日)FIERUCOLINA D'AUTUNNO
piazza Santo Spirito (サントスピリト広場)
[ 2008/10/11 03:11 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

サンタレパラータのお祝い

10月7日(火) 天気:曇り&雨 最高気温:22度 最低気温:2度

先週の金曜日は雨降りで、ただでさえ今年は寒くなるのが早いのに、さらに気温がぐっと下がり、わたしを含め、周囲は喉痛、咳、鼻水と3大風邪症状に悩まされています。今年の秋は日本の方が温かいかも。そんなんで風邪の絶頂にあった土曜日はアヒルの競争を見に行くことができなかった。
あ~ 残念!

さて本題です。イタリアには聖人がたくさんいて、フィレンツェにとっての大切な聖人もたくさんいますが、10月8日はその聖人の1人、「聖女レパラータ(サンタ・レパラータ)」のお祝いです。

サンタ・レパラータ(聖女レパラータ)って誰?
ー 今のフィレンツェの守護聖人は聖ヨハネ(サン・ジョヴァンニ)ですが、その前はこの聖女レパラータが守護聖人として祭られていました。

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時を遡り406年。フィレンツェは、北ヨーロッパから南下してきたゴート族の侵略を受けて包囲されていましたが、ローマ人司令官スティリコーネの助けを得て、包囲を解除、勝利し自由を得ました。

もしこのときに勝利していなければ、フィレンツェも他都市と同様に、北ヨーロッパから蛮人がやってきて略奪崩壊されただろうと考えられるので、とても大切な勝利だったんです。そしてそのときに、聖人として崇めたのが聖女レパラータでした。

この勝利があったからこそ、いまでも私達は古代ローマ人が建国したフィレンツェの面影を見ることができるのです。

フィレンツェのドゥオーモが建つ前は、この聖女のための教会、サンタレパラータ教会が、フィレンツェで最も大切な教会でした。 いまでもドゥオーモの地下には、その遺構が残されていて、ローマ風モザイクの床などを見ることができます。そしてドゥオーモ正面門の左側には聖女レパラータが飾られています。

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1999年、フィレンツェ市では、このフィレンツェの歴史の1つを忘れないようにと、聖女レパラータが教会へ奉納された10月8日を聖女レパラータの日と公言し、お祝いすることになりました。

10月8日の宗教行事日程

17:00 ヴェッキオ宮殿からドゥオーモまで行列が行われます。

17:50 ドゥオーモで聖女レパラータのために蝋燭を奉納。

18:00 ドゥオーモでミサが開始。ミサのときは信者以外は入れません。

可愛いイベント♪

9月30日(火) 天気:晴れのち曇り 最高気温:22度 最低気温:3度

何気に見つけたこのイベント、可愛いいっ♪ 

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10月4日(土)に約400匹(個)の黄色いアヒルがアルノ川を泳ぎます(笑)。17時にスタート。 グラツィエ橋のもうちょっとミケランジェロ広場よりにあるセリストーリィ通りにある小さな岸から、よいしょよいしょ、と川を流れて、約1時間の大航海。みんなゴールのヴェッキオ橋を目指します。ああ、想像しただけで可愛い。

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夜はサントスピリト地区にある「Galleria La Corte( ガレリア・ラ・コルテ)」via de' Coverelli 27/r で、航海後、無事に辿り着いたアヒル達が勢揃いするそうですよ♪

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詳しくはこちらまで。
http://www.candsign.com/waterword/index.html
[ 2008/10/01 00:19 ] @展示会やコンサート | TB(0) | CM(0)