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9月18日(木) 天気:快晴 今日の最高気温:24度
クラシックコンサートというと、ちょっと固いイメージがありますが、フィレンツェでは、劇場に行かなくても気軽に聞けるコンサートがあちらこちらで開催されています。
オーケストラ・ダ・カメラ・フィオレンティーナ(ORCHESTRA DA CAMERA FIORENTINA)もその1つ。1981年に設立されたフィレンツェのオーケーストラで、3月から10月にかけて、フィレンツェ中心街にあるオルサンミケーレ教会とバルジェッロ美術館でコンサートが開催されます。
彼らのコンサートも今年はあと2回を残すばかり。9月28日(日)と9月29(月)、そして10月12日(日)と10月13日(月)。
場所は、どちらもオルサンミケーレ教会です。中世時代に建設された建物で、その当時は食料保存倉庫として、その後は教会として現在もその機能を果たしています。 約700年前のフレスコ画や聖母子像の絵が保存されている歴史ある美しい教会で、本物のクラシックコンサートをお手軽に聞けるフィレンツェの懐の深さに、いつも感心してしまいます。
この時期にフィレンツェへいらっしゃる方はぜひお立ち寄りを! わたしは日本ではちょっと敷居が高そうで、クラシックコンサートへ行ったことがありませんでしたが、このオーケストラ・ダ・カメラ・フィオレンティーナのコンサートに何気なしに行ったことで、クラシックの世界がちょっぴり近くなりました。
9月28日(日)と9月29(月) ベートベン、メンデルスゾーン、モーツァルト。
10月12日(日)と10月13日(月) ベートベン、シューベルト。
時間:21時から チケット:15ユーロ/枚 会場で直接もしくは教会の外にあるチケットオフィスで購入可能です。
去年のものですが、コンサートの模様をYou Tubeから。フィレンツェへ来れない人も、これでちょっとだけ味わえるかな?
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9月16日(火)
ローマへ行った目的の1つは、バリスタのインターンとして研修をしているMさんに会いに行くこと。彼女は8月から3ヶ月間に渡りバールに入っています。9月にバールの経営者が換わったので新しい経営者に挨拶をするのと、かれこれ1ヶ月経ったので、どうしているのかな、と実際にMさんの生の声を聞き行きました。
彼女は日本の大学でイタリア語を勉強しているので、まず言葉の問題は心配せずに大丈夫。彼女を見つけてカウンターへ行くと、隣にいたおばちゃんが、「Mちゃん、カフェお願いね。」と常連さんらしく彼女の名前をご指名で注文し、彼女もテキパキと仕事をこなしていて、すご~いと感心しきりのわたし。
新しい経営者は若いカップルで、たくさんアイディアを持っていて、やる気満々。笑顔も素敵。彼女達なら、Mさんをフォローして育ててくれそう。
Mさんは、最初はどうしよう。できるかなあ。と不安がっていたのに、やっぱりこの仕事が好き。と笑顔で応えてくれて、わたしもとても嬉しい気持ちになりました。 あと1ヶ月半。 がんばって素敵なバリスタになってください!
9月16日(火) 天気:快晴 気温:33度くらい
久しぶりにローマへ行ってきました。なんて言うのかなあ、テルミニ駅はちょっと暗くて人が多くてあまり好きな場所ではないけれど、地下鉄なりバスなりで中心街へ降り立つと、晴れ晴れ~とした気分になります。
フィレンツェに比べると、空が大きくて青さが目にしみる。それはきっと建物が縦長じゃなくて、空へ向けての視界が広がっているからだと思う。それに1つ1つの建物がでかい! さらには、バロック時代の装飾が後押しして、大地にデンと腰を下ろしている感じ。迫力あり。
ローマに来ると、フィレンツェってなんて小さな街なんだろうとしみじみ実感。だってこんな建物が至る所に目に付くんだもの。
 1つの面を取ってもこれだもんねえ。  一応、1日公共交通機関乗り放題のチケット(4ユーロ)を購入したけど、この日は久しぶりのお天気だったので、ポポロ広場からヴァティカン市国までテベレ川に沿ってブラブラと歩いて行きました。そこで出会ったサンタンジェロ城。
そして辿り着いたヴァティカン市国。さすがに、すごい人とバス。何度も来ているけど、来るたびにこの広場の大きさに圧倒されます。設計したベルニーニ凄いなあ。実はお父さんはフィレンツェ人なのよねえ。と、ここでフフ、ちょっとだけフィレンツェ贔屓。
どうしたことか、ローマへ予定時刻よりも10分も早く到着。ええっ、トレインイタリア(イタリア鉄道)ってばどうしたの?! きっとなにかあるに違いない。 こんなにスムーズに事が運ぶはずがない。予想外の「良いこと」があればあるほど、不安になるイタリア。
そして帰り。フィレンツェには45分も遅れて到着しました。 ああ、やっぱりねえ。どこかで辻褄が合うのよねえ、と悲しい安堵がよぎったのでした。
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