|
今日の天気:ちょっと曇り 今日の最高気温予定:35度
経営者が代わって以前よりも美味しくなったとの噂を聞きつけたので、早速行ってきました。ちょっと中心街から外れた小さなトラットリア。 座席数は最高40席くらいかなあ。
メニューは少なくて、リグーリア地方の料理が多かった。きっと料理人がこの地方の人なんでしょう。リグーリア地方はトスカーナ地方の上にあって、ジェノヴァやチンクエテッレで有名な海沿いの地方。
アンティパストでは、いわしとモッツアレッラチーズのオーブン焼きが美味しかった♪ ムール貝を茹でたものもあったけど、写真撮るの忘れちゃった。はっと気がついたらもう空になっていた。ああ。
プリモはバジリコの葉をベースに作ったジェノヴェーゼソースに、小さく角切りにしたじゃがいもとさっと茹でたインゲン豆を合えたもの。 普段は味がキツくてあまり食べないジェノヴェーゼソースだけど、ソースにほんのり甘みがあって、さらにじゃがいもとインゲン豆が味を軽やかにしていて、あっと言う間に平らげてしまいました。
セコンドはカジキマグロのソテー。おっ、ソテーの上に文字が書いてある。確かに色付きのソースなんかをかけない限り、マグロって焼くと白っぽくて見た目はなんとなく味気ないものね。なかなかのオリジナル。中はちょっとだけ半生になっていて、わたしは醤油かけても美味しいだろうなあと思いつつ、美味しいオリーブオイルをかけて頂きました。
オーダーは、アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェを1皿づつ注文して2人で分けました。お腹いっぱい。グラスワイン1杯と水を含めて、2人で60ユーロなり。 外食代が高いフィレンツェでは、これだけ食べて若干安い感じ。しかもお魚料理も含まれているし。お勧めで~す。
Pane & Olio via Faentina 2r, Ponte Rosso, Firenze 055. 488381 月曜日閉店
スポンサーサイト
毎年9月8日は、フィレンツェのドゥオーモ建設日を祝して、普段は閉じられているテラスへ登ることができます。今年はすでに過ぎてしまったけど、来年この時期に来られる人は要チェック。
その代わりに普段は入館できるドゥオーモ内部、クーポラ、ジョットの鐘楼、洗礼堂にはすべて閉館になるので、お気をつけて!
新しいドゥオーモを建設するために初めて礎石を定めたのは、1296年9月8日のこと。キリスト教ではマリア様の誕生日が9月8日と言われており、このドゥオーモはマリア様に捧げる大聖堂「サンタ・マリア・デル・フィーレ(花の大聖母堂)」なので、その日を選んで最初の建設工事を始めました。
この日だけは、ドゥオーモのファサードに青い旗が掲げられます。下の写真がそれ。

← その旗を拡大するしたのがこれ。
ドゥオーモはフィレンツェ市が建設しましたが、実際の指揮をとったのは、この当時に権力と財のあった組合の1つ、アルテ・デラ・ラナ(毛織物同業組合)でした。そう、もう気がつかれた人もいると思いますが、この青い旗はこの組合のものです。
毛織物の材料は羊毛。だから羊さんがシンボルになっています。自分達がドゥオーモ建設の監督だったんだよぉ。と言うことを、表しているんですねえ。
毎年この日は何かしら用事があって、まだ登ったことがないので、来年こそは登るぞ~!
| HOME |
|
|