車がなかった頃の交通手段は、馬。
イタリアの古い建物の壁には、鉄製の手綱止めが残っています。
これがまた、遊び心が満載のデザインで面白い。
最近のヒット作はこれ。

正面から見たところ。

横から見たところ。
ちゃんと前足がある~。
耳もちょこんとついてる~。
のほほ~ん とした表情もいい~。
職人さん、楽しみながら作ったんでしょうねえ(笑)
フィレンツェではなく、シエナで見かけました♪
******* 好評です! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、修復開始時期がまた延期になりました。2009年12月26日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
催行日の1週間前まで申し込みを受け付けています。
→ 10月31日(土) 2名様からのお申し込み ←あと2~3名!!
もし最小人数5名に満たない場合には、英語ガイドに振替になりますことを、ご了承ください。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
イタリア語でVal d'Orciaと呼ばれるオルチャ渓谷は、トスカーナ地方の南方にあります。 わたしもワイナリーへ、アグリツーリズモへ、テルメへ、と、四季を通じて行くところです。
フィレンツェからは車で片道約1時間30分。 日本の「渓谷」とはイメージが異なり、どこまでも、どこまでも、果てしなく丘陵が続いています。そして、ところどころに見られる糸杉や古い石造りの建物や、ポツ。ポツ。と、丘の上に佇んでいる中世の街が、大地にアクセントをつけ、オルチャ渓谷の詩的な美しさを際立たせています。
一時過疎化が進んだ土地の人達の努力が報い、2004年には世界遺産に登録されて、世界中に知られる事となりました。
住宅は全体の約0.60%とわずか。農業に使われる面積と森林がその残りです。見渡す限り大地が続いているのも納得です。どうしてもっと住民を増やさないの?という素朴な疑問は、新しい建物を立てるには厳しい規制があるためです。だから、土地代もめちゃ高!
でもこの大地、最初からこんなに緑豊かだったわけではありません。中世時代の人々が森林を伐採し、粘土質の土壌を苦労して開墾して、農作物が作れるように転換しました。 それも、適当に開墾したのではなく、その当時からちゃんと「ランドスケープ(景観)」を計算して開墾したと言われています。 オルチャ渓谷は自然と人間が共同で作った美しい空間なのです。
そしてこの空間のなかに、美的景観を保ちつつ、人間の生活環境もちゃんと整えられています。オルチャ渓谷の田園風景のなかで、のんびり草を食む羊のお乳からチーズが生産され、葡萄畑からはワインが、四季折々に変化を見せる畑ではパスタの原料となる麦が栽培されています。そして、この美しい風景を享受し、素朴な郷土料理を楽しみたい人達には、アグリツーリズモやトラットリアが、その需要を満たしています。
オルチャ渓谷で生産しているワインには、モンテプルチャーノで作られるDOCGワイン「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノ」や、オルチャ渓谷のお隣の街、モンタルチーノで作られる「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を始め、DOCオルチャワインなども生産されており、ワイナリー見学も気楽にできます。
はじめてオルチャ渓谷に踏み入ったとき、「えー! こんな空間があるんだ~。」と、自然以外のなにもない美しさに、ショックを受けたのを覚えています。
<オルチャ渓谷関連テーマ>
デトックスな休日 アグリ編
デトックスな休日 テルメ編
HPでもオルチャ渓谷&ワイナリー旅行を企画していますので、ご興味のある方はぜひお立ち寄りください。→詳細はこちらから
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、2009年11月14日まで予約受付中! 次回の 来年からの公開は未定の状況。年内にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
8月8日(土)は4名様からのご予約があります。この日に見学される方を同時に募集中です! 興味のある方、予約希望の方は、わたしのメルアドまでご連絡ください。先着順で受け付けております。
お?! これは何でしょう。

これは、山奥にある天然テルメです。 硫黄の匂いがプンプンするイタリア版卵湯温泉。 夏は海へ行く人もいれば、こんな風に人混みを避けてテルメへ楽しみに行く人もいます。
このテルメにはメディチ家も療養に来ていたと文献が残る歴史あるテルメ。 当時はもう少し規模が大きく整備されていたようです。その面影がちょっとだけ残っています。
ここはシエナの南に位置し、シエナからグロッセート方面に向かう道すがりにあります。ルートは223。トンネルを出るとすぐに、右側に看板があり、看板に沿って下っていくと到着です。

上に見える道路がルート223。
ここは本当に野趣溢れる温泉で、着替え所もないので、予め水着を着用して出発しましょう。帰りは、そうですねえ、車の中で着替え(笑)をするようになります。 夜に星を眺めながら温泉を楽しむカップルも多し。

そうそう、このテルメの名前は、Bagno di Petriolo(バーニョ・ディ・ペトリオーロ)です。
******* お知らせ! ヴァザーリの回廊の個人予約 !! *******
通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、次回の公開は未定の状況。7月や8月にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
8月8日(土)はすでにお二人からのご予約があります。この日に見学される方を同時に募集中です! 興味のある方、予約希望の方は、わたしのメルアドまでご連絡ください。先着順で受け付けております。
今週、そして来週のイタリアは真夏! 猛暑ー!!
フィレンツェでは朝から真っ青な青空が元気よく、今日も元気に1日がんばろう!と言っているような気がします。 日差しはカンカンで、朝は28度前後がお昼になるとグングン急上昇。38~40度になるのもこの時期。 暑いのが好きで、暑さでリチャージするわたしも、さすがに体温以上の気温になると、そんなことはいってられません。。。 愛猫は、この暑さに日中は微動だにせず。可哀想なので、彼女のために扇風機を回す日々。
そんな暑さの中、いま元気いっぱいなのは、なんだと思いますか?

このうっすらと見える黄色いもの。

そう、ひまわり、です♪

ひまわりの黄色が、真っ青な空と、トスカーナの濃い緑にとても似合う。
いまのトスカーナ地方の風物詩、それが、ひまわり、です。

ちなみに、ひまわりからは油を作ります。
一面に咲く黄色いひまわり群を見ていると、たくさんの「がんばろう!」と「元気!」を与えてもらっている気がします。 自然の力ってすごいですね。
葡萄も、この時期にたくさん太陽を浴びて、甘く美味しい実をつけます。
いまこの時期の暑さは、人間にはしんどいけど、植物には必要不可欠な太陽の恵み。
なんとか、この暑さを乗り切りましょう♪
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通常は12名以上や8名以上で英語ガイドが案内しますが、7月から新しく5名以上から日本語ガイドで案内できるようになりました。
今年の9月からヴァザーリの回廊は修復に入り、次回の公開は未定の状況。7月や8月にフィレンツェに来られる方は、ぜひご一考くださいね。
<ヴァザーリの回廊のみを見学される場合>
日時:毎週土曜日の16時30分から約90分間
料金:お1人様120ユーロ
ガイド:日本語
<ウフィッツィ美術館とヴァザーリの回廊の両方を見学される場合>
日時:毎週土曜日の15時15分からで約3時間
料金:お1人様140ユーロ
ガイド:日本語
8月8日(土)はすでにお二人からのご予約があります。この日に見学される方を同時に募集中です! 興味のある方、予約希望の方は、わたしのメルアドまでご連絡ください。先着順で受け付けております。