残すところあと1日ですね。 みなさんは、どのようにお過ごしですか?
フィレンツェは明日からまたレッド地区になるので、ドゥオーモ前に飾られているプレゼーピオの幼児キリストを写真に収めようと思ったけど、
寒いっ! 雨っ! 
なので、来年に持ち越しになりました 。 さて、 イタリアランキング「クオリティ・オブ・ライフ」
Wikipediaを参照するに、 「ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。」
ざっくり、満足感と幸福度を調査して数値化したもの。
イタリアでは、毎年県ごとに発表されます。 イタリア全国107県。 
今年はコロナが世界の中心にデンと居座ったから、あらゆる面で満足感も幸福度も低くなりがち。そんな状況下で、ナンバーワンに輝いたのは!
じゃーん!! 
ボローニャ 
過去にも何度もナンバーワンになっている意識高い県。これらの総合で第一位。 * 消費力 * 行政のサービスと街の環境 * 治安と安全性 ←ここちょっと低く105位 * ビジネス * 出生率や社会貢献 * 余暇の過ごし方。文化活動。 
ミートソーススパゲッティ"ボロネーゼ"でも有名。 トルテッリインブロードも伝統料理。 体が温まってめっちゃ美味しい。 イタリア観光地はどうでしょう。 ミラノ 12位 ベニス 33位 フィレンツェ 27位 ローマ 32位 ナポリ 92位
意外にも(失礼)ミラノが上位に食い込んでいる。 最下位は、残念ながら南イタリア方面が多し。 
カテゴリー別の1位は? * 消費力
ボローニャ(エミリアロマーニャ州) * 行政のサービスと街の環境
ミラノ(ロンバルディ州) * 治安と安全性 オリスターノ(サルデーニャ島) * ビジネス
トリエステ(フリウリ ベネチア ジュリア州) * 出生率や社会貢献
カリアリ(サルデーニャ島) * 余暇の過ごし方。文化活動。
リミニ(エミリアロマーニャ州)
サルデーニャ島がんばってます。オリスターノ県にはバカンスで行ったことがあるけど、確かに安全だった。海がきれーい。また行きたーい!

サルデーニャの写真が探せなかった。 こちらはプーリャの海。
イタリアは確かに治安が悪い、スリが多い。 わたしも、初めてイタリアを訪れたときは、怖くてびくびくしてた。
でも街を歩いてみて、実際にここに住んでいる人がいると、ちょっと考えれば当然のことを、自分のなかで改めて発見したことを、昨日のように覚えている。
治安が悪いし、スリも多けど(また言ってる)、 食べもの美味しいし、安いし、ワイン飲み放題だし、気候もいいし、自然もきれい。 そして、基本的に人も親切。← すごく重要
日本 好きだけど、イタリア も好き。 来年は日本へ帰省したーいぃぃぃ!
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ここ数年、イタリアでぐんぐん成長を続けている日本の果物。
オリジナルは日本だけど、生産はイタリア。 食べ物に関しては特に保守的なイメージがあるけど、極東の果てのアジアの果物を作ってみようというイタリア人もいるらしい。 流れ出すかのような盛り盛りのデイスプレイ。 
イタリアには、みかんとゆずの中間のような味を持つ、クレメンティーノという果物があるから、みかんは、親戚筋みたいな感じで、受け入れやすいのかも。 1キロ1.98ユーロ。250円くらい。 MIAGAWA (ミアガワ)という品種らしい。 しかも、Italia Buccia Edibile と記載がある。「皮も食べれますよ。」という意味。無農薬かな。 ピールにするときは、この表示ものもを購入するようにしています。レモンも同様。 
そして、こちらは柿。もちろん、イタリア産。 イタリアで売られはじめた頃は、ぐちゅぐちゅの熟れた柿しかなくて、かりかり柿が好きなわたしは、なぜだ!と心のなかで異議を唱えていたが、ようやく、日本で普通に売られている普通の柿がお目見えしました。 イタリア語で KAKI または KACHI。基本的に単語の最後が『 i 』だと複数形の表現になるので、柿一個を表すときに、 KAKO または KACO と言う人もいる。 イタリア語はそのままカタカナ読みができるので、「カコ」。初めて耳にした時は、ええっっっ! と衝撃を受けたものだ。 ぐちゅぐちゅの柿は KAKI だけど、熟すまえの食べごろの柿は、KAKI MELA (カキメーラ)と呼ばれています。メーラはりんご。 りんごのような柿。 輸入モンには、中国人は漢字で表すけど、イタリア人も、独自のネーミングをつける文化があるのです。

イタリアで市販されているカレンダーから好きなものを探すのは意外と難しい。ベタなものが多すぎる。トスカーナとかフィレンツェの風景とか。 カレンダーは毎日見るもの。だから、美しいものがいい。気持ちが明るくなるものがいい。作り手の気持ちが伝わってくるものがいい。 それで、いままでは日本のものを購入して、帰省したときに持ち帰っていたけど、イタリアで、気に入るものないかぁ。とずっと心の片隅で探していた。 そして出会ったカレンダー。友人宅に飾ってあり一目惚れ  来年は絶対にこれ!と決めて、友人に連絡先を教えてもらい製作者にコンタクト。 フィレンツェのアーティスト、セバスティアーノ・ランケッティ氏の作品。 猫の表情といい、アングルといい、色の使い方といい、とても気に入っています。 ロックダウンに入る前に、彼のアトリエで購入してきました。 2021年の12か月が楽しみ! 受付は11月30日まで。彼が1つ1つ手作業で梱包して発送します。アメリカは可能。日本にも発送可能なのかしら? 興味のある方がいたら、わたしまで連絡くださいね。聞いてみます。
お城のオリーブオイルを購入したついでに、毎年立ち寄るところがあります。 
お肉屋さん    
お肉屋さんといっても売るだけでなく、生ハム類も作っています。だからお店には自家製生ハムがづらりと並んでいて、魅惑的な空間 
手前にある白っぽいのは、豚肉の腸詰ソーセージ。衛生上禁止されているので、おおっぴらには言えませんが、新鮮なのは生でも食べれます。 腸詰から肉詰めを出して、塩の入ってないトスカーナパンに乗せて食べれば、天国へも昇る美味しさ。生に抵抗がある場合には、オーブンでカリっと焼いても美味しい。 これは、なんでしょう   
豚のレバーを網脂(内臓の周りについている網状の脂)で巻き巻きして、月桂樹の葉をくるりとさらに巻いて楊枝でとめたもの。 これを、オーブンとかフライパンで焼いて食べる。BBQでもうまい。田舎料理でなかなかフィレンツェでもお目にかからない一品。 
我が家では、多めにお肉を購入して、真空にして冷蔵庫で保存しておきます。そうすれば、ちょっと日にちが過ぎても美味しく食べれるから。 お客様と一緒に田舎を訪れるときには、生ハムやサラミ類を薄切りにしてもらい、お持ち帰りすることも可能。枚数注文も、グラム単位でも、どっちでも大丈夫。 ずっとレストラン続きで、胃が重たいランチ時には、近所のパン屋さんでパンを買って、薄く切ってもらい、そこに切りたての生ハムを挟んんで公園で食べたりもします。 田舎の新鮮な空気のなかで、シンプルだけど新鮮なパニーノを頬張る。旅の醍醐味。
11月はイタリアは雨季。そして冬時間は17時になると、とっぷり暗くなる。夏時間は夜の10時まで明るいのに(遠目)。 うつうつになりそうだけど、そんないまだからこその、秋の夜長の楽しみ。 ふふふ、なんといっても、秋の味覚が最高に美味しい季節なのです。 スーパーの盛り付けもハンパじゃない。 テキトーなのか、考え尽くされたディスプレイなのか。 大きな袋をザックリとナイフで切り裂いて、雪崩れるがままのクルミ。 
スコップが置いてあり、好きなだけザッザっと袋に詰め込んで量り売り。 こちらは小袋に入ったクルミ&右側の黄色いのは干しイチヂク。 去年はイマイチだったけど、今年のクルミはすこぶる美味しい。 カリっと歯ごたえがあって、ナッツ特有の甘みが口のなかで、ふわん。と広がる。 我が家はコープマークの、南イタリアはソレント半島産のクルミが好物。 写真の左側のボルドー色の袋がそれ。 
こちらはデーツ(ナツメヤシの実)。 なぜ踊り子? なぜ赤いの? 別な意味で目を引くパッケージ。 
そしてなんと言っても、秋の味覚の代表選手、 じゃじゃーん!! 搾りたてのエクストラ・ヴァージン・オリーブオイル! 
12月か来年の1月には、日本でも各国の20年のオリーブオイルの販売が始まるかもしれませんね。
今年のイタリアのエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルは優等生らしいですよ!
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