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肉がテーマのイベント開催3 (肉祭り)

ヴェッキオ宮殿の500人広間
シリョーリア広場での旗手の舞

さて次なるところは


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共和国広場。


テントのなかでは何が催されているかというと


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焼きます 焼きます 炭火で焼きます

味付けは粗塩のみのシンプルな調理法


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素材が命

それは、あなたの肉屋が「保証」します!


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10分もすると

ぷ~ん 

と肉の焼ける良いにほいが漂い、

焼き上がったお肉を切り分けるシェフ。

お肉はもちろん、Tボーンステーキ。
イタリア語名、ビステッカ アラ フィオレンティーナ。

肉とくればキャンティワイン。
もちろん、ワインも大判振る舞い。

ちょうどランチ時で、群がる群がる。


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じっと待つ 群がる集団


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もちろんわたしも、集団のひとり。


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まだかな~ なんて指を加えて待っていると
ぐんぐん背中を押して割り込みする輩がっ。

誰だっ?!


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ジプシー・・・・

お恵みを~ なんて小銭を催促していたのに、
肉の匂いを嗅ぎ付け、集団のなかにダイビングしたと思われる。

大人しく待っている集団を尻目に
さっさとゲットするジプシーのおばさん。



こちらは、お肉を持ったシェフに手を差し伸べる民衆。
ぼくにも~ わたしにも~ !


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ようやく、わたしにも順番が廻って来た!


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こちらは相方(注:おかわりです)


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骨をしゃぶる相方。
ああ、もう肉食って野蛮だわっ

といいつつも、
快晴の下でのお肉、美味しかったです♪

今年で2回目の新しい肉祭り。
来年の5月下旬も要チェックですよ!



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onore alla fiorentina !

ビステッカ アラ フィオレンティーナに乾杯!





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[ 2011/06/01 22:32 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(1)

夕食会の当日

前回より、とてもご無沙汰です。

実はアマルフィ方面へ仕事も兼ねて行っていて
フィレンツェを留守にしていました。

「兼ねて」というのがミソですが(笑)

いろいろと 楽しんで リサーチしてきました。

前半は寒かったので、寒暖の差が激しくちょっと風邪も
引いちゃって、なかなかブログまで辿り着けず失礼しました。

まだ写真の整理も終わってないのですが、
追々ブログでも紹介します~。

さて、インターバルが長過ぎの続編です。
(すいません。。)



仕込みもできたし、本番がんばりましょう。

仕事を一通り終え会場に向かったときは
すでに大方の準備は終盤に。


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各自の仕事分野を活かして、
適材適所の配置分担。

とてもイタリア人とは思えない
オーガナイズ力に驚き(失礼っ)


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厨房で、黙々と作業を進めるイタリア人シェフ達。

かっこいいなあ

一瞬、惚れ惚れと眺めちゃいました。


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日本人サイドもがんばりますぞ

ひたすら巻き寿司を作ってくれた佐藤さん
ご苦労さまでした


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日本で料理人をしてて現在留学中の学生さん3人、
わたしを含めてフィレンツェ在住日本人3人、
が厨房担当。

配膳係りは発起人の日本人の友人を含めて15人。
そのほかいろいろな仕事に飛び回ってくれる人達も含め、
30人はいたんじゃないかなあ。

配膳係りも大変だけど、皿への盛りつけも大変。
なにせ250人分。 すべてが未知の世界。

料理人の人達からのアドバイスを受けながら
みんなができることを見つけて
ささっと動く、行動力。

ブラーヴィ(みんな素晴らしい!) 以外の
言葉が見つからない、見事な統率力。


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どんなメニューが出たかと言うと

前菜:
巻き寿司とお寿司
トスカーナ風前菜(ハム、サラミ、クロスティーノ)

プリモ:
野菜のそぼろ煮
白豆ソースで和えたショートパスタ

セコンド:
鶏の唐揚げとインゲンのごま和え
豚肉とポテトのオーブン焼き

ドルチェ:
小豆をかけたジェラート
ヴィンサントとビスコッティ

全部で8品で一人25ユーロ。
しかもワインと水は飲み放題。

もう、大判振る舞いって感じでした~。

材料費はスポンサーの出資で賄えたので
単純に計算して25ユーロX250人。6250ユーロ。

当初の目的通りに、あしなが育英会に寄付されました。


賛同してくれたこと。

完全なボランティアでたくさんのイタリア人が協力して、
一緒にがんばれたこと。

とても嬉しい。すごく嬉しい。


そして学園祭のようで、とても楽しかった。

1つの目的に向かってがんばるエネルギーって
なんて大きくて強いんだろう。


好評だったので、次回も、、あるかな?
あって欲しいなあ~。


[ 2011/05/26 23:57 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

夕食会の前日

前回紹介した
「フォークとお箸」というタイトルの
イタロージャパン夕食会。

100人集まるかなあ。
会場広いのに、ガラガラだったら寂しいなあ。

なんて友人と話しをしていたのに、
無用な心配でした。

オーガナイザーの大半が
フィレンツェ人ということもあってか、
瞬く間に話しが広がり、

Corriere Fiorentinoという地方新聞にも掲載されました。


クロナカ


すでにその前から
150人定員だったところに、
250人もの応募者あり (汗)

その後も申込者は増え続けたらしいけど、
さすがに250人以上は無理ということで
お断りせざろうえなかったらしい。

人が入るかどうかの心配ではなく、
250人分の食事を
どう準備して料理するかの心配に置き換わり、
大変だけど、嬉しい悲鳴に。

日々はスルスルと過ぎていき、
もう夕食会は目の前。

金曜日の午後から仕込みをすることに。

あちらからも、こちらかも人が呼ばれ、
総勢20人くらいで準備。
もちろん、全員がボランティア。

集まったお金は「あしなが育英会」に送られます。
日本のために、日本の孤児のために
なにかできることをしようと

みんなが一丸となって
同じ方向に向けてがんばっているのが嬉しいし、
日本人として、本当に心から感謝です。


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[ 2011/05/15 22:27 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

After Theater

市立劇場から徒歩数分の便利な場所にある、
ここは、トラットリア。

劇場関係者も来るようで、
写真が壁いっぱいに飾ってあります。


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終演は22時頃。 
ちょうど20時頃食べにきた人達との
入れ替えの時間だったので、
予約しなくても、10分ほど待ってすぐに座れました。

私たちのほかにも、劇場帰りと思われる人達が
次々と入ってきます。

夜が遅いので炭水化物系のパスタはパス。
お肉とお野菜を中心に。

軽くセコンドを1皿とサラダを分けて食べようか。

なんて話していたのに、メニューをみたら、
むむむ
これも あれも 美味しそう。


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トロペア(甘い赤タマネギ)に苺をちょっと加えた
甘めのソースの、やわらか~いフィレ肉。



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洋梨を付け合わせたペポーゾ。

本当は別なメニューを頼みたかったけど、
残念ながら、品切れ。 

ペポーゾが美味しいお店は難しい。

今回は敢えてチャンジャーになりたくなかったけど、
まあ仕方ない、頼んでみるか、的にオーダーしたもの。

名前通りに黒胡椒が効いているけど、入れ過ぎていると辛い。
煮込み料理だから、「煮込む」ことを考えて加減して欲しい。

本来ならトマトを使わない料理なのに、
トマトソースで煮込んであると、別料理に変身してしまっていて
味も重くなり、がっかり。

でも!

ここのペポーゾは、絶妙なバランスの胡椒の効かせ方、
赤ワインで煮込んだ濃厚で奥深い味、
ほろりと崩れる柔らかい肉。

注文して良かったわ~


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なすにモッツァレッラを挟んだオーブン焼き。
これは家で実践してみよう。

水牛のモッツァレッラを使ったらより濃厚になるに違いない。
オレガノ入れても美味しいかも。


もう夜も23時近いのに~
なんで頼んじゃったかな。

反省はとりあえず明日に廻し、

ドルチェ。

リンゴの焼き菓子。


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ドルチェもここで作っているらしい。
スポンジはちょっと重めだったけど、
リンゴは生感が残っていて、サクサクして美味しかった。


普段は持ち歩かないハンカチをバッグにいれるように、

劇場後に、雰囲気の良いこじんまりとした空間で
コンサートの余韻を残しながら頂く、遅めの夕食。

プチ特別時間の演出も大切です。

5月音楽祭にこれから行かれる方、お勧めですよ。


* * * * * * * * * 
Trattoria Armando
トラットリア・アルマンド

Via Borgognissanti 140/R, 50123 Firenze
住所:ボルゴオーニサンティ 140番(赤色)
Tel: (+39)055217263
http://www.trattoria-armando.com/

ランチ時間:12.15 - 15.00
夕食時間: 19.15 - 22.30
月曜日のランチと日曜日は閉店
8月いっぱいお休み

全部で45席というのも、席数が少なくてナイスです。
* * * * * * * * * 




[ 2011/05/06 21:34 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)

ヴェローナへの旅。アグリ飯。

先週は14日から毎日仕事で外にいて、
気がついたらもう月曜日。
仕事って、あるときは集中するものですね。

日本旅行業協会(JATA)が、東日本大震災からの復興に向けて、
国内&海外旅行促進の取り組みを進めていますが、
その合い言葉が、

”日本を元気に、旅で笑顔に。”

わたしも、現地で、春の陽光溢れるイタリアの空気を吸い、
お客様が元気で笑顔になれるように、
精一杯、対応したいです。 
これも、わたしができることの1つ。がんばろ!

さて、今回はヴェローナの旅の続編。

Vinitalyでは、たくさんのワインを試飲しますが、
美味しいワインを求めて味覚を集中させたりと、
楽しむよりも、仕事モード。

さて、もう18時だし、会場を離れ、アグリへ。

この日は夏日の暑さで、屋外でも夕食が楽しめる気温。
庭で食事をすることにしました。

自然に囲まれたアグリに、お月様が輝き始めた時間。
ほ~っと安まるひと時。


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やっぱりワインは、リラックスしながら、
ゆったり味を楽しむのがよろし。


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前菜からデザートまでのフルコース。
プリモとセコンドは、3~4種類から選べるのも嬉しい。

まずは前菜。


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プリモは、2種類をチョイス。
アマローネのリゾットと、
手打ちパスタにあひるの肉のミートソースを和えたもの。


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パスタを食べているときに、
ぷ~んと、
肉の焼ける香ばしい匂いが。


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焼いている主人にまとわりつく猫。
気持ち、わかるな~(笑)

焼きあがったばかりの
サルシッチャ(ソーセージ)、鶏肉、豚肉。

う~ん 香ばしい。 美味ですぞ。

はっ!? 

と我に返ったときには、お皿には骨を残すのみ。。。
食い意地が張って写真撮るの忘れちゃった(涙)
ごめんなさい。

お腹いっぱいになったので、デザートはパス。

そしたら、じゃあ、ノチーノはいかが?
と出された、クルミをアルコールに漬けた食後酒。


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ほどよい苦さとアルコール分が、
食べ過ぎた胃の消化を助けてくれるみたい。

素朴で、滋味で、手作りの味が心をほっとさせてくれる。
空気が澄んで星が瞬く、自然の演出も最高です。

シンプル イズ ベスト 

まさにその名の通りの、アグリの夕食。

あれほどたくさん食べたのに、
朝もお腹がすいて目が覚めました。

良き時間を過ごさせてくれた、今回のアグリ。

来年もVinitalyに来るときは、
敢えて新規アグリを開拓せずに、また利用したいなあ。

その頃は、臨月の奥さんのお腹のなかにいる赤ちゃんも、
きっと元気にお兄ちゃんと遊んでいることでしょう。


[ 2011/04/18 21:04 ] @ 美味なるもの | TB(0) | CM(0)