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静岡おでん(日本紀行23編:静岡県)

Deep In Italy(ディープ イン イタリー)の
五十嵐さんに(わたしのHP名↑)、

"ディープな静岡をお見せしましょう!"

と連れてってもらったのが、ここ、青葉横丁。


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周囲はごく普通の風景。
鉄筋の新しいビルに、道路は広く整備されていて、きれいな街。

そんな21世紀の空間に、突如現れる昭和な風景。

え? ここどこ?

時間次元の歪んだ透明な壁を、
知らずに突き抜けたみたいな感覚。

常連さんなのか、
迷わず1つのお店のガラス戸をガラガラっと開け、

こんばんわっ!


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お~!
横丁の雰囲気を裏切らない店構えに、心ときめく私。

しかも!
この雑然としたカウンター、いいじゃぁないですか。


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そのなかで、目を引いたのが、鍋の景色。
真っ黒いソースの中から、串がツンツンと好き勝手に突き出ている。

??? ??? でいると、

これが、静岡おでん ですよ ♪ との説明が。


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初めて、"静岡おでん" なるものを拝見しました。

静岡県のおでんは濃口醤油を使い
鶏ガラ(および牛すじ)でだしを取った黒いつゆを使用する。
はんぺんは焼津産の黒はんぺん、
すべての具に竹串を刺し、
上に「だし粉」と呼ばれるイワシの削り節や鰹節、青海苔をかけて食べる。
by Wikipedia


鍋から好きな具を勝手に取って、
最後に串の数でお勘定するシステムらしい。


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糸こんのグルグル巻き~。

食い意地が張って、撮るのを忘れちゃいましたが、
ちゃんと名物の黒ハンペンも頂きました~。

たまに、揚げ物で口を変えながら、
お~ とっとっと なんて、お酒を飲みながら、
おやじモード全開でとっても美味しく楽しみました。


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小空間のどこを見渡しても、昭和。
使いこなされた道具が、無言でお店の歴史を語っているようで、
暗闇や戸棚の角から、ひょこっと付喪神(つくもがみ)が顔を出しそう。


おでん


これで静岡の旅はおしまい。
東京へ北上します。

静岡では、富士山や茶畑を見て、
久能山東照宮へ行き、
静岡おでん、腸モツ料理屋、新鮮なお魚料理などを堪能し、
それはそれは、ディープな静岡を満喫できました。

それもこれも、良き案内人に恵まれたお陰です。
お世話になった方々、本当にありがとうございました。






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[ 2011/02/08 23:57 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(2)

久能山東照宮(日本紀行22編:静岡県)

陰で写っているのは、ロープウエイ。 
わたしたちは、このなかにいます。

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日本平から約5分。 目的地は、久能山東照宮。


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時間があれば、下からずっと石段を登っても行けるそうですが、
わたしたちは、日本平で富士山を堪能してから、
ラクチンにロープウエイで移動。

この、久能山東照宮も、愛知県岡崎市にある
成道山松安院大樹寺とともに、徳川家康公に縁のあるところ。


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最近は日本に旅行する外国人が多しといえども、
偶然にも、徳川家康ツアーをしている貴重な相方。
よかったね~。 案内してくれる方々に感謝です。

これを機会に、食や文化だけでなく、
歴史ももっと勉強してくれると、わたしも嬉しいなあ。


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成道山松安院大樹寺は、家康が敗走から心機一転、
我が道を貫こうと決起した、徳川氏(松平氏)の菩提寺。

一方、久能山東照宮は、家康の波瀾万丈の人生の最終地点。
お墓があり、平成22年12月に国宝指定されています。


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この日はうららかな春日和。
清々しい空気と、優しい色の新芽が、建物と美しく調和。
こんななんでもない一角も、いいですねえ。


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こちらは家康公のお墓。神廟(しんびょう)と呼ばれています。
神廟とは、神を祭る御霊屋(みたまや)。

イタリアでは、徳があり奇跡を起こした人物は、聖化されますが、
天下統一を果たし、平和な時代を築いた家康公も、
貴い人物として、やはり、立派な神廟に奉られているようです。

世界広しといえども、人間の考えることは、一緒のようですね。


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ふと、公の神廟の隣をみやると、別なお墓らしきものが。
なんと、家康公の愛馬のお墓だそうです。


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公が亡くなったあと、愛馬は夜になると家康公神廟の脇で休み、
朝になると厩舎で餌を食べていたそうです。
ある朝、馬が厩舎に戻らなかったため神廟を確認したところ、
静かに眠ったままの姿で見つかりました。
(公式HPより抽出)

なるほどねえ。
家康公と愛馬は、きっと天国で再会したことでしょう。

由緒正しい立派な場所なので、
気を引き締めながら、感動しながら歩いていましたが、
愛馬のお墓にちょっと和んじゃいました。

山の上に建てられているので、境内は石段で繋がれています。

年月により色が風化した木肌の風合いは、情緒があって良いですが、
修復を終えたばかりと言うことで、
建物や意匠の1つ、1つが、華美で豪華。
日本ではめったにお目にかかれない、金襴彩色。 
鮮やかさに圧倒されます。


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→ 久能山東照宮のHPはこちらから。


そろそろ、静岡編も終盤です。




[ 2011/02/07 23:44 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

魚市場(日本紀行21編:静岡県)


ここは、静岡市の魚市場。


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旅行で訪れる魚市場といえば築地。
東京に出回る魚と、静岡に出回る魚とは、
ちょ~っと違うんだなあ。

こんな甘い誘惑にそそられ、
行ってきました、河岸の市。

ローカルな雰囲気が良い感じ。


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フィレンツェで見る魚とは当然ながら大違い。
魚の目がキラキラ 身がピカピカ


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しかも、静岡産の地モノも多く、
これぞまさに、キロメートル ゼロ。


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熱いご飯にかけたり、お酒のつまみにしたり、
どれもこれも美味しそう~。 

う~ん さすが日本。 いいですねぇ。


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木屑にまみれたカニ。
しかも、ブクブク言ってた。

こ、怖い。宇宙人のようだ。


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ちょうどランチ時間。
一軒ずつ冷やかしながら、辿り着いたところは、
場内にある食堂屋。 

もちろん、魚料理です。
頼んだのは、丼ものと、刺身定食。


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美味しかったです~♪ また行きたい。

次回の日本旅行も、静岡はマストですね。


清水魚市場のHPはこちらから。
静岡に行ったらぜひお立寄を!
http://kashinoichi.com/



[ 2011/02/03 18:49 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

フジヤマ(日本紀行20編:静岡県)

外国人が日本から連想するもの

フジヤマ、スシ、テンプラ

茶畑を眺めながら
山を どんどこ どんどこ 車が登る


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オーーーー!  FUJIYAMA !

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ここは日本平
絵はがきのような美しさ

実は、相方は電車からチラっと見えたときから、
獲物を狙うがごとく、素早くカシャ カシャ カシャ
シャッター連写状態。

わたし? 他人のふり。


やっと落ち着いて、
しかもこんな堂々たる富士山を見ることができて、
とっても感動。


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わたしも、目の前に見える富士山の大きさに圧倒。
写真や映像で見るのとは全然違う。 本物の迫力。 
こうしてみると、やっぱり、でっかいですよね~。

なんという、
なだらかで穏やかで、凛とした美しさ。

頂上から少しずつ裾へ広がる雪も、
富士山を引き立てていいじゃないですかあ。

富士山の前をたなびく雲も、また情緒。

自然ってどうしてこんなに美しいのでしょう。

日本平のホテルのガラス張りのラウンジで、
目の前に見える富士山を充分に堪能してきました。

ここへは、仕事で知り合った教授に案内してもらったのですが、
ほかの場所へも、たっぷり1日、お付き合いして頂きました。
お忙しいなか、本当にありがとうございました。








[ 2011/02/01 23:35 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)

お散歩(日本紀行19編:静岡県)

ある晴れた日のお散歩風景


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お散歩の主人公は、なんと猫ちゃんでした。

ちゃんとお洋服を着させてもらって、
桜の花が咲いている道ばたをお散歩。


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我が家のお姫様は箱入り娘。
こんな風に外に連れ出したら、怖くて腰を抜かして一歩も歩けないだろう。
その前に、首輪と紐をつける時点で、大暴れでアウトだわね。

これは、慣れなんでしょうねえ。
飼い主も勝手気ままに散歩されるのは怖いけど、
天気の良い日には連れ出してお日様のなかを歩かせたい。
という気持ちから、紐で繋げての散歩を考えついたんでしょう。

でも、ほら、犬と違って、生来が自由気ままな猫。
一匹は右へ。一匹は左へ。
なかなか、飼い主の操縦が大変そうです(笑)


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[ 2011/01/31 20:17 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(0)