幽霊ブログか。と思われそうなくらい、
随分と更新していなくて、すいません!
イタリアでもインフルエンザが流行っているけど、
わたしは元気です!
ちょ~っと1月は予想外に忙しくて、
朝から晩まで、1日中、自称オフイスを留守にしており、
戻ってくるとバタンキュー(古い)の生活を送っておりました。
来週も忙しくなりそうで、
2月の2週目から通常のブログを再開しますね。
それまでは、まだ完結していない日本旅行を掲載します♪
写真を見返しながら、かなり遠目になっています。。
やっぱり、日本も、いいですねえ。
さて、まだ静岡県にいる私達。
この日は、たまにはこんな食事も面白いんじゃない?
と、友人が案内してくれた、セルフで日本食が食べれるお店。
トレーを手にして、イザ!
オーーーーっ!
きゃ~ん すてき~♪
イタリアにこんなお店があったら流行ると思うなあ。
ずらりと並んだ日本食。
素敵すぎます。しかも、値段も美味しい。

あ~ ふろふき大根。 いまが旬ですね。
今夜はスーパーで普通に買えるようになった大根で、
ふろふき大根でも作ろうかな。

いろいろと悩んだ末に、チョイスしたメニュー。
こちらは相方。
奥に見える丸いカップの中身は納豆。
好きなんです、このイタリア人、納豆が。

わたしはこちら。
肉はいらん。魚が食べたい。
揚げ物は、自分でめったに作らないから惹かれるのよね~。

あーだ こーだ いいながら、
チョイスしたメニューを見ると、
その人なりが分かって面白いかも。
こうやって見てみると、
バランスが取れているのは、相方の方かも。
さすが健康オタク。
さかさ~ん、また連れて行ってください!!
煮る、焼く、揚げる、蒸す、炊く、
日本の調理法は多彩。
しかも、シャキっとか、カリっとか、
歯ごたえにも、多くのヴァリエーションあり。
これほど素材を活かして調理する人種も
珍しいのではないでしょうか。
日本人であることに誇りを持つ要素の1つ。
まあ、まずは1杯飲むとしましょう。

マスとコップの立ち姿もシンプルで美しい。
しかも、美味。 うふ。
この日は5人でお食事。



きゃ~! お~ !
わたし、すっかり外国人状態。
相方、すっかり日本人状態。
私達のために、
居酒屋の王道料理も注文してもらいました。



すべてが旨い! うまうま !!
フィレンツェは海がない街なので、
どうしても、魚より肉がメイン。
ナイフでガシガシとお肉を切っていると、
半分くらいで、食べ疲れるときがある。
満腹ではないんだけど、な~んか、
肉疲れっていうのかなあ。
野菜や魚料理をお箸で食べるとホッとする。
ナイフとフォークは、料理と闘うようで攻撃的。
1口大に切られた料理を、お箸で頂くと、
無理に力をいれずに、スッと口に運べて優しい感じがします。
チーズ等がない日本では
貴重なカルシウム源だった魚の骨。

揚げるだけで、アート。
日本料理の奥深さに感嘆です。
しだれ桜が美しい春

正式名称
じょうどうさん・しょうあんいん・だいじゅじ
通称 大樹寺(だいじゅじ)。
愛知県最終回。場所は岡崎市。
友人の案内がなければ、足を運ぶことはなかっただろう。
このお寺の存在すら知りませんでした。
案内してくれて、ありがとう。
ただのお寺と思うなかれ。
徳川氏(松平氏)の菩提寺であり、
歴代当主の墓や歴代将軍(大樹公)の位牌が安置されているのです。

松平八代のお墓
永禄3年(1560年) 桶狭間の戦いで今川軍は敗走し、
松平元康(徳川家康)はここに逃げ帰り、
先祖の墓前で自害しようとしたが、
住職の登誉に諭されて思い留まった。
慶長7年(1602年) 勅願寺となる。
(by wikipedia)
桶狭間の戦い。
今川軍。
徳川家康。
日本の重要歴史キーワードが散りばめられた、
由緒あるお寺。
徳川家の家紋といえば、
頭が高い、 この葵の紋どころが目に入らぬか~!
でお馴染みの”三つ葉葵”。

さすが菩提寺だけあり、屋根瓦の装飾は三つ葉葵。
木組みの、がっしりした屋根作り。
隙やゆるみのない、凛とした美しさ。
いい仕事に溜息。
これは山門
寛永18年(1641)に、三代将軍徳川家光公が建立。
手前が山門。
向こうに見えるのは総門。
そのずっと遠く、一直線上には、岡崎城を見ることができます。
歴代将軍の位牌が安置されている場所には、
それぞれの将軍の身長も記載してあり、
平均身長は、約155センチ。
綱吉に至っては124センチ。
当時の人々の平均身長だったのか、
意外に小さいのに驚き。
わたしがこの時代に生きていれば、
平均身長だったかも。
いや、それよりちょっと低めだけど。境内には、国の重要文化財である多宝塔もあり。


桶狭間の戦いが起きた1560年と言えば、
フィレンツェはメディチ家の当主コジモ一世の頃だわ。
なんて、強引にフィレンツェと結びつけながら
日本やイタリアだけでなく、
世界各国で、いまは歴史と呼ぶ様々な事柄が
同時進行で起こっていたこと
時間の積み重ね、事柄の積み重ねが、
いまの国を形成していること、
その当時の情景を想像してみながら、
必然か 偶然か
いまこのお寺の前に立ち、
時の流れと自分との接点を不思議に思うこと、しばし。
旅行はまだ3分の1を消化したところだけど、
各地にいる友人・知人達のお陰で、
かなりディープな日本を満喫しています。
本当に感謝感謝です。
ありがとう。
→ 大樹寺のHPはこちらから
今月はご無沙汰気味でごめんなさい。
10月までハイシーズン!
がんばります!!
心は日本へ。 まだ愛知県にいます。
日本の電車のシステムは素晴らしい~
入って来る電車の種類が色別で表示され、

イタリアの電車のように、
ホームに電車が入ってから右往左往、
乗車する号車を探さなくても、色別で一発表示!

イタリアだと、自分がしっかりしてないと、
行きたい場所へも行けやしない。
いたれり つくせり の 日本
イタリアに帰ってからのリハビリが大変だわ。
相方と2人で ふ~っと溜息。。
しかも !
こんな美味しい場所へ行ってしまったから
さあ 大変。



うなぎに目がないワタシ。
友人がとっておきの場所へと案内してくれました。
正座に慣れていない相方を落ち着かせるまで数分。
そうこうしているうちに、お料理が運ばれて来ました。

一口食べて 悶絶。
一口食べて 沈黙。

肝の入ったあっさりお吸い物。
ほのかに香る三つ葉が、鰻を食べる情緒を盛り上げる。
至福の時を、ありがとう!!
時は春。

桜前線と共に上昇中。