ヴェッキオ宮殿前のシニョーリア広場はすごい人。
ハイシーズンのフィレンツェです。
そんななか、トランペットが太鼓が、ドンドンと鳴り響く。
もちろん、なんだなんだ と人も集まる。

まだ小さな子供達も立派な一員。
きっと生粋のフィレンツェ人の息子達なんでしょう。

イザ! かけていく旗手達。

高く舞い上げられる旗。
シニョーリア広場をバックに絵になるなあ。

バックの写真を取る観光客、いまっぽい(笑)
いまや一家に一台のデジカメ。
手がのび~る。
神経を集中させる彼。なにをすると思いますか?

じゃ~ん 4人越え~!

次回は最終、「肉がテーマのイベント」の
メインイベントをお伝えします !
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ここは500人広間。


昔はフィレンツェの国会議事堂的存在。
いまは市庁舎(市役所)のヴェッキオ宮殿内にあります。
ヴェッキオ宮殿は、500人広間を含め、
見学料を払えば誰でも見学できるけど
フィレンツェ人にとって、いまでもバリバリ現役の市庁舎。
市庁舎であるがゆえ、いろいろな市の集まりにも利用されます。

先週の22日も、そんな日でした。
カメラまで来て、バックには中世の装束を纏った人達が。
脇を見やると、こんな旗と垂れ幕が。

なんと書かれているかというと、
ASSOCIAZIONE CUOCHI FIORENTINI
日本語訳で、フィレンツェ料理人協会。
いったいなんの集まりだったでしょうか。
ふふふ。
なにやら美味しそうな会議(?)のあとには、
ヴェッキオ宮殿の前で旗手の舞が行われました。
いったいなに? なんの会議なの !?
しばらくのご辛抱。
次回は旗手の舞の模様をお伝えしま~す。

わたしが行った初日は、そんなに人の入りが多くなかったけど、
翌日から大変な混雑だったらしい。
イタリアのワインが多くの人の感心を集めていることが嬉しい。
今年はたった1日だけの滞在。
朝から開始。

それにしても、朝っぱらからのワイン。
素敵すぎます(笑)
フィレンツェで有名ワインを味わえる機会はあるけど、
マルケ地方のはあまりお目にかかれない。
しかも、6月まで開催してる絵画の展示会があるので、
マルケへは行く予定。ついでにセラーへも足を運ぼうかな。
そんな2++の要素が相まって、
今回はマルケ地方を中心に見てきました。
ロッソ・コーネロやラクリマ・デ・モッロ、
ヴェルディッキオなど、なかなかに上手いワインが勢揃い。
美味しくても、なにせ長期戦だから、
なるべく口に含むだけにしているけど、
ゴクン。と飲んじゃった。
アマアマすぎず、ほのかにほろ苦さが残る、
小さなサクランボから生まれるヴィショーレ。

このメーカーのは、日本に入っているそうなので、
探せば国内で見つかると思いますよ。
ざっと、トスカーナ地方やヴェネト地方も立ち寄ったけど、
ほかの会場と比べると、規模が違う。
バンフィはお城を立てちゃうし

地区のワインごとにカラフルに色分けしてるし

お金をかけられる、裕福な地方のブースって感じ。
それにしても、見本市会場のパニーノはマズイ。すごくまずい。
どうしたら、こんな風にまずくできるんだろう。びっくりな味。
フィレンツェの見本市会場の方が全然OK。
しかも、1社だけが、場内のバールすべてに仕入れしているので、
どこのバールもまったく一緒。 次回は、パニーノ持参で来よう。
そんなパニーノでとりあえずの腹塞ぎをしたあと、
こんなワインと食事のマリアージュの現場を発見。
うう。 いいなあ。

もちろんテレビ局も。

あ、相方。

ごめん ごめん 間違えちゃった
おしゃれで、美味しい、食の見本市。
今週末から3日間に渡り開催されます。

スーパーには出回らない、職人さんが作る食材がメイン。
フィレンツェでも、エノテカ(ワインバー)や高級食材店で
最近、ちらほら見かけるようになった食材のオンパレード。
今年で6回目。少しずつ知名度が増し、
出展数も、来場数も毎年増加中。
会場には、ずらりと職人製造高級食材が並んでいます。
まるで我が子を自慢するように、
これはね、ここで生まれて、こんな風に作っているんです。
と情熱を持って、製品を熱く語る生産者達。
熱気に満ちた雰囲気のなかで、
こっちにおいで~と呼びかける美しい色のチーズ。

ほらほら 僕、美味しそうでしょ。食べてみて。
と手招きする生ハム。

かわいいパッケージの小瓶たち。

食材との出会い、生産者との出会い
をアレンジする見本市、それがTasteの醍醐味かも。

大規模な見本市だと、どこを見ればいいか、
迷っちゃったり、食べ飽きちゃったりするけど、
Tasteの規模は大きくもなく、小さくもなく、ほどよい感じ。
半日あれば充分じゃないかしら。

でも、夕方からだと、す~っごい人。
試食するのに、順番待ちして10分くらい待つことも。
時間に融通の効く人は、午前が狙い目です!

開催期間中、フィレンツェ中心街では、
fuori teste (フオリ テイスト)として、
いろいろなお店で、特別企画を実施します。
こちらは次回、お伝えしますね。
* * * * * * * * * * * * * *
TASTE期間:3月12日(土)~3月14日(月)
時間:土&日 10時30分~20時30分/月 9時30分~16時30分
場所:Stazione Leopolda(V.le Fratelli Rosselli, 5,FREINZE)
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から出ている路面電車TRAMVIAで
会場の目の前まで行けます。所要時間は、だいたい5分くらい。
停車駅名は「Leopolda」。 一番最初の停車駅です。
入場料:15ユーロ/人
過去にTESTEを紹介したブログはこちらから。
試食天国の食の祭典「テイスト」イン・フィレンツェ* * * * * * * * * * * * * *
行ってきました、キャンティ・クラシコ・コレクション。
生憎の雨降り。
しかも今日はサッカーの試合あり。
車を使ったが最後、渋滞に巻き込まれること必至。
ということで、テクテク歩いて会場へ向かうことに。

会場入りすると、ガッロネーロ(黒鶏)が迎えてくれました。
これ、ぜんぶコルクでできてるの。
今日1日で、このガッロネーロが50羽は作れるんじゃないかしら。
だって、1ワイナリーにつき、試飲できるのはだいたい4種類。
集めたら、すごいコルクの数になりそう。
会場内はこんな雰囲気。
熱気とアナウンスとおしゃべりで、ムンムンな空気。

試飲会で顔を会わす面々と談笑をしつつ、
良さげなワイナリーとの出会いもありました。
すぐに整理しないと、あとで、あとで、と後回しになり、
あれ~ ここってどうだったっけ? いつのパンフだっけ?
なんてことになるから、早速、持ち帰った資料をもとに
データベース作りをしなければ。
それにしても、久しぶりの試飲。
口に含んだワインは吐き捨てるようにしていたけど、
20社近くを廻ったあたりで、だんだん舌の感覚が麻痺してきた。
あ~ もう今日はアウト。
冬が終われば、各地でいろいろな試飲会があるから、
いまのうちに、ちょっとブラッシュアップしとかなければ。

会場内には足下フラフラな出来上がった人もいたり(笑)
グラスに入ったワインを引っ掛けられないようにしながら、
会場を後にしたわたし。
ブーブー パーパー ワオンワオン
すごい音が聞こえて来た。
イライラしたドライバーのクラクションの音
鳴らしたらよけいに、イライラ募ると思うんだけど。
交通渋滞に拍車をかけているのは、
フィオレンティーナ対インテル戦。

インテル、いままでは、そんなに、まったく。
といって良いほど、興味がなかったけど、
いまは、ナガトモがいるもんね~♪
ついつい、サッカー情報にもアンテナが立ってしまう。
勝ちましたね~ インテル。
勝つと、スクーターも車もクラクションを鳴らして
やったー! とばかりに喜びを表現するけど、
フィレンツェは、しーん とお通夜な夜でした。

ザッケローニ監督が日本へ行ったり、
ナガトモやモリモト選手がイタリアに来たり。
サッカーを通して、日伊友好できていることが、
とても嬉しいです♪