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静岡おでん(日本紀行23編:静岡県)

Deep In Italy(ディープ イン イタリー)の
五十嵐さんに(わたしのHP名↑)、

"ディープな静岡をお見せしましょう!"

と連れてってもらったのが、ここ、青葉横丁。


IMGP1446.jpg


周囲はごく普通の風景。
鉄筋の新しいビルに、道路は広く整備されていて、きれいな街。

そんな21世紀の空間に、突如現れる昭和な風景。

え? ここどこ?

時間次元の歪んだ透明な壁を、
知らずに突き抜けたみたいな感覚。

常連さんなのか、
迷わず1つのお店のガラス戸をガラガラっと開け、

こんばんわっ!


IMGP1473.jpg


お~!
横丁の雰囲気を裏切らない店構えに、心ときめく私。

しかも!
この雑然としたカウンター、いいじゃぁないですか。


IMGP1460.jpg


そのなかで、目を引いたのが、鍋の景色。
真っ黒いソースの中から、串がツンツンと好き勝手に突き出ている。

??? ??? でいると、

これが、静岡おでん ですよ ♪ との説明が。


IMGP1468.jpg


初めて、"静岡おでん" なるものを拝見しました。

静岡県のおでんは濃口醤油を使い
鶏ガラ(および牛すじ)でだしを取った黒いつゆを使用する。
はんぺんは焼津産の黒はんぺん、
すべての具に竹串を刺し、
上に「だし粉」と呼ばれるイワシの削り節や鰹節、青海苔をかけて食べる。
by Wikipedia


鍋から好きな具を勝手に取って、
最後に串の数でお勘定するシステムらしい。


IMGP1478.jpg


IMGP1523.jpg


糸こんのグルグル巻き~。

食い意地が張って、撮るのを忘れちゃいましたが、
ちゃんと名物の黒ハンペンも頂きました~。

たまに、揚げ物で口を変えながら、
お~ とっとっと なんて、お酒を飲みながら、
おやじモード全開でとっても美味しく楽しみました。


IMGP1488.jpg


小空間のどこを見渡しても、昭和。
使いこなされた道具が、無言でお店の歴史を語っているようで、
暗闇や戸棚の角から、ひょこっと付喪神(つくもがみ)が顔を出しそう。


おでん


これで静岡の旅はおしまい。
東京へ北上します。

静岡では、富士山や茶畑を見て、
久能山東照宮へ行き、
静岡おでん、腸モツ料理屋、新鮮なお魚料理などを堪能し、
それはそれは、ディープな静岡を満喫できました。

それもこれも、良き案内人に恵まれたお陰です。
お世話になった方々、本当にありがとうございました。






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[ 2011/02/08 23:57 ] @日本紀行 | TB(0) | CM(2)

静岡おでん

フィレンツェに住むわたしの友人には静岡出身者が多く、だし粉と青海苔で食べる静岡おでん、日頃ご指導頂いています。
スジが好きですねぇ~、わたしは。
写真がシブク撮れていて、カッコイイです。
わたしも写真を撮るのが好きですが、こんな画が撮れるようになりたいです。
[ 2011/02/09 09:04 ] [ 編集 ]

スーパートスカーナ さん Re: 静岡おでん

わたしも、レシピみてて、牛スジあるし、醤油あるし、
うん。これならフィレンツェでも作れるかも。
と思っていました。

写真は、なにせ、被写体がシブイ。
たまに、あ、撮り忘れた。なんてこともあるので、
わたし、要注意なんです~(笑)

[ 2011/02/10 00:30 ] [ 編集 ]

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