新年おめでとうございます🍾🎊
クリスマス期間中、閉館しているウフィツィ美術館にて、ひっそりと展示されたポップなプレゼーピオ。
フレディマーキュリー、デヴィッドボウイ、ルイアームストロング、パヴァロッティなど、星になった、伝説のミュージシャンが登場しているらしい。
イタリアは1月6日でクリスマス期間が終了。イルミネーションの撤去が翌日から始まります。季節外れになってしまうので、短い映像にまとめてみました。
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日本はあと少しで新年ですね。
イタリアはいま昼どき。
大晦日の夕飯作りにワタワタしているところです。
2021年もよろしくお願いします。
2021年が、みなさまにとって幸ある良き年でありますように!
残すところあと1日ですね。
みなさんは、どのようにお過ごしですか?
フィレンツェは明日からまたレッド地区になるので、ドゥオーモ前に飾られているプレゼーピオの幼児キリストを写真に収めようと思ったけど、
寒いっ! 雨っ!

なので、来年に持ち越しになりました
。
さて、
イタリアランキング「クオリティ・オブ・ライフ」
Wikipediaを参照するに、
「ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。」
ざっくり、満足感と幸福度を調査して数値化したもの。
イタリアでは、毎年県ごとに発表されます。
イタリア全国107県。

今年はコロナが世界の中心にデンと居座ったから、あらゆる面で満足感も幸福度も低くなりがち。そんな状況下で、ナンバーワンに輝いたのは!
じゃーん!!

ボローニャ 
過去にも何度もナンバーワンになっている意識高い県。これらの総合で第一位。
* 消費力
* 行政のサービスと街の環境
* 治安と安全性 ←ここちょっと低く105位
* ビジネス
* 出生率や社会貢献
* 余暇の過ごし方。文化活動。

ミートソーススパゲッティ"ボロネーゼ"でも有名。
トルテッリインブロードも伝統料理。
体が温まってめっちゃ美味しい。
イタリア観光地はどうでしょう。
ミラノ 12位
ベニス 33位
フィレンツェ 27位
ローマ 32位
ナポリ 92位
意外にも(失礼)ミラノが上位に食い込んでいる。
最下位は、残念ながら南イタリア方面が多し。

カテゴリー別の1位は?
* 消費力
ボローニャ(エミリアロマーニャ州)
* 行政のサービスと街の環境
ミラノ(ロンバルディ州)
* 治安と安全性
オリスターノ(サルデーニャ島)
* ビジネス
トリエステ(フリウリ ベネチア ジュリア州)
* 出生率や社会貢献
カリアリ(サルデーニャ島)
* 余暇の過ごし方。文化活動。
リミニ(エミリアロマーニャ州)
サルデーニャ島がんばってます。オリスターノ県にはバカンスで行ったことがあるけど、確かに安全だった。海がきれーい。また行きたーい!

サルデーニャの写真が探せなかった。
こちらはプーリャの海。
イタリアは確かに治安が悪い、スリが多い。
わたしも、初めてイタリアを訪れたときは、怖くてびくびくしてた。
でも街を歩いてみて、実際にここに住んでいる人がいると、ちょっと考えれば当然のことを、自分のなかで改めて発見したことを、昨日のように覚えている。
治安が悪いし、スリも多けど(また言ってる)、
食べもの美味しいし、安いし、ワイン飲み放題だし、気候もいいし、自然もきれい。
そして、基本的に人も親切。← すごく重要
日本
好きだけど、イタリア
も好き。
来年は日本へ帰省したーいぃぃぃ!
オーガニックの青空市場。フィレンツェから高速に乗って車で20分ほどの、ピストイア県の田舎で週末に開催されます。オレンジ地区になったときに行ってきた。
(イタリアは色別に3地区に分けられていて、黄色は県外移動可能、オレンジ色は県内移動可能、赤地区は住んでる地区のみ移動可能)

不揃いで、スーパーより少し値段も高めだけど、味がちがう。りんごはりんご、サラダはサラダの、濃い味がする。

葉厚な、しっかり噛むサラダ菜。根の部分に土が入り込んでいるから、しっかり水洗い必須。たまにバッタと遭遇することも。

バリバリ、モリモリなルッコラ。これだけ大きいから辛みは抑えめで、シャキシャキ感が際立ってました。右上にチラりと見えるのはソーセージ。写真に写り込んじゃいましたー。

チーズ盛りだくさん。小さなマーケットだけど、3店舗くらい入っています。ここは、その1店。羊と牛のチーズがメインの農園。
オーガニックのチーズ農園って、放牧して乳絞ってチーズ作る、ハイジのような生活をしているからか、なんとなくヒッピー風の人たちが多し。味は抜群。

そもそも、なぜ地元の小さな青空市場を知ったかというと、知人の彼氏がシシリアにオーガニック農園を持っている。
彼がシシリアから新鮮なフルーツを運んで、この青空市場で販売しています。いまの時期は、みかん、ナーベルオレンジ(Arancia navel)、タロッコオレンジ、レモン、アボカド、金柑、パパイヤ、マンゴー、などなど。
シシリアだから、やっぱり柑橘系のフルーツは外せないけど、昨今の温暖化現象でトロピカルフルーツも育つようになったようです。
石のように固いレモンとアボカド。りんごと一緒にすることにより、熟成が進むらしい。アボカドを食べれるようになるのは来年かな。レモンもオーガニックだから、ピールするにも最適。

前述したタロッコオレンジは、日本ではブラッディオレンジと呼ばれる赤い果汁のオレンジ。今回のは収穫最初のもの。だから、まだ赤みが薄い。本格的なタロッコは1月から3月の冬のシーズン。

イタリアのバールでは、ブラッディオレンジを出してくれるところもあるから、冬にイタリアを訪れる場合には、絶対に試すべしオススメ、ナンバー1。
フレッシュ&ジュージーな、真っ赤なブラッディオレンジを旬で楽しめます。
次回のマーケットは1月初旬。今回のブラッディオレンジは、ちょっと酸っぱめだったけど、次は赤くて甘いオレンジジに育っているからし。
クリスマスシーズンに流れてきたニュース。
ファーストフード・イン・ポンペイ
2000年前のファーストフード店。
ポンペイで見つかる!

Photo by Gambero Rosso
お客さんが好きなものを注文し、適当な場所で立ち食いする。そんなお店だったらしい。古代ローマ人は、テルマエロマエのテーマにもなったように、温泉好き。そして、食べるのも好き。
こういったお店は、Thermopolium(テルモポリウム)と呼ばれ、
Therm(テルモ)は、サーモル。熱とか温度とか保湿、温かいの意味。
Polio(ポリオ)は販売。の意味。
温かい食べ物や飲み物を販売するところ。
古代ローマ人っていうと、とおい、とぉい、悠久の流れのずっと向こうの存在だけど、遺跡から知りうるに、2000年後に生きるわたしたちと、あまり変わらない生活をしていたみたい。

Photo by Gambero Rosso
縦置きのカマドのような釜の底からは、食べ物も見つかったそう。いままでも、炭化した食べ物は見つかっていたけど、今回のように、お客さんに提供するお店から見つかるのは珍しい。
かまどの側面には、イラストが描かれいてる。
ニワトリ、超リアル。
隣には鴨がいる。
黄色がなんて鮮やか。2000年前なのに。
カマドからは、なんと鴨の骨も出てきた。
ほかにも、豚、魚、かたつむり、など。
動物の肉と魚を合わせたパエリア風の料理もあったらしい。

Photo by Gambero Rosso
お店の前には、井戸や噴水が完備されている広場あり。
犬も描かれているから、ファーストフードでテイクアウトしたら、リードをつけた犬と広場に移動して、飲み食いしては、友達とおしゃべり。すごく想像できる。
79年のベスビオ山の噴火により埋没した街ポンペイ。
予算の関係で、発掘作業は、頓挫して、再開して、の繰り返し。
いったい、どれくらいまだ地中に埋もれているんだろう。

空を飛べるようになる頃には、新しく発掘された2000年前のファーストフードを見れるといいですね。
イタリアを含む欧州全土で、昨日12月27日からワクチン接種が始まりました。医療関係者と老人ホーム入居者が最優先で行われています。
ワクチン開発に時間がかかると言われているのに、1年以内という短期間にワクチンが開発されて接種実施。国間のごたごたはあるにせよ、人類の叡智と努力の結晶。携わっている研究者に感謝です。
ファーストフードの動画あります。
イタリアの文化財・文化活動省(MiBACT)より。
https://youtu.be/gg-DypTyY4M